先輩との絆レベルを上げ忘れてましたっ!   作:hikari kawa

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ジャガー道場

スー、がこんっ。

 

ガオー!

 

 

ジャガー「はーい、みんな元気ー? ちょっとしたコミュニケーション不足から大事なマスターを失ってしまったカルデアを救うジャガー道場だぞー」

 

弟子一号「押忍っ! ここではどうしてマスターさんがカルデアを裏切ってしまったのかを考えていくよー!」

 

ジャガー「ところで弟子一号。あなたはプリズマなイリヤちゃん? それともシトナイちゃんなイリヤちゃん?」

 

弟子一号「正直どっちでもいいかなって。そういうタイガこそなに、その恰好」

 

ジャガー「ノー。ここでは師匠と呼びなさい弟子一号。そして今の私はカルデアの美しいジャガー。それ以上でもそれ以下でもないのよっ!」

 

弟子一号「ふーん。ところで師しょー。今回のバッドエンドの原因ってなんなの?」

 

ジャガー「それはもちろん、そこのナスビちゃんがマスターのメンタルケアを怠ったからよ」

 

ましゅ「わ、私のマスターは最強なんです! どこぞの冬木のブラウニーとは違ってバッドエンドとは無縁なはずだったんです!」

 

ジャガー「シャラーップ!」

 

ましゅ「あうっ」

 

弟子一号「えーっと。ナスビちゃんは知らないみたいだけど。じつはマスターさん、バレンタインみたいな平和そうなイベントでも死にかけているみたい」

 

ジャガー「そう。例えばおはぎを渡してくる尼さんの対処を間違ったりするとかね」

 

ましゅ「そんな。それじゃあ私はどうすれば」

 

ジャガー「とりあえず。すくなくともセイレムにはついて行きなさい。いくら戦闘能力が無くても貴女はマスターの大事な相棒なんだから。さすがにメンタル折れかかっているマスターにクトゥルフはまずいわ」

 

ましゅ「……大事な相棒///」

 

弟子一号「というか。亜種特異点はマスターさんのメンタル折りにきてるから、しっかりサポートしないと。信じたオジサンに裏切られすぎー」

 

ましゅ「たしかに。やっぱり、先輩には私がついていないと駄目ってことですね!」

 

ジャガー「ふっ。マスターが疲れていたら変に気を遣わずに素直に心配すればいいのよナスビちゃん」

 

ましゅ「じゃ、ジャガ村さんっ」

 

ジャガー「というわけでマスターから拝借したこの聖杯を使ってナスビちゃんを良い感じの所まで送り出すわ」

 

弟子一号「マスターさん。無駄に聖杯ため込んでるからなぁ」

 

ましゅ「そ、その良い感じの所とはどこなのでしょうか!」

 

ジャガー「それはもちろん、Eternity Blue が流れているあの場面よ」

 

ましゅ「私と先輩が将来を誓い合うあの名シーンですね!」

 

弟子一号「……こんなにマスターさんの事すきなのに。どうしてあんなバッドエンドにいっちゃったかなぁ」

 

ジャガー「ナスビちゃん。愛とは躊躇わないことなのさ。という訳でもう二度とジャガー道場に来るんじゃないわよナスビちゃん」

 

ましゅ「はいっ! 待っててください先輩。初期の幕間の物語のようにいつでもどこでもくっ付いていきます!」

 

 

 

 

 

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fateのバッドエンドといえばこれ。


虚無期間の暇つぶしになれば幸いです。

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