フレンドリィショップに就職した   作:ダリエ

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二話

 朝七時ちょうど。マサラタウンのとある場所にある一軒の民家にトキワシティのフレンドリィショップで働いている男の姿があった。

 

 ジリリリリリ!  ピッ

 

「うーん……さて。今日も今日とて出勤だー」

 

 俺はけたたましくなるビリリダマ型の目覚まし時計のアラームを止めてベッドから起き上がる。

 

 部屋のカーテンを開けてあさのひざしで脳みそを覚醒させ、そのまま夜に用意していた炊飯器のボタンを押して朝食の準備をしている間にシャワーを浴びる。客商売なので身だしなみはしっかりと整えるのだ。

 

 それからは自分のご飯とポケモンたちの食事の準備だ。

 ポケモンにも個性があるように彼らは種族ごとに食性が異なる。なんでも食べるポケモンもいるがミツが主食だったり、鉱物ばかり食べるポケモンもいる。俺の手持ちはその辺は問題ない種ばかりだ。

 

 もちろんほとんどのポケモンに対してほぼ万能と言えるポケモンフーズ(なんと社員割が効く。助かる)も我らがフレンドリィショップは扱っているが、やはりそれだけだと味気ない。

 なので俺は基本的にフーズにそれぞれの好きな味のきのみや自作のポロックにポフィン、ポフレを食べさせている。他の食べ物もあるがそれらは輸入品になるのでちょっと手が出せない。

 

 俺のパーティは全員がサファリゾーンで捕まえたポケモンだ。内訳はストライク、ニドキング、カイリュー。元はニドリーノとミニリュウだった二匹もおつきみ山で拾ったつきのいしだったり、戦闘を重ねたりで進化した。

 本当はリーグに向けての六匹編成が良かったのだが、専業トレーナーでもないのなら三匹くらいが何かとやりやすかったりするのだ。まあ本当ならグレン島で残りのポケモンを補充するつもりだったのを断念した結果なのだが。

 そういうことだから昔から基本的に俺は昔からこの三匹がパートナーだ。全員同じ日、同じ場所で出会った仲間。

 

 そんな彼らの今日の朝食は、カイリューはまじめで好き嫌いをしないのでフーズと季節のきのみ。ニドキングはむじゃきな性格なのであまいきのみをベースににがみを排除したフーズ。ストライクはゆうかんな性格なのでからいきのみをベースにあまさを取り除いたフーズ。

 

「できたぞー」

 

 そしてモンスターボールから三匹を出す。全員元気いっぱいのようで今日もしっかり残さずごちそうさまだ。

 

「じゃあ俺もいただきまーす」

 

 俺の朝ご飯は米と味噌汁と漬物とだいたいは昨日の残りだ。今日はなんかの鳥の胸肉を蒸したやつ。多分ポケモンじゃないと思う。男の一人暮らしなど世界が変わってもこんなものだ。

 

「ごちそうさまー」

 

 食後にプロテインエネココア風味を作って一息に飲んだ。うんおいしい。そして食器洗い機に皿をぶちこんでショップの制服に着替えて出勤だ。

 

「よーし。みんなボールに戻れー。じゃあいってきまーす」

 

 誰もいない家に別れを告げて出発する。

 

 俺はトキワでなく、家賃が安い隣のマサラタウンに住んでいる。そういえば昨日のあの子がマサラタウン出身なら前にどこかで会ってたかもしれないなと思いつつご近所さんに挨拶をしてトキワシティへと向かった。

 

 

 

「さあ、今日も一日頑張ろうか」

「はい店長」

 

 店についたら既に来ていた店長と二人で朝礼を済ませ。いつもどおりに店を開ける作業をする。

 

 このショップは余所と比べて客足が多くない。もっと言えば少ない。なので正社員はこの店長と俺の二人だけ。他の人員は地元に住むパートの奥様やおこづかいが欲しい学生なんかだ。俺たちのどちらかが休む時に入ってもらうくらいなので基本は男二人で回すのが常となっている。

 

 ん?ゲームだと二十四時間営業だって?勘弁してほしい。トキワ店は特に近くに森があるため夜は虫ポケモンが灯りに釣られてやってくるし、そもそも二人だと過労で死ぬ。そんなのはポケモンセンターだけで十分だ。

 将来的に合併される?やめろ。それは言うんじゃない。

 

「それじゃあ僕は店番やっておくから君は配達よろしくね。配送表に書いてるけど今日はマサラとセキエイ高原までの荷物もあるから」

「さっきマサラから来たんだけどなぁ。あ、今日はトキワ近郊の配達はないんですね。ええとマサラは……ああオーキド博士のところですか。あの人顔合わせたらいつも研究所に来ないか勧誘してくるんですよね」

