??「えーと、曲 星くんだっけ?これからよろしくね!いや〜人手不足だから来てくれて助かるよ!都合のいい時でいいから働きに来てね!」
この女性の方は月島まりなさん。どうやらこの方が上司のようだ。
曲「まりなさん。俺はなんの仕事をすればいいですか?」
まりな「そうだね〜基本はスタジオの掃除やって、ライブがある日は案内したり飲み物を渡したり。あとはバンドさんと一緒に企画の打ち合わせをやったりします。」
なるほど、結構楽しそう。
まりな「では数日間だけ基本の仕事を教えるので、少しは掃除をメインにやって貰います。」
曲「了解しました!」
数日後...
スタジオは基本綺麗だからストレスの溜まる掃除はあまりない。
そして今日は単独ライブ開催日。
まりな「君はお客さんにドリンクを渡す係頼むね。飲み物代はチケットに含まれているから、注文のドリンクを渡すだけでいいから。」
曲「OKです。」
オープン時間になると女子数人ドリンクコーナーに来た。
「オレンジジュースお願いします。」
曲「かしこまっ!」
「アイスティー下さい。」
曲「アイスティーね...お待たせ!」
どっと来ると思ったらそうでもない。
まりな「もうそろそろライブ始まるからステージの中に入っていいよ。」
曲「え?もう終わりですか?」
まりな「うん!大丈夫だから!」
さて初めてのステージ...あれ?えーと...うーん?
驚いたのは女子がバンドを組んでいたことじゃない。今どき珍しくないし。驚いたのは客の人数。なんと10人いないぐらい。
曲「まりなさんまりなさん。なんでこれだけしかいないの?」
まりな「まぁ終わった後に説明するから。」
ライブは無事?終了。
まりな「実はこのCiRCLEはオープンしたばっかりなの...でも経営はご覧の通り。オープン早々赤字なんだぁ。」
曲「でもこれからだよ!人が来るのは!」
まりな「ふふっありがと。私もオーナーもこれじゃいけないと言って、たまたま来た新人バンドさんと共に実力があるバンドを呼んで合同ライブを開こうとしてるの。」
曲「いいじゃないですかそれ!」
まりな「でも上手くいかないの...」
曲「え?なんで...?こんな素晴らしい企画なのに!」
まりな「それはそのうち分かるわ。この仕事あなたに頼むつもりだから。」
曲「新人がいきなり経営を左右するような仕事を頼まれてもいいんですかねぇ」
まりな「もうすぐ打ち合わせの時間だわ。」
その時会議室の扉が開いた。
??「こんにちは〜」
曲「?!」
猫耳の少女...ではない。猫耳みたいな髪型の少女が勢いよく入ってきた。
曲「なんか個性強すぎる子が来たんだけど...誰?」
まりな「彼女は戸山香澄ちゃん。Poppin’Partyていうバンドのボーカル担当。」
どこの世界でもボーカルは何らかの特徴でもあるのか?
少女はこっちを見て新人スタッフだとわかった顔をするとこっちに飛び込んで来た。
曲「ちょっ!香澄さん近いって。」
香澄「星!星がある!」
曲「え?星?」
香澄は俺のネームプレートを指す。
曲「名前のことか。確かに星だけどせいって読むんだ。ちなみに名字はまがり。」
香澄「そうなんだ〜。じゃあまがりんと呼ぶね。」
その時また扉が開いた。
??「香澄ー早すぎ!それに初対面の人に飛びつくな!」と金髪ツインの子。え?今の高校生ありすぎだろ!
??「香澄ちゃん。スタッフさんに迷惑だよー。」と大人しめな女の子。
??「わー新人スタッフさんだー」と髪の長い子。
??「こんにちは〜って!曲?!」とさーやが入ってきた。
うん?さーや?
嘘だろ?パン屋で会ってる友達がここでも会うのか?
いよいよポピパのメンバー登場。ちょっと遅いのか?
次回もお楽しみに