「やれ!俺の仲間たち!」
レグルスがそういうと、後ろにいた怪人たちが四人前に出てくる。それはおそらく彼のボディーガードのようだ。
「お前は戦わないのか!!」
ドライバーのミラが怒鳴る。
「君一人だったら俺じゃなくてもいいと思ったからね。さ!やっちゃって!俺の話を聞いてもらうために、殺しはしないでね。」
彼らは胸ポケットからレグルスのドライバーと同じ形のものを出すと、手の中のフラーワエナジーをソレイユのほうへ見せつける。形はクローバーだ。
『Comant growin' now Comant growin' now Comant growin' now』
四人同時にドライバーにフラーワエナジーを挿入すると、変身音とともに姿が変わる。
『Go G G G Going!』
「仮面ライダーコマントだよ!俺の仲間たち!」
コマントは四人同時に容赦なく襲い掛かってくる。それに対しソレイユも四人に増え、マンツーマンで戦う。しかし、ソレイユの体力は1/4なので体力的にも厳しかった。
「四人同時は...無理かも...!」
『Finished by Comant!』
コマントはフィニッシャーの音声を鳴らし、胸の四つの銃口からソレイユを射撃する。ソレイユはガラスの窓を割り真っ逆さまに地面へと落下する。
「うわああああああああ!!」
ミラの意識は飛び、薔薇は謎の爽快感からか少し楽しんでいるが、地面に墜落して死亡するということはなかった。落下中のソレイユを誰かがキャッチしてくれたのだ。
「君は負けたんだ。」
それはレグルスだった。レグルスは食虫植物を萎ませながら話す。
「約束だよ。俺の話を聞いて!」
負けたのが恥ずかしいソレイユは、目を合わさず黙る。
「まあいいや。聞いて。まず、だまして裏切ったと見せかけたのはごめん。俺はソレイユの敵になろうとなんかしてないよ。Mさんも自分の世界に帰っただけ。さっきのコマント達は俺の本当の部下。彼らといっしょに組織をだまして内側から破壊するつもりなの!だから協力して!」
「本当なの?レグルス。」
「ほんとのほんとだよ!だから俺は君に直接傷つけてないの!」
これにはミラも納得し、黙って様子を見る。
「あと、偽物のソレイユのことなんだけど...」
それを説明しようとしたところで、レグルスの首元に刀が突き付けられる。
「カニバル!貴様どういうつもりだ!」
仮面ライダー裂羅だった。ソレイユは変身を解除して裂羅に説明すると、二回目でようやく理解した。
「すまない!ただもうちょっとわかりやすくしてほしかった...」
レグルスは組織の内部に入りわかったことを説明する。すると信じられないことが発覚する。
「僕に兄がいるのかい...!」
ミラは自身の兄の存在を知らなかった。しかもそれが、ソレイユの偽物として活動していることすらも。