暗殺者のうちが何でハンターにならなあかんねん 作:幻滅旅団
#60終了時のプロフィールです。
○ラミナ・ハサン
19歳。身長169cm。体重50Kg。
血液型O型。Cカップ。
紅い髪を後ろで無造作に纏め、茶色の瞳。
刀剣類などの刃が付いている武器が好き。
流星街出身で、流星街出身の旅団員とは顔なじみ。
マチとは血の繋がった姉妹と間違えられるほど顔つきや雰囲気が似ており、ほぼ一緒に暮らしていた。
『幻影旅団』創設メンバーともほぼ家族同然の関係で、料理、洗濯などを押し付けられていた『お母さん的妹(マチ仕込み)』。
なので、創設メンバーの事は『兄』『姉』と慕っており、マチとパクノダは『マチ姉』『パク姉』と普段から呼んでいる。
そのおかげか何だかんだで面倒見がよく、世話好きで、無駄な殺しは好まない。
しかし、逆にその性格が災いし、面倒事に巻き込まれたり、押し付けられることも多い。
特に『暗殺業』と『旅団関係』で、最近そこに『キルア関係』が追加された。
そのせいか『自他の生死』に関しては、ある意味クロロ達以上に独特な価値観を持っている。
本人もそれを自覚してはいるが、現状その価値観が一番しっくり来ており、覚悟も固まっているので直す気はない。
関西弁なのは育ての親が関西弁だったから。
両親は生まれてすぐに他界している。
ゴンやキルアのように突出した才能はないが、アルケイデスやクロロやシャルナークなどに戦闘以外のことも色々教わったせいか、観察力や考察力、情報収集力があり、総合力が全体的に高くなっている。
そのため、実力としてはプロハンターのベテランクラス。
暗殺者としての名は【リッパー】。
パスイダ殺害後、旅団同様A級首に指定され、懸賞金は10億まで跳ね上がっている。
○主な関係者への印象(旅団員除く)
ゴン:見てる分には面白い子供。しかし、あくまでキルアのついでであり、もし敵対すれば殺す覚悟は出来てはいるが、キルアのこともあり、厄介な存在でもある。念関係しか指導してないので、あまり弟子とは思っていない。
キルア:ゴン同様見てる分には面白い子供。しかし、やはり子供にしか見えないので、結婚する気は一切ない。ゾルディック家の影がチラつくせいで、非常に扱いに困っている。ちゃんとゴンの制御をしてほしい。念関係しか指導していないので、あまり弟子とは思っていない。
クラピカ:これ以上自分や旅団の前に現れたり、狙ってこなければ放置。来るならば、今度こそ殺すと決めている。
レオリオ:ゴンやキルア同様、余計なことをしなければ放置。
ヒソカ:今度は絶対殺す。
シルバ:嫌いなわけではないが、家族問題になると面倒なので苦手。
ゼノ:気は合うが、シルバ同様家族の事が絡むとやや面倒。
キキョウ:会いたくもない。
イルミ:会いたくもない。
ミルキ:誰?
カルト:正当な直弟子となっている。家族関係を理解してからは同情する面もあり、旅団入りを目指していることから特に鍛えることに文句はない。子供っぽい面もあり、なんだかんだで素直なことから、どちらかと言えば好ましいと思っている。
ゴトー:ゾルディック家で一番頼りになる。
アマネ:まだまだ未熟。主に精神面。
○戦闘技術
系統:『具現化系』(【月の眼】発動中は『特質系』)
念を覚えたのは6歳。
オーラ量、四大行および応用技の練度は、プロハンターならばベテランクラス下の中。
系統上放出系は苦手だが、【円】は直径100mまで使える(超頑張った)。
【暗歩】【蛇活】【関節外し】【身体操作】などのゾルディック家御用達の暗殺術も会得している。
【心臓潰し】【心臓抜き】はキルア以上、シルバ以下。【蛇活】と併用可能。
【肢曲】は走りながらでも使える。
幻影旅団腕相撲ランキングでは、マチ以下、クロロ以上。
ゾルディック家【試しの門】は『4』まで(軽く)開けられる。
●【月の眼】:正式名称は不明。
『夜、または視界の8割以上が暗い時』に感情が高ぶると、薄っすらと輝く金色に変わる。クルタ族とは違い、戦闘力は変わらない。
【月の眼】発動中は【特質系】に変わり、能力は『自身のオーラを、目にした相手のオーラと全く同じものに変える』こと。
訓練により任意のタイミングで変えることが出来る。
相手のオーラと同化するため【練】【堅】【硬】をすり抜けることが出来る。すり抜けた直後にオーラの質を元に戻し、大ダメージを与える。具現化した武器までは、オーラの質を変えることはできない。下手をすれば、向こうの攻撃も同化して防御をすり抜けてしまうため注意が必要。
