SOLEIL ~咲き誇る太陽~   作:いゆ

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ナイトメアの悪巧み

 ランダン王はナイトメアたちに殺害され、国の政権はナイトメアが握っていた。今、ランダンでは元帥且つ絶対王政の王が他国に一気に攻めているのだった。

「ナイトメア様、将軍からのメッセージです。」

 幹部がナイトメアに手紙を渡す。

「何?一般市民だったハリー(本名は不明)に秘密裏にフラーワドライバーが渡り勝手にムウェンに攻め込んだ? おお!ついに市民にまでドライバーが渡ったか!!」

 ナイトメアはうれしがる。幹部はそれを止める。

「ナイトメア様、将軍は怒っています。一般市民にドライバーを流したのはナイトメア様なんですか?」

 ナイトメアは足を組みドリンクを飲む。

「お前にも貸してやろうか?」

「ナイトメア様!お言葉ですがもうこれ以上一般市民を洗脳して改造するのはやめてください!僕は市民に楽しく生活してほしいだけなんです!!」

「うるさいなぁ。楽しく生活しながら戦争ができると思うなよ。領土を増やすだけじゃない。俺の命のためでもあるんだよ。俺はこの世の強いやつの力を吸わなければ生きていけない。お前も俺の忠実な部下だ。協力してくれるよな?」

 ナイトメアはドライバーを巻き付けて脅す。が、幹部はそれに応じない。

「俺はランダン王ナイトメアの忠実な幹部・アダム!それも今日でおしまい!俺はお前をここで殺す!!」

「やめておけと言っておくがな。変身。」

『悪夢!ユーカリ!メアユーカリ!』

 アダムは剣でメアに攻撃するが、メアはそれをよける。そして一撃のパンチでアダムを倒す。

「うわあああ!!」

「やめておけといったからな。」

 アダムはエナジーになり、その場に落下する。

「お前も大したことはなかったな。」

 ナイトメアはそれを拾い上げ、音を鳴らし驚く。

『ブリーズオブサクラ!!』

「やった!!また強い敵が現れそうだ。」

 ナイトメアはエナジーをしまい、割れ目を通して出かける。そこは城のような場所だった。

「おはよう。《誠実なる青王子》はお前か。」

 そこはムウェンの城だった。王子はナイトメアを敵対視する。

「ランダンのお前が、ムウェンに何の用だ!!」

 部屋にはムウェンの兵が剣を構えて入ってくる。

「おいおい面倒だろ。いい商談があると思ってきたのに。」

 王子はそれを無視し、兵にナイトメアを襲わせる。

「はぁ...」

 ナイトメアは面倒そうに兵と戦う。なんと強力なナイトメアは五人の兵を全員一撃で倒してしまったのだ。

「俺はお前を今からでも殺せる。話を聞け。」

「わ、わかった。」

 王子の部屋のドアからはランダンの兵が出てくる。

「お前のライバル、ランダンの王は死んだ。だからランダンをムウェンに引き渡そうと思ってな。そうすりゃムウェンは世界でも有数の強国だ。どうだ?」

 王子はナイトメアの話に笑いが止まらない。

「ははははははは!!」

「ただし新しく攻めるものがある。」

「なんだね?」

 ナイトメアは青く丸い星の絵を見せる。

「地球だよ。それとこのことは仮面ライダーたちには内緒にしろ。わかったならこの紙にサインをかけ。」

「地球って!私たちが偵察に行ってる...」

「早くかけ!」

 王子は契約書にサインをし、ナイトメアもランダン王の名でサインをする。

「これでこの国とランダンはお前のものだ。はははははは!!」

「ははははは!!」

 二人で暫く笑いあい、ナイトメアは割れ目から人間を出す。

「お前に人間態をあげよう。さあ!早く乗っ取れ!」

 王子はナイトメアに言われた通り人間を襲う。彼は口から人間の中に入り、乗っ取る。

「ほら、ドライバーだ。」

 ナイトメアにフラーワドライバーとエナジーをもらった王子は、ドライバーを腰に巻き付けて早速変身する。

『バンクシア!』

「私が地球を滅亡させる。変身。」

『バン!バン!奇妙な実はトラウマを作る! バンクシア!』

「それはランダン王の力だ。大切に使えよ。"仮面ライダーバンクシー"」

 そう言い残してナイトメアは今度は薔薇のところへ行く。

 夜なので、もう薔薇が戦っているところだった。戦火で明るいところに割れ目ができ、そこからナイトメアは出る。

「よお、元気にやってるか?」

 薔薇は甲冑を着て戦っていたが、まるで力になれていない。

「ちょっと久しぶり。何か用?」

「ああ。裂羅はどこだ?」

「あっちで戦ってるよ。」

 裂羅は川の向こうでランダン軍と戦っている。ナイトメアは割れ目を使って薔薇のほうへ移動する。

「久しぶりだな。元気そうで何よりだよ。」

 ランダン軍は攻撃をやめ、ナイトメアに頭を下げる。

「裂羅、お前をもっと強くするアイテムを持ってきたぞ。」

「もらっておくよ。ランダンの仮面ライダーマッドを倒すためにな。」

 裂羅の中に入ってるジャンヌはマスクの上からでも起こっているのが分かった。

「ああ、それは悪かったな。ただこれだけ聞いてくれ。ランダンは戦争に負けた。これからはムウェンに支配される。」

「なんだと...!?」

 それを聞いたランダン軍は次々と膝から倒れこむ。中には泣いている者もいた。

「本当だ。お前らは戦争に勝った。だが別の組織が地球を攻めるらしい。だから地球に戻れ。もうやばいかもな?」

 ジャンヌは変身を解除し、サクラとともに薔薇のところへいく。薔薇に訳を話すと、彼らは急いで宿に戻った。

「明日、俺がお前らを地球まで運んでやる。朝の六時にここを出る。それまでに仲間を集めてこい。」

 薔薇はミラが帰ってないことを心配する。

「じゃあな。」と言ってナイトメアは割れ目に消えていった。

 次の日の午前六時にはミラもいないとならないのだ。

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