「ははは。いっそなっちゃえばどうだい? 君ならやっていけるんじゃないか」

「まあできますけど……それでセキエイってことはリーグですね。ああ! やっぱりいかりまんじゅうだ。リーグのショップは早く取り寄せてあげればいいのに」

「いつものことさ。それにしてもこっちが話を振っておいてなんだけどあっさりとなれると言えるのが凄いねエイジュ君」

 

 もしもカントーのフレンドリィショップも合併されたら本当に研究者になろうかな。センターと合併されたら二十四時間営業まったなしだろうし。夜は寝たいのだ。でも学者も忙しそう。

 

「そうでもあります。ポケモンのことには自信あるんで」

「そうだよね。まあそれはいいや。ひとまず配達よろしくー」

「はーい。行ってきまーす」

 

 俺は荷物を確認し、専用のバッグへと商品を丁寧に移し替える。最後にフレンドリィショップの制帽を被り外へ出た。そしていつも腰に付けているボールを一つ取り出してポケモンを出す。

 

「出てこいカイリュー」

 

 俺が繰り出したのはカントー唯一の600族のドラゴンタイプ。黄色くてずんぐりした可愛らしいドラゴンポケモンカイリューだ。昔サファリの水場で釣ったミニリュウが進化した姿だ。就職してからは空を飛べるので特に重宝している。

 

「まずはマサラタウンまでそらをとぶ! 急ぎじゃないからゆっくりね」

「がう」

 

 カイリューは体に比べてやたら小さい翼を広げてから俺をその手で抱えて飛翔した。これで三分もかからずにマサラタウンへと到着する。

 

「ありがとうよ。お前はこのお手紙を届けておくれ。終わったらここに集合。頼んだぞ。さて、お邪魔しまーす。フレンドリィショップですけどー宅配に来ましたー」

 

 カイリューにも手紙が入った専用のバッグを掛けてやっている。それを持ってマサラタウンを回るのだ。頭も良いし、カイリュー種は元来が温厚な気性なのでできることだ。

 

 一方こちらは研究所の建物の中に入ると髪はすっかり白髪になっているが背はピンと伸びたまだまだ健康そうな老人が俺を元気に出迎える。彼こそがかの有名なオーキド博士だ。博士は嬉しそうに俺の方へと歩み寄る。

 

「おお! よく来てくれたのエイジュ君! 待っておったぞぉ。荷物の方はいつも通りハンコでいいかな?」

「大丈夫です。取扱注意ってことはまたポケモン図鑑ですか?」

「そうじゃ。この前ピカチュウを連れた少年とイーブイを連れた少女が店に来なかったかな? その二人に渡してたからの。また新しく作らなければならないのだ」

 

 イーブイを連れた女の子は昨日のアユミちゃんだろう。ピカチュウの子……記憶にないな。大方ピカブイのライバルの子かな。

 

「お嬢ちゃんは来ましたけど男の子は来ませんでしたよ。最近は仕事も休んでないので入れ違いってこともないと思います」

「そうじゃったか。まあ元気そうな少年じゃったからのう。それはもうよい。それよりも君が来るのを待っておったんじゃよ。実はまた新しい学説が見つかってな。是非とも意見を聞かせて欲しい!」

「カイリューが戻ってくるまでしばらく時間もあるでしょうし構いませんよ。でもその前に受取表にハンコくださいね? 俺も仕事で来てるので」

「あっ。これはすまんかったな! えーとハンコ……おーいナナミー! おらんのかー? ハンコどこに置いたか知らんかぁ~!」

 

 そう言って彼はスリッパでぱたぱたと音を立てて研究所の奥へと消えた。オーキド博士は痴呆とは無縁そうだが意外とおっちょこちょいな老人であった。

 

 それから十数分後。

 

「……なので結論を言うとポケモンの卵は実在するでしょうね。生物である以上繁殖はしますし。各地の伝承にもそういう記述は散見されます。シンオウ神話なんかがわかりやすいでしょう。ただ学者たちが卵の確認を中々できなかったので発見が遅れていただけに過ぎないと言えます」

「我々には中々に耳の痛い話じゃな。ワシもオダマキ君のようにもっとフィールドワークを増やすべきだろうか」

「まあ卵に関してはこれからでしょう。人間はポケモンと長く過ごしては来ましたが学問の研究対象として確立したのは最近。何事も始まりはあるものです。前例はあるものではなく作る物ですよ」

「そうじゃな! よし! そうと決めたらワシもじっとしてはおれん! ちょっとウツギくんの所まで行くとするかの!」

 