オーラが同化できることで、相手の【発】を無効化することも出来る。ただし、相手の【発】を使うことはできない。
使用後は強烈な虚脱感に襲われ、【刃で溢れる宝物庫】で具現化した武器に設定した10回分のストックが全て最低1回分減る。
【月の眼】を長く使えば使うほど、減る回数分が増える。
サングラスをしているのは、昼間でも使えるようにするため。夜にするのも電気や月明りで使い辛い時があるため。
*クルタ族に近い血筋を持つ少数民族なのではないかと、クロロやシャルナークから聞かされているが、両親はすでに死んでおり、流星街で生きてきたので正確な出自は不明。ラミナの両親も流星街出身らしいので、かなり昔に滅んだ民族なのではと結論付けられている。
○ラミナの念能力
●【
特質系能力。
刀剣類や槍や鎌などを念で生み出した空間に収めることで、入れた直後からその武器を具現化することが出来る。
【刃で溢れる宝物庫アルマセン・デ・エスパダ】の制約は11個。
『【月の眼】発動時のみ、本体となる武器収納が可能。ただし、必ず刃を持っている武器であること』
『一度収納すると、壊れるまで本体を取り出すことは出来ない』
『収納できるのはオーラを纏っている武器のみ。ただし、他者の念により具現化された武器は収納できない』
『形状が80%以上一致している武器は収納できない。ただし、長さが1m以上、および大きさが3倍以上の差があれば認められる』
『具現化した武器が10回破壊されると、収納している本物も砕ける』
『ストック数はいかなる手段をもってしても回復しない』
『同じ能力は2つ以上の武器には付与できない。付与したい場合は、現在その能力を付与されている武器を破棄しなければならない』
『具現化した武器は、5分以上ラミナの手から離れていると砕けてストックが減る』
『【月の眼】を一度発動すると、必ず武器のストックが最低1つ減る。発動後3分経過ごとに、ストック減少数が1つずつ増える』
『武器に付与できる能力は、収納した武器が持っているオーラの量、質によって限界がある。【月の眼】状態でなければ発動できないかどうかは、作ってみなければ分からない』
『【刃で溢れる宝物庫】に収納されている武器が0になると、二度とこの能力は使用できない』
上記の制約+武器ごとの制約をクリアしなければならない。
・【
具現化したベンズナイフに付与されている能力。
『指を鳴らす』ことでナイフと入れ替わる。
ナイフと入れ替えるものは細い糸のようなオーラで繋がっており【隠】で隠している。
ラミナ自身は入れ替えられるが、他の生物は入れ替えられない。死体は入れ替え可能。
壁などの大きな遮蔽物があると、オーラが途切れてしまい、入れ替えられない。
・【
具現化したレイピアに付与されている能力。
突き刺した直線状の空間を貫くことが出来る。射線距離は最大10m。
・【
具現化したファルクスに付与されている能力。
一瞬【円】を放ち、ラミナのオーラに触れた相手の2~4か所をランダムで同時に斬りつける。
発動時は『必ず剣を振らなければならない』『ラミナより【纏】【練】が強い相手には威力が減退する』『斬りつける箇所は指定できない』『生物のみ使用可能』。
・【
具現化したブロードソードに付与されている能力。
ラミナの身体能力を極限まで強化して、高速の斬撃を放つことが出来る。
強化できるのは斬撃時のみ。なので、足が速くなるわけではない。
・【
具現化したスローイングナイフに付与されている能力。
『飛び交え』というキーワードを唱えることで起動。最後に見た対象をターゲットにし、飛翔して追尾する。
血が流れている傷を確認すると、その傷を執拗に狙う。
複数の人間が視界に入っていると、発動できない。なので、基本1対1でないと発動できない。
・【
具現化した短刀に付与されている能力。
相手の視界から姿を隠すことができ、強制的に【隠】を発動して気配も消す。
熟練者が【凝】を使えば、僅かに輪郭が見えてしまう。【円】でもバレる。
声を出したり、他の武器を振るうと解ける。
・【
具現化した大鎌に付与されている能力。
【月の眼】状態で、かつ暗闇や影がないと発動できない。
