このカオスな世界に祝福を   作:アルさん

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ここらへんでカズマ達を登場させていきたいと思います。他にも色々なキャラを出して行きたいと思うので出してほしいキャラや出してほしくないキャラがいたら教えてくれるとありがたいです。




駄女神

 この世界に住み始めて既に5ヶ月が経った。私は今2つの問題に悩まされている。一つ目はいくらレベルを上げようとも生命力が上がらないのである。この点に関しては回避に関するスキルを獲得することで何とかしている。2つ目はより深刻である。何故かというと

 

 

「浄化してやるわこのクソアンデット!」

 

この自称女神の少女に殺されそうになっているからである。

 

 

事の発端は一時間程前に遡る。レベルもそれなりに上がり金も貯まったので勝手に住まわしてもらっていた教会を買う為にこの教会の所有者と話をつけた帰りだった。

 

(いくら古いといっても1000万エリスは安すぎではないか?)

 

まぁ正確には頭金が1000万エリスなのであってあとは炎のロングソード+10と雷のダークソード+10を担保に入れ、月100万を40回払いだが、それでも5000万エリスだ。教会まるまる一つの値段としては安すぎる気がする、何か裏がありそうだ。そのような事を考えながら正式な我が家となった教会にたどり着くと中から大きな声が聞こえてきた 

 

「エリスみたいなパッドも外せないような小娘なんかが国教になったせいでアクシズ教は廃れてしまったのよ。この教会だって元々はアクシズ教会だったのよ!」

 

(なる程通りで安かったわけだ。)

 

アクシズ教徒のヤバさは私も理解している。アクシズ教会の跡地を買ったと知られてしまえば因縁をつけられ無理矢理入団を強要されるだろう。もし断れば陰湿なイジメを受けるのは目に見えている。

 

「火防女今帰って来たぞ。それとその客人は一体誰なんだ?」

 

我が家に帰るとそこには困っている火防女と愚痴を垂れる髪が青色の少女がいた。

 

「おかえりなさいませ灰の方、こちらはアクア様といい、元々はこの教会の持ち主だったそうです。」

 

「そうよ、私は水の女神アクア様よ!分かったら早く走ってシュワシュワを買って来なさい。」

 

何と図々しい女だ、だがここまで図々しいと神と言うのも信憑性が出てくるな。 

 

「火防女よどうしてこの女を入れたのだ。」

 

「すみません灰の方、この方熱心なアクシズ教徒みたいで、この教会の前で泣いていましたので声を掛けたら教会の中に入り込まれてしまいました。」

 

火防女はこの世界に来て少しポンコツになってしまったのかもしれない。

 

「あなたこの教会を買ったそうね。」 

 

「ああ、そうだ。」

 

何か嫌な予感がする

 

「この大きさの建物に二人だけで住むっていうのは大きすぎると思うの。」

 

「いや、私達は別の使い道も考えていてだな…」

 

「ここをアクシズ教会にしましょうよ。」

 

「はっ?」

 

何を言い出すんだこの女は?

 

「そうよ!それがいいわ!そうと決まれば早速…」

 

そう言うと急に黙り込んでしまった。

 

(やっと酔いが冷めたのか、早くお帰り願おう。)

 

「すまないがそろそろ帰っt…」

 

「臭うわ。」

 

「えっ?」

 

「あなたアンデットだったのね!」

 

何故バレたのだ?  

 

こうやって現在に至る

 

「このクソアンデットめ!どうせこの教会を買ったお金も人を騙して得た物でしょ!」

 

「いや、キチンとモンスターを狩って得た報s…」

 

「安心しなさいクソアンデットあなたを退治したあと私がこの教会をもらってあげるわよ。」

 

話を聞く気はないのか仕方ない、少し気絶してもら…

 

『セイクリッドターンアンデット』

 

「ぐはっ!」

 

 

 

カズマ視点

 

異世界転生をして初めてのクエストは散々だった。カエルに襲われて、粘液塗れになったアクアから服を触られてヌメヌメになってしまい、こちとら死ぬかもしれなかったのに報酬がたったの10000エリスって安すぎるだろ。

 

カエルすらまともに倒せない異世界転生になった原因の駄女神はというと風呂から上がったとたん

 

「そうだ!私の信者なら私の事女神って気づいてくれるはずよ!」

 

と言い出して街の中に消えていった。はぁこのまま帰って来なければいいのに。

 

(待てよ?もしあいつが何かやらかした時責任を背負わされるのは俺だよな。)

 

俺は事の重大さに気づき急いでアクアを探し始めた。

 

そしてやっとのことでアクアがいると思われる教会にたどり着き、中に入ると男を襲っているアクアの姿が目に入った。

 

 

「何をやってるんだお前は!」

 

 

 

『セイクリッドターンアンデット!』

 

「ぐはっ!」

 

アクアが呪文を唱えると男は消え去っていた。

 

 

「アクアお前何してんだよ?」

 

「あらカズマ、来てたの。今この教会の持ち主のアンデットを倒したの。これでこの教会は私のものよ。土下座するんだったら住まわしてあげてもいいけど。」

 

このバカ!

 

そう言ってアクアの頭を叩く

 

「痛っ!何すんのバカズマ私はただアンデットを浄化しただけよ!」

 

「女の人が泣いてるじゃねえか!」 

 

そう言って指を指す方には目を仮面で覆った女性の頬を涙が伝っている姿が見える。

 

「うっ、でも仕方ないじゃない。アンデットは全部消え去るべきなのよ!」

 

「だからってお前…」

 

流石にこれは可哀想ではないだろうか。女の人はずっと灰の方と繰り返し呟いている。

 

「それに今この家がお前のものになると、4000万エリスの借金が付いてくるぞ。」 

 

「「えっ!」」

 

振り返るとそこにはさっき消えたはずの男が立っていた。

 

「ギャあーーーーーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 主人公視点

何とか二人を落ち着かせ私達の現状を説明する。

 

「ということはあんたも転生者なのか?」

 

「ああそうだ。」  

 

このカズマという少年は相方の駄女神と違って話の通じる人間だった。

   

「ふん、転生者であろうと無かろうとアンデットであることに変わりはないわよ!」

 

「お前は黙ってろ!」

 

そう言いながらカズマ少年が駄女神の頭を叩く

 

「痛!あんた私は女神なのよもう少し敬いなさい。」

 

「ならもう少し女神らしい行動をしろよ!」

 

「すまないが話しているのは私なんだが。」

 

 

この二人はさっきからケンカばかりしている。本当にパーティーメンバーなのだろうかこの二人は?

 

「すみません」

 

「ああ、そして私からの頼みなんだが私がアンデットだと言うことは黙っていてほしい。」

 

「はん、絶対言いふらしてやるわ。」

 

「まじで黙ってくれ。アクア。」

 

簡単にケリをつける方法はある。この二人を殺せばいい。しかし、そんなことをすればクリスもといエリスは黙っていないだろう。

 

「なら交換条件といこう。君たちが私の正体を黙っている代わりに私は君たちのクエストの手伝いをするというのはどうだろうか?」

 

「絶対却下よ!!」

 

そう言い放つ駄女神に全力の拳骨が落とされた

 




キャラクターの口調がおかしくなっていないか心配です。

やっとカズマ達を出すことができました。できるだけ原作と矛盾がないよう頑張るいきます。
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