ロマニ「最近マスターのヘクトールの部屋からの朝帰りが多すぎるという苦情のもと、ヘクトールが留守の間にこっそり設置した監視カメラで8時間丸々ヘクトールに添い寝されてすやすやしてる姿を睡眠時間を削って皆と見守ってた僕を誰か労って……」
マシュ「それは大層大変な作業でしたね。どれほどの労を尽くしたのか実際にやってみないと理解出来ず相応の労いを果たすことが難しいのでまずそのデータをノーカットで下さい」
ロマニ「ひえ」
(平安京酒呑によるマスター評について)
ヘクトール「分かる!!!それ!正にそれ!!マスターは!身体が大きくなっただけのドガキな雛!!!」
ぐだ「子供じゃないもぉぉぉぉぉん!!!!」
パリス「今年もそろそろクリスマスですね!今年も去年と同じくマスターとヘクトール兄さんのプレゼントを買いにいくんです!そのあとにパーティーするんです!」ふんふん
アキレウス「じゃあ俺も頃合い見計らってお前の回収しに行くな?確率は0でも二人きりにはしたい」
パリス「ばっ、馬鹿にするな!僕にだってそれくらいの気遣い、」
アキレウス「とか言ってお前去年普通に寝落ちて三人で寝てたろ」
パリス「アウチ!」
ぐだ「ゼェゼェゼェ、こほっ!こ、これから、よろしくね……」
メリィ(レベルマスキルマ宝具3)「私、てっきりマスターに嫌われているものかと……」
ぐだ「どんな理由であれ、ヘクトールが命を懸けた人なら、ば、むしろ来ていただいたら全力で誠意を捧げねばと、思っていまして……」
ヘクトール「(重い……)」
ぐだ「パリスちゃんの幕間の我々この後滅茶苦茶セッッッッッッッみたいな空気してませんでした!?あーあのそのつーつーのかーかーで寄り添いあう仲睦まじさで当たり前のように肌を撫であっているかのようなそういう空気感があのそのれふぇあああのあのあのあの!!!しましょう!?」
ヘクトール「よし寝ようかマスター!なんか情緒が熱暴走して脳機能が潰れてるから一回休んで落ち着こうな!」
ヘクトール「オジサンがヤンデレ?やめといたほうがいいんじゃない?ただでさえマスターぎりぎりのところで踏ん張ってるんだから、オジサンまで病んで足首掴んで引きずろうもんならそのまま二人の世界にごーとぅーで人類史詰むぜえ?やめとけやめとけ」
おっきー「当然のように告げられる勝利者宣言が嘘偽りなさすぎてやっぱりきよひーに焼き尽くされるやつぅ!」
ヘクトール「まあ病まなくても出来るけど」
ロビン「やめーや」
ぐだ「クリスマスです!例のあれの時間です!6時間たっぷり愛してください!」
ヘクトール「マスター、神さまの誕生日に神さまを蔑ろにしたらどうなると思う?」
ぐだ「えう?」
ヘクトール「ど う な る と お も う ?」
ぐだ「えうぅぅぅ、そういう時代の人にそういうこと言われるとぉぉぉぉぉ、」
ヘクトール「大体そんな区切られた狭い時間に限らずオジサンはマスターのこと24時間365日愛しまくっているんですがねえ。分かってもらえてない?」
ぐだ「うぇぇぇぇ誤魔化されてるぅ、すり替えられてるのは分かるのにうぇぇぇぇ馬鹿ぁぁぁぁぁぁ」
ヘクトール「はいはい。寝ましょうねえ」
ぐだ「自分ひとりじゃ何も出来ないからとたくさんの英雄さんたちに協力していただこうと手当たり次第呼びまくっているにもかかわらず当の召喚主である自分はヘクトールばかりに心が傾倒していることに本当に心底申し訳ないと思っていたのにもしかしてこれってわりと普通のことだったのかなあ……いやでもさあ、いやあっちの自分を否定したいわけでもないんだけど、自分は、自分は、あの、あの、あの…………」
ヘクトール「って皆で年末にテレビ見てから熱出しっぱなしだったんだけどまさか3日丸ごと寝込まれるとは……朝までには持ち直すって言ってるからその辺には触れずにいつも通りに頼むよ」
マシュ「新年の挨拶以降お見かけしなかったのはそういう……」
ホームズ「てっきり年越しに皆ではしゃぎすぎたから顔色が悪いと思っていたが」
ゴッフ「(てっきりそうだと思って普通に注意してしまったという顔)」
ダヴィンチちゃん「やっぱりちょっと真面目すぎるよねえあの子」
ヘクトール「最近マスターに舐められてる気がする。「どーせ何もしないんでしょ」って引っ付いて喉鳴らしてる。おかしい。オジサン現役なのに」
黒髭「でも何もしないんでしょう?」
ヘクトール「傷になったら困るじゃん」
黒髭「てめえマジでなんなんだよ」
ヘクトール「おやー?どしたマスターエプロンつけて料理なんて」
ぐだ「へへー。村正おじいちゃんがね、ご飯作ったらロハだって言うから~」
ヘクトール「そうかいそうかい。頑張れよ。それにしてもエプロンつけて料理なんてまあ、まるでお嫁さ、」
村正「よおマスター。飯出来たか?お、なんか奉公しにきた丁稚みてえだな。似合ってるぞ」
ヘクトール「……ん?あ!?…………ッ!………………ッ!………………ッ!!」
村正「なんだありゃ」
エミヤ「知らぬ間に随分子供の情に絆され流されていると気付いた男の悶絶だ。気にするな。いいから手を洗って座っているように」
ブーディカ「マスターが気付いてないだけで結構あとちょっとであと一歩って感じよねえ」