SOLEIL ~咲き誇る太陽~   作:いゆ

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ナイトメアの登場

「久しぶりだね、ナイトメア。俺だよ、覚えてる?」

 洞窟で2人のライダーが話している。

「ああ、久しぶりだ。あの頃はお互い若かったなぁ。レグルス。」

「わかってると思うけど、俺は今日は君を倒しに来たんじゃないよ。」

 レグルスは四角い物体のボタンをポケットの中で押す。

「エネルギーが吸われてる気がするのは気のせいかな?」

「気のせいじゃないかな。」

 そう言ってレグルスはドライバーを巻く。

『カニバルドライバー』

「おやおや、お前は変わってないねえ。だが今のお前の力じゃ俺には勝てないんだよ。」

「そんなことぐらい知ってるよ。ねえ、君はソレイユに近づいて何をする気?」

 レグルスは変身して攻撃を始める。

「お前は気づいていたか。レグルス。今回はお前の組織に攻撃はしない。だからせいぜい仲良くやろうよ。」

 老けた声でナイトメアはいい、レグルスを蹴り飛ばす。

「じゃあな。ソレイユには全部話すつもりだ。」

 下からとがった葉が出てきたと思えば、それは花火のようなきれいな花を咲かせ、それが消えるとともにナイトメアは消えていった。

「まったく、ソレイユはなんていうだろうかな。あは。」

 

◆◇◆◇

 

 ディフダとの件がいい方向に終わり、ミラ達は帰る準備をしている中、レグルスがバイトから帰ってきた。

「ただいまー。」

「おかえりー、ってここ私の家だし!早く準備して?!」

 薔薇が突っ込みを入れると、レグルスはやれやれというように椅子に座る。

「ああ、そのことなんだけど。」

「うん?」

「僕らまだ当分お世話になるかもね。」

 少しの間沈黙が流れる。

「え?レグルスにしては面白くない冗談だね。」

 ミラ達は信じない。

「今にわかるさ。」

「あ、これ。」

 レグルスが言ったとたんに敬一がスマホを見せる。

「フラーワの情報?いったいなんで?ディフダがかえって説得したんじゃないの?」

 薔薇はみんなに言う。サクラが答える。

「ディフダ、死んだとか?」

「いったい誰に?」

 敬一が言う。

「とりあえず、行かないと被害が増えちゃうよ~。」

 レグルスがまとめてそれぞれのバイクで現場へ向かう。

「うわー。これはひどいねー。」

 現場は工場で、フラーワの巣窟となっていた。

「みんな。いくよ。」

『『フラーワ....フラーワ...フラーワ...』』『Carnivorou growin' now Carnivorou growin' now』

「「「変身!」」」

『バラ!』『サクラ!』『Ca Ca Ca Carnivorou』

 フラーワ達は音で気づいたのかソレイユたちを襲ってくる。ソレイユたちももちろん戦う。

「なんか黒くない?」

「多分バラだ!薔薇、これはエナジーにすればソレイユを強化できるかも!」

「まじで!いっくぞー!!チェンジエナジー!」

『冠と盾と剣! 赤い戦士! チューリップ!』

「またまた量が多いな!俺たちもチェンジエナジーだ!薔薇、エナジーくれ!」「いいよ!それ!」

『寒波でも耐える芸術花伝! パンジー!』

「はっ!はっ!」

 パンジーフォームになった裂羅は氷の弓で戦う。

『パンジー!』

 エナジーを弓のスロットに入れるとかっこよさげの音声が鳴る。

「凍れ!パンジーブリーズエクスプロージョン!」

 弓からは無数の氷の矢が発射され、敵に当たるとそれは凍る。それをソレイユがチューリップの剣で倒す。

「ソレイユ!早くエナジーに変えろ!」

 裂羅は怒鳴る。

「そんなに言わなくても...」

 そう呟きながらエナジーにして、音声を確認する。

『ブラックローズ!』

 それはいつものエナジーより低い声で、どことなく強い力を感じた。

「それ貸して?」

「はい。」

 ソレイユはブラックローズのエナジーを裂羅に渡す。すると、敬一は変身を解除してサクラを押しのける。

「何するのよ!」

「やっとこれが俺のものになる時が来た。協力ありがとう。ソレイユ。」

 敬一はどこからかフラーワドライバーを出し、腰に巻き付ける。

「まさか...」

 サクラの察したような声に無視をして敬一はまたどこからか知らない大きなエナジーを出す。

「ははははは。みんな驚いてるなあ。俺は予想通りの反応でうれしいよ。ソレイユ、悪いけどパンジーのエナジーは貰っていくよ。」

 誰の言葉も待たずに、敬一は大きなエナジーに普通のエナジーを差し込む。

『ナイトメアフラワー!』『ユーカリ!』

 待機音が鳴る。

「俺がナイトメアだ。ははははは!変身!」

『悪夢!ユーカリ!メアユーカリ!』

 ナイトメアは仮面ライダーメアに変身した。

「またあおう。仮面ライダーたちよ。」

 ユーカリの花は彼を覆い、それが消えるとともに彼も消えていった。

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