ハイスクールD×D〜切札の赤龍帝〜 作:眼鏡熊@ヒロアカ完走
――――――――平和とは、薄氷の上に映る虚像である。
「ここが、駒王町かァ」
――――――――尊く儚いものであるからこそ。
「ぶっ壊しがいがありそうだ」
――――――――壊れるのは一瞬なのだ。
『Violence!!』
『ヒヒッ、ヒャヒャ、ヒャーヒャッヒャッヒャッ!ぶっ壊してやるぜ!平和ボケしたクソカス共ォ!』
――――――――――――――――
一誠と匙は、鍛錬も兼ねて学校の裏山を木々の間を飛びながら散策していた。
そんな折、
「―――――――なんか聞こえないか?匙!」
「んんー、そうだな。なんか音がしてる」
ミシミシ。バキッ!という音。
「なんか居るのか?」
「気になるな。見に行こうぜ!」
「おう!」
そのまま軽やかに二人は木々を飛び、音のする方向に向かって行った。
――――――――――――
しばらく飛ぶと、そこには
「なっ―――――!?」
「うそだろ・・・!?」
目が無く、歯がむき出しの頭部。
筋骨隆々で鉄板が刺さった身体。
鉄球になっている左手。
端的に言ってマトモではないその様相は間違いなく――――――
「
そう、そのドーパントが、木々を薙ぎ倒し、道を拓いている。
何の為に・・・?それは分からない。分からないがしかし。
怪しすぎる。あまりにも。
『―――――アァ?見られちまったなぁ?まあいいわ。死ねぇ!!』
そのまま、鉄球を振りかぶってきた。
「うっそだろオイ!?」
『Boost!Explosion!!』
即座に力を倍加、解放して籠手越しにガードする。が
ゴッッッッッッ!!!
「ギッ…!!!」
吹っ飛ばされる。でも、ただでは終わらない!!!
『Joker!!』
『Open,Gaia Memory throt. Load! Joker!!!』
『Joker Dorpant!!』
『Boost!!』
即座に全身を紫のラインが覆い、身体を道化師の如く変成させる。
「イッセー!!大丈夫か!?」
「大丈夫だ!サジ!お前も早く!!」
『死ねぇ!!!』
『Vrtra Xtreme Drive!』
瞬間、ドーパントの鉄球を黒炎が押し退ける。
『うおっ!?なんだこりゃ!』
『あっぶねー!!!サンキューヴリトラ!』
『全く。我が分身は危なっかしい』
イッセーはサジの元に戻って、
『おい!お前は何が目的だ!!!』
『あーん?目的だァ?そんなもん決まってんだろ!!破壊だよ破壊!!!!!この先にある駒王町を破壊するのが
『『は????』』
『Boost!!!』
その言葉に、イッセーとサジは激怒した。俺たちの街を破壊する???急に現れてゲラゲラ下品に笑いながら??そんな事
『『許せねぇ…!!!!!』』
瞬間。ドラゴンの激情に釣られて龍のオーラが溢れ出る
『おいおい。ドラゴン系神器持ちのガキが
すると、ドーパントの身体から闘気が溢れる。
『おい相棒。サジ。気をつけろ。あれは闘気。魔力では無いがあれを纏った鉄球の一撃は、今の状態でもかなりキツイ』
『『了解』』
『Boost!!Explosion!!!!』
そして、イッセーは己の激情に従い、溢れるオーラと共にバイオレンスに殴り掛かる。
サジはラインをバイオレンスに伸ばして闘気を吸収する。
『しゃらくせえんだよぉ!!!!!!』
バイオレンスは鉄球を振りかぶるが
『フッ…!!』
手をコロのように転がして鉄球をオーラごと
『なあっ!』
そのままの勢いで踏み込み、一撃。
ドゴッ!!!!!!!
『ガッ…!!!!』
『追い打ちだ』
『ぐぅおおおおおお…!!!陰湿な真似をォ!!!!!』
バイオレンスは闘気を解放して無理矢理解呪した。
『そんな不用意でいいのか???』
『何言ってやがる。まだまだ闘気は――――――っ?』
バイオレンスは急に体制を崩した
『消費が…激しい…?馬鹿な。そんな量は出して…まさか!!!』
バイオレンスはさらに力を込めると
『これは…!!!』
『小癪な真似を!!!!!!』
バイオレンスは闘気をみなぎらせてラインを引きちぎった。が
『不用心すぎるぜ?』
側頭部にイッセーの回し蹴りがぶち込まれる
『ごおっ…!?』
そして、サジと同じところに着地し、解放。
『Explosion!!!』
『決めるぞ。サジ』
『おう!』
そして、黒炎の鎖がバイオレンスを拘束する。
『くそっ!!!おい!離しやがれ!!!おい!!!!』
闘気とフィジカルで乗り越えようとするが、無駄である。あの黒炎は吸収した闘気から闘気吸収の能力を得た今だけの特別製だ。
イッセーは左足にジョーカーのエネルギーを。サジは右足に黒炎を纏い。空高くジャンプする
『『くらいやがれぇえええええええええええ!!!』』
ダブルライダーキックとも言うべきそれは的確にバイオレンスをぶち抜き――――――
『がっ…あ…』
メモリブレイクに持ち込んだ。
『さーてと』
『しっかり話を聞かせてもらおーじゃねーの』
2人はそれはもういい笑顔だったという