SOLEIL ~咲き誇る太陽~   作:いゆ

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兄との闘い

「うおおおおおお!!!」

 二人のソレイユは互いにぶつかり合う。

「私たちは二人分の力だ!お前になんかまけない!」

「それはどうかな。僕一人で君ら二人分かもしれないよ。」

 その通り、二人のソレイユは互角であった。

 そして裂羅のほうも苦戦していた。今までソレイユが簡単に倒していた弱いはずの敵も、二体同時に、しかも強化されて戦ったら簡単に倒せるはずがない。

「君たちはディフダのペットでいいのか!」

「私たちは反乱軍のフラーワを殺す。それ以外教えられていない。」

「俺たちはそれに従っているだけだ。」

 やはり感情のない声で答える。それに裂羅は違和感を覚えて、ディフダに問う。

「おいディフダ!お前自分の部下に何をした!」

 ディフダは薔薇と戦うのを休まずに答える。

「何もしてないよ。強いて言えば、僕に従うように脳を改造したとか?」

「信じられない!本当にミラの兄なの?」

 薔薇が問うとディフダは余裕そうに答える。

「ああそうだよ。それより君の体、もうやばいんじゃない?」

 ディフダが言うように薔薇の体は傷だらけだった。

「エナジーを変えて!そしたら少しは治るよ!」

 ミラが言う。薔薇は蒲公英のエナジーを出してドライバーに入れる。

「チェンジエナジー!」

『粘り根を張る 黄色の戦士!蒲公英!蒲公英!』

 一度も行ったことのない掛け声で薔薇はダンデリオンフォームへと変わる。

「お前にはできない行為だ!」

 薔薇が煽るとディフダは白い花のエナジーを持つ。

「残念。僕も違うの持ってるよ。」『コットンローズ!』「変身。」

 その瞬間、ディフダの前に男が入る。

「ソレイユ!とれた!」

『二つの色は 危険か!やりすぎか! コットンローズver.DANGER』

「お前がナイトメア様を一回倒した!」

「そ!俺がレグルスだよ。バラのエナジーはここで破壊するね。」

 その男は、押し入れに引きこもっていたレグルスだった。彼は奪ったエナジーを足の下に置き、勢いよく踏みつぶす。『バラ!』という音声とともに彼は足を上げると、プラスチックの破片と中から漏れた液体があるだけだった。

「これで偽物は消えたね!やったねソレイユ!」

「ふざけやがって!おい!ウェズン!シャウラ!やれ!」

 しかし返事はない。そこには敬一がいただけだった。

「あー、彼らね。サクラと一緒に戦いながらどっか行っちゃった。」

 仮面ライダー裂羅は変身を解除し、サクラが一人で戦っているのだ。

「何してんの敬一さん!これ使ったら倒せるよね!私これ使うから!」

 薔薇はドライバーから蒲公英のエナジーを抜き、敬一に渡す。そして薔薇はチューリップのエナジーを手に持つ。

「俺も変身する!」『Florwe Driver Proto』『Conivorous plants』

「変身!」「チェンジエナジー!」

『冠と盾と剣! 赤い戦士! チューリップ!』『Carniv Ca Ca Ca Carnivorou』

「俺たちが相手だ!」

 ディフダは何かを決めたように顔を動かした。

 

 そのころ、裂羅も変身していた。

「サクラ!お待たせ!」

「おそい!」

「いくよ!変身!」

『粘り根を張る 黄色の戦士!蒲公英!蒲公英!』

「桜じゃないの!?」

 サクラはいきなりの新フォームに驚いている。

「仮面ライダー裂羅!ダンデリオンフォーム!」

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