ハイスクールD×D〜切札の赤龍帝〜 作:眼鏡熊@ヒロアカ完走
色々試して見ました。ぜひご意見聞かせてくださいませ
新たなる事件の始まり
亡国、某市。
どこかの工場で
「ふふふ、ふははははは、はーーーっはっはっはっはっは!!!完成だ!ついに完成したぞ!
発明家然とした老爺の目の前には、骨のような装飾が着いたUSBメモリがあった。それは様々な配線に繋がれているが、ロゴがかろうじて見える。それにはーーーーー
「これを
そこには、老爺の笑いが響き渡り続けた。
悪意の訪れは⋯近い。
ーーーーーーーーーー
所変わって駒王町。そこでは、匙と一誠が修行をしていた。
「じゃあ、今日はエクストリームの起動をしようぜ」
「了解。んじゃあやってみるか」
『Xtreme!!』
匙はエクストリームを起動すると、ヴリトラに無理矢理作らせたメモリスロットに差し込む。
しかし、肉体的な変化はない。
「⋯肉体的な変化はないけど、どうだ?」
「―――内側から溢れる力が段違いだ。
『ああ、我が分身の思っている通りだ。
深部。深部とヴリトラは言った。
「深部?」
『簡単に言えば、ラインで吸収できる対象が広がった。邪炎で燃やせるもの、呪えるもの、呪いの内容が広がった。というようなものだ』
「じゃあ、俺のメモリとは方向性が違うんだな」
「イッセーのメモリってどんな感じなんだ?」
「俺のはどっちかって言うと単純に身体強化型なんだよなあ」
『Joker!!』
そう、ジョーカーは能力の底上げ。
飽くまでも身体能力の強化なのだ。
『Open, Gaia memory throt.』
『Load!Joker!!』
そして、紫のラインが籠手に走る。
そして、ジョーカーの『力』を引き出していく。
より深い深度で、黒紫の力を迸らせる。
紫のラインが身体中に走っていく。
「うおっ!?大丈夫なのかイッセー!?」
「大丈夫大丈夫」
今度は紫のラインから黒いオーラが噴出する。
黒いオーラは鋭さを増し、黒い鎧となって身体を包んでいく。
頭部を覆ったオーラは、道化のようで、瞳部分の赤いマスクとなって、結実する。
『Joker Dopant!!』
『こんな感じ』
「・・・・・・・・・すっげえええええ!かっけえ!なにそれ!?なにそれぇ!?エクストリームメモリでもできる!?できるよなヴリトラ!?」
『急にテンション上がるじゃないか我が分身(困惑)』
「だって変身だぞ変身!変身は男の浪漫なんだぞ!?」
『そ、そうなのか?』
「そうなの!だよなイッセー!?」
『流石だぜ匙。よくわかってる』
『そうなのか・・・』
「よっし!やるぞ!やってやるぞ!出来なくてもやる!出来ないのが道理なら道理の方からぶっ飛ばしてやるぜぇええ!」
『えええええ・・・』
その思いを知ってか知らずか。
『あれ?意外と行けるかも?』
「ホントかヴリトラ!?っしゃあ!やってやるぜえ!」
イメージするのは変身した自分!憧れ続けたヒーロー達の背中だ!
『X...XX.Xt...Xtreme!!!』
瞬間四肢から邪炎が吹き上がる。
『
ラインがやがてスーツのように全身にまとわりつき、邪炎がその上から鎧になっていく。
「変ッ・・・身!」
瞬間、焔は結実し新たな姿へと変わった。
黒い艶消しのスーツの上に、黒く輝くヴリトラを模した鎧が形成される。胸部にはヴリトラの顔を模した様なパーツがつき、その下に宝玉が着いている。
『Vrtra Xtreme Drive!』
『うぉ!?え!?もしかして
『違うぞ相棒。恐らくあれは神器の性能をオーバードライブさせたものだ。しかし、エクストリームメモリの性能故か、負担があまりかかってないな』
『っしゃああああ!やったぜ!』
『なんだこの我が分身(震え声)』
拝啓、
どうやら匙は思ったより脳筋タイプのようです。
『いやまあ、エクストリームメモリの性能的には、相性抜群なんじゃないか?』
というドライグの声に、
『いやー、相性良すぎても困るよ』
特に俺たちの心労が。
と、思わず返してしまった。
―――――――――――
別の日のこと
「実践的な修行?」
『ああ』
「どうやって?」
『はぐれ悪魔狩りだ』
「大丈夫か?それ」
『バレやしない。はぐれ悪魔は依頼が無いと討伐されん。依頼自体、場所がわかってない事やフラフラしてることが多い。死んでても死んでたと報告されるだけだ』
「ほえー」
ならいいか。
『それに、はぐれ悪魔が居ると人が餌食になる。相棒は嫌だろ?』
「ああ。絶対にやだね」
『相棒ならそう言うと思っていたよ。オーラは俺が掴む。行くぞ』
「了解」
『あ、ヴリトラの小僧も呼ぶぞ』
「匙も?」
『ああ。ドラゴンの神器を得た以上、力がなければ死ぬだけだからな』
「・・・それもそうかあ」
そして、1時間後。
「来たぞー」
「おう。さんきゅ、匙」
『さて、今回だが、はぐれ悪魔がいるのは駒王の端の廃工場だ』
「彼処か・・・」
「あそこの近くでよく人が消えるから近づくなーってよく言ってたよな」
「はぐれ悪魔が原因だったのか・・・」
ふつふつ、と怒りが湧く。
「俺たちの町でよくもまあ」
「・・・絶対許さねえ」
廃工場まで、全速力で走った。
廃工場にて
「匙」
「なんだ?」
「ガイアメモリは準備しとくぞ」
「勿論だ」
『Joker!!』
『Xtreme!!』
『『Open, Gaia Memory throt!』』
『『Load!!』』
『Joker!!』
『Xtreme!』
そして、廃工場の扉を開くと。
そこには
「あらあら、ボクちゃん達ここに来ちゃダメって言われなかったのぉ?」
女性が、居た。
「ボクちゃん達も、
背後に屍の山を築いた、下半身が蠍の、異形の女性が。
「おい」
「なぁに?茶髪のボク」
「それやったの、お前か?」
「そうよ。ワ・タ・シ♡ボクたちも直ぐに連れてってあげるわぁ」
そして、女性は針を俺に刺そうとして。
ガシィッ!
