ぐだ「おとーさん……」
ヘクトール「なんだいマスター」
ぐだ「…………」
ヘクトール「んん?」
ぐだ「おとーさんじゃやだあ……」ぐすぐす
ヘクトール「自分で言って泣かないの」よしよし
「ヘクトール。今日は月が大きいよ」
そう言ってマスターは空を指差しはしゃいでいる。
漏れる白い吐息がはしゃぐ言葉同様に弾んでいるのに移されて、なんだかこちらまで楽しくなってきてしまう。
「マスターはそんなことが楽しいのかい」
「うん。楽しい」
少し意地悪めに言っても機嫌は高揚したままそれはそれは幸福そうな笑みを向けられる。
「すごく得した気分。ヘクトールも一緒だからなおお得」
「……」
「幸せ!」
屈託のないその身にその心に沁みませながら
「そっか」
ああ、自分が護りたいのはこういうものだったと改めて自覚し、月光に照らされた夜道をふたり手を繋いで歩いていった。
ヘクトール「まあマスターが誰を選んで幸せになろうとオジサンにとってはトロイアだからそれで幸せです。オジサンに出来ることは幸せになるための足掛かり程度ですが子々孫々に至るまで幸せでいてほしいと願っていますよ」
ぐだ「つよい」
ヘクトール「純なマスターの歩幅に合わせて清く正しい愛情を注いでいるオジサンもなかなか純愛適性高いんじゃないかい?」
ロビン「いやーここまでくると清すぎて逆に不健全っすわー」
槍ニキ「一発くらいヤっててももう誰も文句言わねえぜ?」
ヘクトール「誰が許そうとそれは俺が許さない」
ロビニキ「「うわっ」」
ぐだ「一番藤丸立香!ヘクトール口説きます!」
ヘクトール「あいよ。どうぞどうぞ」
ぐだ「えっとねえ……好き!」
ヘクトール「うん」
ぐだ「好き!」
ヘクトール「それから?」
ぐだ「好きーーーーー!!!」
ヘクトール「そっかあ。オジサンも~」
ロビン「もうちょっと実りのある話してくれません!?」
カルデア限定の恋だからこそ忘れられない熱が欲しいぐだとだからこそ余計な傷を与えたくないヘクトールなんですよ
マシュ「ヘクトールさんはどうやって先輩を安らかに寝かしつけているんですか?」
ヘクトール「ん~?特別なことはしてるつもりはないぜ?服の下に安眠用ポプリ仕込む程度のことはしてるけど、まあ微々たるもんでしょ」
マシュ「とか言って細々隠し技を仕込んでいるパターンですね。全部吐いてください」
ヘクトール「どうだいマスター。ちょっと本気出せばオジサンもなかなかやるだろう?(モーション改修、マイルームボイス追加など)」
ぐだ「…………ぇぅ、ぁぅ、ぇっ、ぇぅ、」
ヘクトール「マスター?」
ぐだ「すき」
ヘクトール「ありがとな」
ぐだ「湿布はあげるけど一緒にいてね?どこに貼る?腰?手首?どこ?」
ヘクトール「そっちはそこまで本気にしなくていいから」
ぐだ「ヘクトール去年クリスマスでトナカイ候補って名乗ったじゃん?自分もトナカイなんだけどさ」
ヘクトール「毎年お疲れ様です」
ぐだ「まあそれはいいのさ。で、WD礼装がバートロイアでバーテンのマスターだったでしょ?自分もこのとおりへっぽこだけどマスターやってるけど」
ヘクトール「マスターはよくやってると思いますよ?」
ぐだ「そうかなあ。でもありがとね。で、この間どさくさでマンドリカルドのこと後輩呼びしたじゃん?自分にはご存知マシュっていう可愛い可愛い後輩がいるんだけどね」
ヘクトール「いますねえ。せっかくだし今度四人で飯でも食べに行きましょうか。ちょっと高めの店でもオジサン奮発して奢っちゃう」
ぐだ「よし言ったな。予定は空ける。絶対行く。で、だ。なんでさりげなーーーーーーく藤丸立香とお揃いシリーズ増やしてるの?びっくりする」
ヘクトール「偶然ですよ偶然」
ぐだ「それで済まさないでぇ!?」
