俺には逃げたい人(達)がいる   作:ぽぽろ

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どーもお久しぶりです。覚えていらっしゃいますでしょうか。私、ぬろろんすペペ六世と申します。
特技は口からゾウさんを出すことです。




今日は1月1日96時00分である

昴と現象の花の秘密(?)

 

「ねぇ、昴貴方の生活費ってどうなっているのかしら?私が貴方を養ってあげてもいいのよ?」

「千聖さんに養われる位なら死を選ぶ。

まぁ、生活費とかは弦巻家が毎月めちゃくそ多くくれるから大丈夫」

「流石の私でも弦巻家には勝てないわね…」

「って言うのを今思いついんだけどどう?

ダンゴムシッ!」

 

結論 や っ ぱ り 弦 巻 家

 

***

 

カチッと時計の針が両方とも12を指す。

その瞬間に沢山のクラッカーが辺りに鳴り響いた。

 

「あけましておめでとうございます!」

 

そんな声も色々な所から聞こえる。

 

今日は一月一日。新年だ。

そんな新年会に俺、九重昴は連行もとい連れてこられた訳なのだが、新年会は弦巻こころの家で開かれていて、そこにはRoselia、after glow、ポピパ、パスパレ、ハロハピと皆が勢揃いしている。

 

そして数々の素晴らしいと世界中から絶賛されてしまうだろう作戦を立てるが失敗してしまうそんな俺だが逃げるのを諦めた訳では無い。

今この瞬間!

全員が集まっている今こそがチャンスだ。

ここさえ抜けてしまえば黒服の人と居ないだろうし、こんなに人数がいるんだから気付くはずがない。

 

プログラムにプレゼント交換がある為その時がチャンスだ。

 

……何でプレゼント交換があるんだよあいつらクリスマスと間違えてない?

まぁ、有難く利用をさせてもらうがな!

 

俺のプレゼントはズバリ!煙幕だ。

イヴを騙して作り方を教わり、箱の中に詰め込んである。

……少し心が痛むがフィンランドの白いハグ魔の異名を持つイヴには大丈夫だろう(?)

別にイヴはスナイパーライフルで人を撃ったりはしないしね。

日本刀で斬りかかっては来るけども

 

煙幕を誰かにあげると同時に展開され、その間に逃げてしまおうという素晴らしい作戦。

きっと世界中の人が

『Are you crazy?』

と褒めてくれるに違いない(?)

俺の中で最近歴史に名を残す策士としてもっぱらの噂だからね。

……う~む、ただの自画自賛になってしまった。

 

***

 

始まってからはあいつらの代わる代わる話し相手をさせられたが端っこの方に逃げてきた。

未だにあいつらはペチャクチャと楽しそうに話している。

女子って本当にお喋りが好きね。

 

いや……待てよ。今行けるんじゃね?

 

思い立ったら実行がモットーの俺

ゆっくりと足音を立てないように慎重に出口に向かっていく。

 

「あ、おい、昴。そこの部屋の出入口に近づくと、床がパカァと開いて、鮫まみれの水槽に落ちる仕様になってるらしいぞ。」

「いやぁぁあ!怖いぃぃぃぃい!」

 

全力で壁に抱き着く。もう、壁大好き

 

「お前学習しねぇのな……」

「え?じゃあ、有咲私達どうやって帰ればいいの?!有咲どうしよう~?あ~り~さ~!」

「香澄…お前もかよ…って抱き着くな!」

 

あっちは百合百合してて楽しそうだね

俺は壁とイチャイチャしてる。

 

「ふふっ、いきなり私に抱きついてきて私が恋しくなっちゃったかしら?」

 

壁が喋った!?

驚きながら上を見上げると壁だと思ってたのが満面の笑みを浮かべた千聖さんだった。

 

「あ、壁じゃなかっ……メリークリスマス!」

 

千聖さんの足が気がついたら顔の前にあったんだ何を言ってるか分からねえと思うが恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……

 

***

 

「プレゼント交換よ!」

 

千聖さんの蹴りを受けて壁にめり込みながら蹲ってるとこころの元気な声が響いた。

 

「ブチュルズブボッチュルチュボボボキュスボッチョ!!!」

「ほら、貴方も壁にディープキスしてないで来なさい。」

「誰のせいだ誰の。」

「……壁にディープキスをさせた覚えはないわ」

 

必死に壁にめり込んだ頭を引き抜き、仕掛けた箱を取りに行こうと顔を上げると目の前にはこころの顔が……

何?貴方達は異性に顔を近づけるのが最近のトレンドなの?

 

「あたしからのプレゼントよ!スバル!」

「お年玉と言った方がいいような…

まぁ、サンキュー」

「開けてみて!」

 

言われた通りに結んであるリボンを解き開けると中にあったのは豪華なシャンデリアの光を受けて輝く手錠が……

 

ん?TEZYOU?手上?手状?手錠……?

 

「え?どういうゆ事?え?俺、そんなプレイに興味ないよ?」

「ぷれい?スバルは何を言ってるのかしら?

これはこういう事よ!」

 

ガチャッという音と共に右腕にはさっきの手錠がかかっていた。

もう片方はと言うとこころの左腕にかけられていた。

 

「ふふっ、これでずっと皆と一緒ね?」

「出してくれぇぇぇぇ!」

 

2020年の新年から3ヶ月くらい弦巻家で25人と一緒に過ごす事になるスタートを俺は切る事になった………

 




お読み下さってありがとうございます。作者のキュアトゥインクル❤️ヒーリングっと☆田中です。
お正月は過ぎた?何を言ってますの?まだお正月ですよ。私お正月は夢色パティシエールを見ながら過ごしてます。そして年末年始の声優結婚ラッシュを笑いながら見てます。いや~おめでたいですね。まさか洲崎綾が結婚するとは……
あけしゃんに大ダメージが!

☆10 つばきんぐさん
☆9 ELZさん 13FAさん
その他お気に入り登録、感想等ありがとうございます!
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