「なっ!」
俺の左手に、抑えられていた。
「死ぬのはてめえだ。はぐれ悪魔」
そして、次の瞬間。
「ギィイイイイ!?」
邪炎が女性を襲った。
「お前に
『Joker Dopant!!』
『Vrtra Xtreme Drive!』
――――――――――――――
ああ、酷い気分だ。
悪い夢を見ているようだ。
『Boost!Explosion!!』
『オォオオオラァアア!!』
「ギャァッ!?」
黒い道化師の拳が、私の下半身の外殻を砕く。
『燃えろッ・・・!』
黒い焔が、私を襲う。
「あ゛あ゛ぁあっ」
なんで!なんでよ!せっかくあのいけ好かないカスから搾り取るだけ搾り取って殺して逃げられたのに!
なんであたしがァ!
こうなれば―――――!
――――――――――――――
「離れろぉおおお!」
オーラが弾けて、俺たちを飛ばす。
「よくも、よくもよくもよくもぉおおお!クソが!
すると、女性は
『な』
『あれは』
ガイア、メモリ――――――?
『Scorpion!!』
「がぁ、ああああ!!」
『うぇっ』
『うわぁー・・・』
女性が、ガイアメモリを飲み込んだ。
そして、体が変質して―――――
女性は、人型の蠍とも言うべき異形へと変質した。
『なんだよ、あのメモリは』
『それは後だ匙!あいつを倒すぞ!』
『お、おお!』
『――――――キヒ、キヒャヒャハハハハハ!殺ス殺ス殺ス食ウ食ウ食ウーーーーー!キヒャァ!』
そして、蠍―――――スコーピオンドーパントが俺に飛んできた。
『甘いんだよ!』
しかし、拳がスコーピオンの顔面を殴り飛ばす。
『ギ!?』
そう、相手がドーパントになろうが、関係無い。
こいつは、俺たちの町を脅かした。
俺たちの日常を汚した。
それだけは許さない。
そう、
『お前がなんになろうと、俺達はお前を赦さねえ』
町を泣かせるヤツらは、俺のこの手で打ち砕く。
俺達が笑顔で暮らせるように。
父さんが、母さんが、俺の周りの全ての人が、
きっと笑顔で、暮らせるように。
笑顔を踏み潰す、全ての『悪』を破壊する。
『そういう事だ――――くらいやがれぇ!』
匙はラインを伸ばし、スコーピオンドーパントに巻き付けて、投げ飛ばす。
そして、そのまま邪炎を放って火達磨にする。
『ア、アアアアアア゛ア゛ア゛!!』
邪炎が相手を呪い、焼いて、損耗する。
そして、消耗が激しくなるか、という所で、
『なめるなぁあ!』
魔力を放って無理やり呪いを外す、が
『舐めてたのはお前だろ?』
『Explosion! Joker Maximum Drive!!』
都合1分、6回の倍加の果てに、ジョーカーメモリのマキシマムドライブを発動させる。
オーラ全てを拳に集中させ、
『ぉおおおおおおお!!!!』
スコーピオンドーパントに叩きつけた。
『ギィイイイイアアアア!!!!』
瞬間、スコーピオンドーパントは爆散し、はぐれ悪魔も、塵へと還った。
現場に、壊れたガイアメモリだけが残った。
『――――――なにが、起きてるんだ?』
謎のガイアメモリ、明らかにおかしい様子だったはぐれ悪魔。
何かが、確実に胎動している。
本格更新遅れてもうた―――――:(´◦ω◦`):ガクブル
補足
今回のはぐれ悪魔は1度スコーピオンドーパントに変身できる人間を捕食していて、アダプタが体内に残り、胃内部に癒着。胃の中にアダプタが発生した為に変身できるようになってしまったのです。それもあり、今回のスコーピオンドーパントは適応係数等も測りきれていないために暴走、破壊後消滅と相成りました