 オーキド博士はそう言ったらすぐに支度をすると研究所から出て行った。ポケモンの卵か。流石に本物の命で厳選なんかする気はないが卵抱えてサイクリングは実際にやってみたいな。どんな感じなんだろうか。

 

「というかせめて書き置きくらいすればいいのに」

 

 また研究所の人たちがオーキド博士知りませんかって店に駆け込んでくるのは勘弁してほしい。

 

「さて『オーキド博士はジョウトのウツギ博士のところへと行きました。byエイジュ PSフレンドリィショップのまたのご利用をお待ちしております』っと。これでいいか」

 

 俺はその辺の紙に代筆して研究所を出た。既にカイリューは戻ってきており仕事ぶりを確認する。

 

「よーしよし。ちゃんとできたかな……? うん! サインはしっかりもらってるな。回収はできてるし、手紙は間違っててもご近所に届けてくれるだろうし。よくやった。ご苦労様。じゃあ俺たちは行こうか」

「がう」

「ポケモンリーグまでそらをとぶ!」

「がうっ!」

 

 俺たちは再び空を駆けた。

 

 

 

「…………」

「うわーもういるよ。暇なのかな? まあ暇なんだろうな。もういいよカイリュー。お疲れさん。しばらくその辺ではねやすめしてな」

「がう」

 

 俺はリーグの建物の前に上半身裸で仁王立ちする男から少し距離を取って、空中でカイリューから飛び降り、着地した。

 

「来たか強敵(とも)よ」

「はいはい来ましたよー。そんなにいかりまんじゅう食べたいの? 本当、顔に見合わず甘いものが好きなんだから。甘いってだけなら俺のプロテイン分けてあげようか? まんじゅう味はないけど」

「結構。あれより美味い物はない。まあそれもある……が、お前とも手合せしたかった」

「正直なのはいいけど勘弁してほしいよ全く。こっちは夕方までお仕事なんですけどね? じゃあ先にサインもらいますよー」

「うむ」

 

 半裸の男改め四天王のシバは彼に似合った無骨な字を俺が渡した用紙に書く。それを貰えばお仕事モードは一旦お終い。

 

「はい。いつもありがとうございまーす。じゃあちょっと荷物置いてくるから待っててくれ」

「うむ」

 

 それから服を脱いでその辺に置いて、シバと同じく半裸スタイルになった俺はリーグ前の空き地でシバと組手をしている。俺もそれなりのポケマッスルを持つ男。人間相手なら誰であろうと勝算はあるっっ!

 

「ウー! ハーッ!」

「チェストー!」

 

 数分後。

 あれから数度の軽い牽制を繰り返し、今。トドメとばかりに声をあげた渾身の一撃を繰り出しあう。拳と拳が交わり重い音が響きあう。空気は震え、木々はざわめき、石畳は砕け、ポケモンはおびえて逃げ出し、熱き男たちの汗がほとばしる。

 

「「…………」」

 

 そしてどちらともなく距離を取り、無言で一礼をして激しい組手は終わりを告げた。これはこれで良い訓練になるから好きだ。でもこれ職務放棄とかにならないかな?

 

「あなたたち何度も飽きないわね。お水いるかしら?」

「カンナさん。こりゃどうも。あとお水ください」

 

 いつの間にかそこには四天王のカンナがいた。カンナの言葉にシバも頷いてそれを確認したカンナはラプラスを出して俺たちの頭に水を浴びせる。

 

「あー気持ちいい。ありがとうございます。それで? 今日はカンナさんだけですか?」

 

 持って来ていたタオルで濡れた体を拭いて、服を着ながらも俺はラプラスの上でくつろぐカンナへと尋ねる。ちなみにシバは早速いかりまんじゅうを食べていた。お前そんなことしてるとすぐ無くなるぞ。また配達を頼むつもりかい?ご利用ありがとうございます。

 

「ワタルならあっちであなたのカイリューにじゃれついてるわよ。早く行ってあげたら?」

 

 オイオイオイ。こうかばつぐんじゃねえか。カイリュー瀕死になるわ。

 なに?ワタルのやつドラゴン使いの癖してフェアリータイプなの?妖精さんなの?ドラゴン・フェアリーの複合タイプなの?完全なるドラゴンキラーじゃん。

 

 まあ冗談だが。でもあいつドラゴンタイプのことになると早口になる類の人間だから早く戻ろう。

 

「そうします。それじゃあ二人ともまた」

「待ちなさい。これ私の注文票。よろしくね。あと今月号のカタログちょうだい」

 

 カンナが俺に紙を手渡す。俺はそれに必要事項が書いてあるか確認してバッグへと仕舞いこんだ。

 

「あー。またぬ「個人情報は守りなさい」はーい。カタログですね。どうぞ」

「よろしい。ではお行きなさい」

「フレンドリィショップのまたのご利用をお待ちしております」

 

 氷タイプの使い手に相応しいぜったいれいどの視線で俺は黙らされた。そして彼女が購読している通販カタログをいくつか渡す。彼女もまたお得意様だ。

 

 それから俺はカイリューにじゃれているワタルを追い払ってトキワシティへと戻った。

 

 うん?ワタルの扱いが雑?

