作者は暫くダクソをやっておりません。
設定がガバガバになる可能性があります。
上記のことをご確認の上で読んで頂ければ幸いです。
何度目なのだろうか?
この使命に縛られて何年過ぎたのだろう。
使命を果たしていくうちにまともな人間だった頃の記憶がほとんど消え去っていた。代わりに得た知識はボスの効率的な倒し方やパリィのタイミング、カエルの危険性ぐらいであろう。
最初はあの上級騎士に託された使命を遂行することで自分は呪いから開放されると信じて疑わなかった。しかし、長い旅の果てに遂ぞ私は呪いを解くことは叶わなかった。それならばせめて私のような哀れな人間をこれ以上出さないためこの世界の薪になろうと思った。しかし、それさえもまやかしだった。
長い年月が経った後、火の無い灰として蘇った私の目に写ったのは以前と変わらないただの地獄だった。そして、また私の旅が始まった。
この旅は前回のものとほとんど変わりはなかった。
しかし、決定的に違ったものが一つあった。
私は火を継がなかった。
だからなのだろうか、私の旅は火を奪うだけでは終わらなかった。 灰の墓所からやり直しになってしまったのだ
それからというもの何度も火を奪った。
そして何度も殺した、ファランの騎士も、踊り子も、無名の王も、化身も。
それを千回ほど繰り返したとき
ー最初の火の炉ー
私は火防女を呼び出した。何百回とやってきたことだが今度は火を奪うのが目的では無い。
「どうかしましたか、灰の方?」
最後に別れを言いたかった。
思えば、この火防女には随分と世話になった。
それに対して私が行ったことといえば、眼を与えその度に殺し、火を奪うだけだった。私は死ぬことすら出来ずこの地獄のような世界に縛られ続けるのだろう。例え火を継いだとしても。
ならば彼女には生きていてほしい
彼女には私が火を継いだ後暫く続くであろう平和を私の渡した瞳で見てほしい。
「今まですまなかったな。」
そう言って彼女の手に帰還の骨片を握らせ潰させる。
そして最初の火に触れる。
(また繰り返しか、次に目を覚ますときは何万年後になっているのだろうか?)
そう思ったときいきなり腕を捕まれた。
その瞬間始まりの火は神々が最初に見つけた頃のように燃え始めた。
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(何処かの草原)
「何処だここは?」
目を覚ましたのは草原の上だった。
腕に重みを感じると思い見てみると火防女が腕を掴んだまま気を失っていた。
(ここはアノールロンドなのか? )
辺りを見回してみても何も無いただ自然が広がるのみである。
「灰の方?此処は何処なのでしょうか。」
火防女は気がついたようで私に尋ねてきた、
「さぁな、皆目見当もつかん。」
この世界がどのようなものなのか、何をすればいいのかまったくわからない。
しかし、不思議とこの世界にきらめく太陽をみてどことなく安心感のようなものが湧き上がって来る。
そしてこれから起こるであろうことに期待を膨らませ亡き友のポーズを取るのである
ー太陽万歳ー
その姿を見て火防女は困惑した。
短いですよね。
ごめんなさいm(_ _;)m
至らぬ点を見つけたら教えてくれるとありがたいです。