SOLEIL ~咲き誇る太陽~   作:いゆ

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ブラックのソレイユ

 戦を再開したソレイユたちは、まだまだ劣勢だった。

「ジャンヌ!これを!」

 ソレイユは裂羅に蒲公英のエナジーを投げる。彼女はそれを受け取り、ドライバーに入れる。

『粘り根を張る 黄色の戦士!蒲公英!』

「おお!蒲公英か!これは使えるかもしれないね!」

 ジャンヌは剣のスロットに蒲公英のエナジーを入れ、それで敵をなぎ倒す。

 これでやっと強いフラーワが一体倒れた。

「これで一体か。薔薇!ブラックローズを使ってみて!」

「うん!」

『ブラックローズ!!』

 低い声の黒いバラのエナジーは船上に鳴り響く。

 ソレイユはそれを静かにドライバーにセットする。『フラーワ...フラーワ...』と待機音が鳴る。ソレイユの周りにはどこから生えてきたのか大きな黒いバラが咲く。

「お前らやっちまえ!!」

 強いフラーワが攻撃するが、ライダーの変身中は無敵なので全く効かない。

 

「チェンジエナジー!」

 

 ソレイユはエナジーをさらに押し込み、周りの黒いバラの蔓が伸び、ソレイユに巻き付き、締め付ける。それのせいか、彼女はかなり苦しむ。

「あああああああ!!!!」

 

『その黒色は何の色!正義のためか悪のためか!ソレイユ_ブラックローズ!!フラーワー!!』

 

 ソレイユの体は黒を基調としたバラになり、通常の赤いバラと形状もかなり変わっている。

「うらあああああああああああああ!!!」

 ソレイユは強いフラーワをどんどん蹴散らしてゆく。

「おおっ!強いね!」

「そうだねレグルス!私にはまねできないよ!」

 しかし、ソレイユの様子が少し変だ。彼女は一体倒すたびに体に稲妻が走る。そのたびに彼女は苦しむ。

「ソレイユ!大丈夫かい?」

 彼女は返事をしない。

「ああああああああああああああああ!!!」

 最後の一体を残して、ついに彼女は倒れた。

「あいつが倒れたらこっちのもんだ!うらっ!」

 倒れたソレイユに最後のフラーワがキックを入れようとするが、横からレグルスがキックを見舞う。

「なわけないでしょ!」

 フラーワは海に落下する。フラーワは全滅した。

「勝った...の?」

 レグルスが言うとジャンヌが答える。

「これでこの船を沈没させれば勝ちさ。」

 レグルスはソレイユを変身解除させ、自分の船に寝かすと敵の船から大きめのエナジーを見つけた。。

「これか...」

 彼はそれをポケットにしまい自分の船に戻った。

 ちょうどその時ジャンヌに氷を当てられた薔薇とミラが目を覚ました。

「は!!船は?」

「今から沈没させるところ。それより大丈夫?」

「私は大丈夫。多分ミラも大丈夫だと思う。」

「僕は大丈夫。」

 ミラは片手でグッドサインをする。

「いやー、みんな無事でよかった。さ、何もなければあと二時間ちょっとでつくよ!」

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