 いいんだよ。あいつなんも買わねえんだもん。その点シバとカンナさんは同じタイミングで配達頼んでくれるから優しい。ちょっとくらいは付き合っちゃう。

 

「ただいま戻りましたー」

「おかえりー。お疲れ様。戻ってすぐで悪いんだけどお昼買ってきてもらえるかな?」

「もう買ってきてますよー。はいミックス海鮮ホエルオー弁当とサイコソーダ」

 

 ちなみに俺は今日も普通の弁当とプロテインモーモーミルク風味。

 

「ありがとう! じゃあお客さんもいないしお昼にしようか。ああそうだ。これ。君宛てに届いてたよ」

「え? なんだろう……。お給料上がったのかな」

「ないでしょ。健康診断引っ掛かったとかじゃない? エイジュ君に限ってはないか。いただきまーす」

 

 お腹を鳴らした店長から弁当と引き換えに手紙を渡されたのだった。それの送り主の文字を見た。

 

「シルフカンパニー? フレンドリィショップ(ウチ)の親会社がどうして俺宛ての手紙を?」

「もぐもぐ。さあねぇ。僕は健康診断に引っ掛かった通知くらいしか受け取ったことないし。とりあえず読んでみればいいんじゃないかな。僕も上からは特に何も聞いてないからねぇ」

 

 店長はサイコソーダで弁当を流し込みながらそう言う。ちゃんと噛みなさい。

 

 この世界のフレンドリィショップはシルフカンパニーの子会社となっている。まあ当然であると言える。ボールもくすりもスプレーもあなぬけのヒモだってシルフ製だ。扱っている商品の大半がシルフカンパニーで製造されているのだからそれを売るショップがその傘下にいるのは当然の帰結となる。

 

 俺に宛てられたその封筒を慎重に開けて読む。触って分かるが材質が良い。ただの連絡書類ではないみたいだ。店長もチラリと覗いてくるが気にしない。

 

「なになに――」

 

 その内容はこうだった。

 

 昨今、ロケット団なる輩がカントー各地で悪さを働いている姿が目撃されている。

 その為、各地に点在するわが社の関連施設も彼らからの襲撃を警戒し、警備を強化する為に社員の中でも実力がある者を一度招集することになった。それに俺が選ばれたことになったらしい。

 

 ロケット団の台頭ということは遂に原作が始まるのだ。このショップ周りの出来事は知らなかったがまあ起きなくはないだろう。強盗とかありそうだし、なによりシルフカンパニー本社がジャックされるのだから。

 

 同じく後ろから人の手紙を盗み読んだ店長が嘆く。口からご飯粒飛ばしたら許しませんからね。

 

「ええ~君に出て行かれると僕も困るんだけどな~」

「いいおじさんが変な声出さないでください。それに俺も急に呼ばれるのは困りますよ。来月はマサラタウンで地区対抗イシツブテ合戦があるんですから。俺これでもチームのエースなんですよ?」

「じゃあボイコットしちゃう?」

「流石にシルフの社長直筆の辞令は拒めませんよ。それに大丈夫です。ここトキワはジムくらいしかない田舎だからロケット団も来ませんよ。来てもジムリーダーとトレーナーが、最悪リーグの四天王がなんとかするでしょう」

「それはわかるよ。そっちじゃなくて配達とか君のポケモンが行ってくれるの、あれ凄く助かってたのに……僕膝が悪くて」

「膝どころじゃないでしょうに。今度からはせめてトキワシティの中だけでも配達行った方がいいですよ。……わかりました。本部に行った時に代わりに若い人がこっちに来るようにお願いしておきますから」

「ありがとう! 誰が来るかなぁ~若い女の子がいいなぁ~」

 

 俺は内心で仕事ができるムキムキマッチョなゴーリキーみたいな人物を推薦しようと決意した。

 

「それじゃあ明日は休みなのでヤマブキの本社に行くので。もしかしたらそのまま異動なんてことも考えられますからね。配達サボっちゃダメですよ」

「わかってるよー。しかし本当に異動だったら悲しいなぁ。早く平和になって欲しい物だねぇ」

「……同感です」 

 

 その原因は同じ町にいるけど、それは言わぬが花だろう。

 

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