SOLEIL ~咲き誇る太陽~   作:いゆ

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船上の戦い

 仮面ライダーソレイユと仮面ライダーカニバル、そしてサクラとジャンヌは敵の船上に乗り込み、戦う。

「負けねえよ!俺たちは強いからな!」

「そんなことない!私たちは仮面ライダーだ!はああああああ!!!」

 ソレイユは棘の腕でパンチするが、それはしっかりと入らない。

「硬い...!」

 彼女はもう一度同じくパンチをするが、またもや入らない。

「なんで..!」

「仮面ライダーも大したことねぇな!」

 今度は敵がこぶしを握る。そしてソレイユにパンチを入れる。

「うらぁ!!」

「うっ!!!」

 パンチはソレイユの急所に入り、飛ばされたソレイユは倒れこむ。

「薔薇、いったん引こう。」

 ミラがソレイユの体を操り起き上がり、自分の船に戻ろうとする。が、「そうはさせねえよ。」と道は敵に回り込まれていた。

「地球から来た仮面ライダーなんてしょせん人間だ。やっちまえ。」

 ソレイユをパンチした上級っぽいフラーワが言うと、五人ほどのフラーワがだんだんと近づく。

「この世界は戦争真っ盛り。そこに足を踏み入れたらただじゃ帰さねえよ!!」

 フラーワ達がソレイユにとびかかってきたとき、そこに閃光が走る。

「うわああ!」「なんで!」「ぎゃあ!!」

 フラーワ達の悲鳴とともに、彼らが久しぶりに見る姿が現れた。

 

『あなやあなやといひけれど!はるのさくらのたたかへば!サクラ!』

 

 仮面ライダー裂羅だった。裂羅は慣れたように剣を使って下っ端だと思われる敵を薙ぎ払ってゆく。

「いやー、騎士として鍛えた腕が光るな!」

 仮面ライダー裂羅、それはムウェンの騎士、ジャンヌだった。

 これにはレグルスも驚いて見ていた。

「サクラ!いいの?」

「もちろん!」

 裂羅が参戦して形勢逆転かと思えば、意外にもそうではなかった。

「馬鹿か。一人がドライバーになってただでさえ少ない人数が減ってるじゃないか。俺たちも行くぞ。」

 一人が言うと、船の中からまた更に強そうなフラーワが出てくる。

 薔薇に戻ったソレイユが攻撃してもなかなか入らない。

「またこのタイプか...!」

「俺は硬いよ姉ちゃん。実は俺の俺も硬いんだ。試してみない?」

 一人のフラーワがソレイユに近づく。しかしその言葉にソレイユは彼を押し飛ばす。

「死ね!」

 するとそれに怒ったのか彼はソレイユに襲い掛かる。

「調子に乗るなよてめぇ!女だからって優しくしてればいい気になりやがって!死ね!死ね!うらぁ!俺がぶっ殺してやるよ!」

 彼はソレイユを押し倒し、興奮状態で彼女のマスクを殴りながら叫ぶ。

「お前を殺した後この世界と一緒にお前の体もばらばらに犯してやるよ!覚悟しとけ死ね!」

「あちゃー、あいつすぐ怒るし怒るとああだから好きじゃないんだよねえ。ま、僕たちは他から倒しますか。」

 ソレイユはずっと殴られている。

「お前.....うっ!...ああっ!...」

 その間も裂羅とカニバルは戦い続けている。

「ほっ!はっ!!てや!」

「君たちもなかなか強いね!でも私は負けないよ!ほらっ!」

 ソレイユが半分意識が飛んでいるところに、大きなユーカリの花が咲く。ナイトメアだ。

「ナイトメア様!今、仮面ライダーたちを倒しているところでした!」

 ソレイユを殴っていたフラーワが立ち上がりすぐに挨拶をする。

「おおー、そうかそうか。でもこれは君の感情をぶつけてるだけだよね?残念ながらそんな花材は俺は求めていない。」

 そういってナイトメアは敬一のまま彼を蹴り、その勢いで彼は大海原に落下する。

「仲間にまでそんなことを...!」

「なんでそんな反応なんだよ。俺はお前たちが負けそうなところを救ったじゃないか。というかソレイユ!お前はブラックローズを使えてないじゃないか。」

 ソレイユはブラックローズのエナジーを手に取る。

「それだ。それを上手に使えばこのピンチを抜けることができたのに、全く俺は残念だよ。」

 ナイトメアは今度はフラーワに向けていう。

「お前らもなあ。あんまり強化怪人態を乱用したら自分の力に負けて危ないぞ。今日みたいな時はいいが、弱い市民とかのためには使わなくていい。こっちも残念だ。」

 文句だけを残してナイトメアは自身の武器にユーカリのエナジーをセットする。

「邪魔して悪かったな。どっちも負けないように頑張れよ。」

『ユーカリ!』

 武器からはユーカリの花が咲き、それが消えるとともに彼も消え去った。

「よし、再開しよっか。」

「うおおおおお!!!」

 ソレイユたちの船の戦いはまだ終わらない。

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