ボロボロの黒衣を纏った骸骨の死神のような姿をしており、ラミナが指定した相手に自動で襲い掛かる。しかし、移動できるのは影の上だけなので、夜や洞窟、鬱蒼とした森、明かりがついていない部屋でしか使えない。
対処方法は簡単。
大鎌に強い光を当てると、影が維持できないので骸骨は消滅する。
【月の眼】状態でしか使用できないので、使用後は必ず壊れる。
・【
具現化したソードブレイカーに付与された能力。
斬りつけた相手の【発】を強制解除する。
相手のオーラを直接切りつける必要があるので、体内に仕込まれている能力や遠距離攻撃能力は砕けない場合がある。
・【
具現化したククリ刀に付与された能力。
投擲し、一定の回転数に達すると発火する。
ブーメランのように手元へ戻ってくる。その軌道に大きく外れない程度であれば操作可能。
・【
具現化したハルバードに付与した能力。
オーラを弾く鎧を纏う。
ラミナもオーラを外に放出できないので、【纏】【練】【周】などで鎧や武器をオーラで覆えない。
なので、鎧を展開中は新しい武器を具現化できず、素の身体能力で戦わなければならない。
相手の念による攻撃もほぼ全て無効化されるので、ゴンの【硬】もただのストレートパンチになり、キルアの電気も弾き、ヒソカのバンジーガムも張り付かない。ゲンスルーの爆破能力も効かない。具現化された武器も弾く。
ただし、防御力も実際の鎧やハルバードと変わらないので、殴られ続ければ凹んで砕ける。ハンマーや車、バズーカなどを受け止めれば、普通に砕ける。
ハルバードはオーラを弾くことは出来ないので、砕ければ鎧も消える。
鎧は一部が砕けても、再生できない。再生する場合は、能力を完全に解除しなければならない。
・【
具現化した圏に付与された能力。
ラミナの身体能力を強化する。
強化系の資質の上限を最大80%まで上げることが出来る。
制約は『武器を握っている時のみ強化できる』『効果の重複は出来ない』の2つだけなので、そこまで能力は高くならなかった。
最大威力は『【硬】を覚えたばかりのゴン』と同程度。
・【
具現化したウルミに付与された能力。
地面や壁を掘り進んで、地中から襲い掛かる。
最大で50mまで伸びるが、ターゲットを視認していなければならない。
途切れた場所は乗り越えることは出来ない。なので、ビルとビルの間は越えられない。
土やコンクリートならば時速4kmで掘り進むが、鉄などはややスピードが落ちる。
・【
具現化した薙刀に付与された能力。
刃に触れている水分を操ることが出来る。
蛇のように操る場合は刃から水を切り離せない。水弾のように切り離すと、遠隔操作は出来ない。
高圧水流で切れ味を上げる事も出来る。
体を斬りつければ血も操ることも出来るが、あくまで操れるのは刃が触れた血液だけなので、失血死するまで血を引き抜くこと出来ない。
・【
具現化したクレイモアに付与された能力。
自爆用の奥の手。
ラミナが死ぬか、他者が壊すと大爆発する。
ラミナが殺された場合は【死後に強まる念】の効果も相まって、直径4kmほど吹き飛ばす。
ただ壊された場合は直径500m程度。
・【
具現化したバトルアックスに付与された能力。
ラミナ奥の手の1つ。
ウボォーギンの【超破壊拳】を参考にした能力。
オーラを武器に籠めて、強力な一撃を放つ。
『一回の使用にオーラ総量の半分を消費する』『一度使うと必ず砕けてしまう』『発動時はこの武器しか具現化できない』が制約。
・【
具現化したガンブレードに付与された能力。
ラミナ奥の手の1つ。
ウボォーギンの【超破壊拳】の放出系版を参考にした能力。
オーラを武器に籠めて、強力な念弾を放つ。
制約は上記の3つと同じ。
・【
具現化されたグローブ型鈎爪に付与された能力。
ラミナが最も信頼している奥の手。
マチの【念糸】を参考にした能力。
指先の鈎爪部分からオーラを糸状にして伸ばすことが出来る。
伸ばせる長さ、念糸の強度はマチの念糸の半分程度。
念糸の先を小さな鈎状に出来、引っかけることが出来る。また、対象との距離が1m以内であれば念糸の切れ味も上げることが出来る。
『マチが使う能力』ではなく、『マチ』への思い入れから生まれた能力である。
そのため、制約が一部特殊。
『使用時はマチの口調になる』『両手で発動しなければならない』『他の武器は握れない』『手元から念糸を離すと、念糸は消えてしまう』が制約。