ぐだ「前にパリスと二人でヘクトールにってプレゼント選んでさ、明日夜にパーティーしてさ、ヘクトール挟んで一緒に寝るんだ。マンドリカルドも来る?楽しいよ?」
マンドリカルド「滅相もないです!!!!」
ぐだ「ヘクトールがクリスマスだからってケーキ焼いてくれたのー。一緒に食べよーいっぱいあるよー」
マンドリ「あのヘクトール様がケーキを!?!?!?!?」
ヘクトール「あのね、マスター。きっかけはアキレウスとはいえマスターがオジサンを呼んでくれてオジサンがマスターの味方になれたことが嬉しくて嬉しくてね、せっかくのクリスマスだしね、」
ぐだ「うん」
ヘクトール「すっごく張り切った(強化クエ)」
ぐだ「馬鹿ッ……!」
(メディアさんの性癖について)
>イアソン「そうそう。オケアノスでヘクトールが召喚された時なんかもさあ」
ぐだ「へえ?」
ヘクトール「違います。何もないです。どさくさで巻き込まないで?」
ヘクトール「現役であることと理性が利いていることは矛盾しないから」
ヘクトールおじさんが一年か数年かに一回しか会わない親戚のぐだのために「あの年頃ならあんまり派手じゃない袋にこれくらいいれておけば適正かな」とかたくさん考えるけどいざ渡すときは「はいこれ。無駄遣いするなよ」の3秒で終わる話に乗り遅れた!!!
牧羊犬ヘクトールが守る羊な弟やマスターや子孫たちが平和に暮らす牧場に先日自信なさげで繊細そうだけど心優しい後輩がやってきました
星を見に行こうと誘ったのは自分で楽しみにしていたのは自分で張り切ってヘクトールの部屋まで迎えに行ったのも自分だというのに、何故気付いたらマイルームのベッドの上なのだろう。
「やらかした」と状況を理解して項垂れる。と同時にサイドテーブルに「また誘ってくれよ」のメモと一緒に軽食とお茶が。
暖かな気遣いに逆に心を痛ませながら口に運ぶサンドイッチは、馴染み深い大変美味な安全安心エミヤ味だった。
ヘクトール「マスター眠れない?じゃあ話をしてあげよう。これはアキレウスとアキレウスに匹敵するほど速い蚊との蚊類史に刻まれた壮大な戦いの話なんだけど」
アキレウス「ねえよそんな話!?」
ヘクトール「今まで黙ってたけどオジサンマスターのこと大好きなんです」
ぐだ「知ってるーーーーーー(真っ赤)」
閻魔亭のお風呂でヘクトールが「日本はタオルで髪をまとめるのがマナーなんだって?」と器用にまとめられた頭により見えてしまったうなじにはやややするぐだ
ヘクトール「オジサンこの通り年で体力が落ちてきててねえ、重装備だと流石にアキレウスから逃げるのが大変かなあ」
ぐだ「軽装でも逃げられるのはおかしいよ?」
ぐだ「大人になったら紅先生もつがい認定してくれるもん。ふすまロックしなくなるもん。同じ部屋に布団並べてくれるようになるもん」
ヘクトール「いや~~~~どうでしょうね~~~~~」
ぐだ「好きです!ヘクトール先生!付き合ってください!」
ヘクトール「本当に先生のことが好きなら先生が捕まるような申し出はしない。それが愛っていうものだぞ覚えておくように」
ぐだ「ヘクトールの、おへそ……」
ヘクトール「オジサンお腹冷やすとすぐ具合悪くなっちゃうからだーめ」
ぐだ「ヘクトールもHだね」
ヘクトール「頭文字がね?」
ぐだ「ヘクトールがこちらの処女を貰ってくれないならこちらがヘクトールの処女を貰うべきなんじゃないかなって」
ヘクトール「どうして……」
ぐだ「マンドリカルドがヘクトールのお店(barトロイア)で働いてるなら自分だって働いていいはずなのでは?」
ヘクトール「あの店ふたりもバイトは必要ないからなあ」
ぐだ「やだああああ、ずるいいいいい」
マンドリカルド「(どうしよう)」
ヘクトール「あ、ちょっとなだめれば治まるから、気にしないでくれたまえ」
ぐだ「最近ノッブたちがマイルームにこたつ持ってこないと思ったらヘクトールの部屋に貸し出してた!くそ!なんて卑劣な罠!!」
