「もうそろそろミラ達が僕の存在に気づくはずだろう。工作員としてきたのがバレバレさ。」
そういったのは、ミラの兄且つ帝国軍第一将軍のディフダだった。彼は生まれた後すぐに迷子で捨て子として育てられ、四歳ですぐに独立した。フラーワの一歳は人間の三歳に相当しており、彼はとても意思が大きかった。
「ウェズン、僕のエナジーを使っていいから、ちょっと様子見てきてよ。」
仮面ライダーソレイユに最初に倒されたライダー、ラフレルの変身者の一人、ウェズンはあの後ディフダに助けられ、彼のもとで生活している。
「わかりました。でもまだ量産型のフラーワドライバーが試験版ですぜ。」
「大丈夫さ。試験版のを使えばいい。君ならいけるさ。」
そういってディフダはウェズンに試験版のフラーワドライバーを持たせ、地球へ向かわせる。
「わかりましたディフダさん!俺は絶対戻ってきます!人質としてこのラフレシアのエナジーを預けるので、行ってきます!」
ウェズンは割れ目を作るとそこへ静かに入る。そして地球がある出口へ行く。
「待ってろよソレイユ。今の俺は強い。」
◇◆◇◆
あったこともない自分の兄が自分のふりをして悪事を働いていることを知ったミラは、驚きを隠せていなかった。そんなところに手紙が一通届く。薔薇がポストからとって宛名には『仮面ライダーソレイユ』と書いてあったので、みんなの前で封を開ける。
「ええと、『初めまして!僕の弟、そしてその仲間たち!僕がミラの弟、ディフダということはもう知っていることだろう。まず仮面ライダーソレイユ、君には謝らなくちゃならない。僕は君を活動的にさせるために君の偽物として地球で少し遊ばせてもらった。すまないと思っているよ。なんで活動的にさせるかって?それはミラ!君に帝国軍として一緒に戦ってほしいからだよ!今日、そっちに僕に忠誠を誓った一人を送ったから、詳しくは彼に聞いてね。それじゃあ、いい結果になるように願っています。 君の兄、ディフダ=グリーンウッド』だって。」
ミラはディフダの要求は断っている。自分の家族が、帝国軍と戦って危険にさらされているからだ。
「僕は絶対に要求に応じないよ。たとえ、兄と決裂しても。」
その時、サクラのケータイにニュース速報が流れる。
「また偽物ソレイユが出たっぽい!」
サクラは敬一に巻き付き、ミラも薔薇に巻き付くと、ミラが言い出す。
「敬一、バイク持ってたよね。実は僕もあるんだ。」
ミラは薔薇の玄関のドアをフラーワの世界につなげて、そこから自分のバイクを出す。
「これ!名付けてソレイユ号!今日から薔薇のものさ!」
薔薇は喜び、早速運転をする。バイクの免許は調子に乗って十八の時に取ったのだ。もちろん敬一達もついていく。
捕まるんじゃないかというスピードで目撃された場所へ行くと、そこでは少し黒味がかかったソレイユが店や道で暴れていた。記者も続々ときている。
「なんでみんな見ているだけなんだ...仕方ない、行こう!ミラ、敬一さん、サクラ!」
彼らは記者や警察の間を通って偽ソレイユの前へ出る。警察には止められたが、目を盗んで変身する。
「私たちが相手だ!変身!」
『『フラーワ...フラーワ...フラーワ...フラーワ...』』
『激しく燃える、情熱の赤!バラ!』『あなやあなやといひけれど!はるのさくらのたたかへば!サクラ!』
彼らが変身すると周りはざわつき、カメラのフラッシュが刺さる。
「フラッシュ撮影は禁止です!」
裂羅が叫んでも周りは聞かない。仕方がないので警察に周りを抑えてもらう。
「君が...僕の兄なのかい....?」
「ソレイユ!俺はお前の兄なんかじゃねぇ!俺はお前をここで殺す!」
偽のソレイユは大声を張り上げてソレイユに向かっていく。ソレイユは対抗するが、ウェズンの怒りの勢いに勝てない。
「うっ!!!!」
偽ソレイユのライダーパンチを食らったソレイユは膝から倒れてしまう。
「ソレイユ!」
彼女には裂羅の言葉は届いているかはわからない。