ヘクトール「みかんの皮剥いてマスターの口に放る作業めっちゃ楽しい」
ぐだ「アキレウスさっきヘクトールの裸見たの?どんなだった?」
アキレウス「俺視点からは特別言うこと思うことはねえけどマスターは見たら倒れる」
ぐだ「何見たの!?」
ぐだ「閻魔亭にようこそヘクトール。目一杯おもてなししますね。ほらほらお酌もしますから」
ヘクトール「おおっとマスターにこんなことされるなんて感謝感激。……うん。美味い!」
ぐだ「良かった。えぇと次はですねえ、」
ヘクトール「……」
ぐだ「えぇと……、もう一杯いく?」
ヘクトール「…………マスター」
ぐだ「はあい?」
ヘクトール「可愛い」
ぐだ「はい!?」
ヘクトール「可愛い」ナデナデ
ぐだ「は、はひゃ!?」
ヘクトール「可愛いなあ」ナデナデナデナデ
ぐだ「はやややややや」
ヘクトール「可愛い」ナデナデナデナデナデナデナデナデ
ぐだ「ひにゃぁぁぁぁぁぁ…………」
マシュ「誰ですかヘクトールさんが一撃で酩酊するようなお酒選んだ人ぉ!!!!」
後日(ヘクトールが)めちゃくちゃ反省した
うちのヘクトールは管制室隣の物置を突貫で部屋にしてもらったから他の部屋より狭くて暗いし壁も薄い
おかげで管制室での会議をリアタイで把握出来る代わり「聞いてるならこっち来て意見を言え」と他鯖にどやされる
代わりに体力が限界のぐだがヘクトールの部屋に滑り込んでベッドに寝落ちる役得にマスターラブ勢が「盲点だった」と悔しがってる
時折管制室から聞き耳立てられて「しないの!?」「するでしょ!?」「原作ならここで!」「君たちがそんなんだからしないんだよ」ってやってる
マイルームの両隣は一番最初に来たプニキと牛若で固めてる
隙自語
ロビン「契約してるマスターが宿敵のヘクトールに全力ラブってやりづらくねえですか?」
アキレウス「いや?マスターが愛した男の前に最後まで立ち塞がっていた男はその辺に転がってるやわな男じゃねえ。こんなに強い英雄だったんだぞとより最強最高でいねえとなって思った」
ロビン「英雄様サマっすねえ……」
ヘクトール「(名状し難いとにかく疲れている顔)」
ぐだ「大丈夫?今日はヘクトールが甘える?甘えていいよ?ほらほらぎゅーーーーっと抱きしめなさい?」
ヘクトール「」ぎゅーーーー
ぐだ「はぎゃ!(疲れている!本当に疲れている!)」
ヘクトール「寝てるマスターの頬をつついてたら咥えられた。赤子かな?」
ぐだ「サーヴァントのレビュー?えっとヘクトールはねえ、星3でランサーで防御無視全体B宝具で強くって優しくって戦闘のこといっぱい教えてくれて頼りになってねえ」
ヘクトール「マスター、途中から雑っていうかレビューになってない」
ぐだ「好き!」
ヘクトール「(もうしょうがねえなって顔)」
ダヴィンチちゃん「君最終的に甘やかすよね」
ぐだのキスの回数が増えるたびにマシュが「ヘクトールさんちょっと」って裏に連れ込むのかあ
ヘクトール「違うんです」
マシュ「何が!どう!違うって言うんですか!!!」
ぐだ「ヘクトール王子様だからハンバーガーとか安っぽいのあんまりあんまりでしょ?たまにどう?嫌ならえーと、ファミレスもなあ、どうしよっか」
ヘクトール「そうでもないかなあ。手軽に食べれて便利だからカルデアでも結構頼んでたぜ?」
ぐだ「まず料理人の腕がいいもんねえ」
ヘクトール「カップ麺とかも好きだぜ?お湯を入れるだけでいいって楽さがいい。文明様々」
ぐだ「思ったよりジャンクな王子様だった」
ヘクトール「だが今日は食事も手早く済ませる必要のある戦場でなくゆっくりしていい休日だ。好きなとこ行こうぜ。オジサンの奢り」
ぐだ「3000円のパンケーキでも可!?」
ヘクトール「了解了解。ホテルのあれな」