「お前ら!! 近衛大隊君主である大将をそんな練度で守れると思ってるのか!! 装填!! 騎乗!! そして発射!! 全てが遅いわ!!」
オッス佐々木龍氏こと奴隷2号だ。
今四国の伊予で常備兵800名を訓練してるところだ。
半数は黒鍬隊(小荷駄隊)だがな……
おっと話が逸れたな、んー、わかりやすく伊予三好家と言っておくが、三好本家(三好政権)は現在2万5000までなら動員可能、水軍と諜報部隊がある程度といったところだと優駿様はおっしゃっていたな
現段階で約10国の国力を有してこの数の動員人数なので約2から3万石程度で800の兵を養えている伊予三好軍は結構無理しているように他からは見える
他にも忍び衆を含めると1000名になるんだよなぁ……
と言っても大将が金をなんとかしてるのと黒鍬が半農みたいな役割を担ってるんだよな
※優駿は黒鍬を使って道の整備費や建築費を浮かせつつ開拓させています、大半は元奴隷達です
収支が釣り合ってない感じはするが、大将の事だからなんか考えが有るんだろうな
※佐々木は大内氏の金を使っての両替業をしりません
(というか大将は400の兵に何で騎兵、長槍、火縄銃、弓全部の練習をさせるんだ? 弓も南蛮弓〔クロスボウ〕が中心だし)
これらには優駿としての考え方があった
優駿の戦争方針として騎馬隊によるクロスボウや銃を使った一撃離脱による釣り、釣れたら今の数倍には増員されるであろう正規兵によるテルシオで殲滅、来なければ薬中の狂気の突撃をしたいなぁと考えていた
ただ、平地が多い欧州と違い起伏が激しい日本の地形にはテルシオの様な集団陣形よりも散兵戦術が有ってると考えているので、テルシオという見せ札による敵の思考を誘導し、行動に制限をかけられればと思っていた。
このためには今居る兵は増員される兵の教官や隊長クラスにはなってもらわないと困るので、全ての武器に触れさせていた
(……俺は普通に人を訓練する役割で良かったぁ……人間牧場なんかに配属されたら狂うぞ本当に)
畿内の人間牧場に白石はいた
「白石最強(白石さんお疲れ様です!)」
「あ、畏まらなくていいから」
「うっす! 白石最強(ありかとうございます)」
どうも皆様白石です
よくわからないのですが拙者の名前が最強というのが優駿様的には気に入ったのか与えていただいた苗字を含め白石最強と言われております
家老仲間達から馬鹿にされている気がしなくもないですが、優駿様から畿内の施設全てを任されております
ここ人間牧場も私の管轄なのですが正直早く管轄から外してもらいたいです
施設で働いている者達も軽度ながら薬物中毒になっていますし、人体実験を繰り返しているので精神的に狂う者が後をたちません
それでも問題ないほど雇えるくらい畿内周辺は治安というか食糧難が続いているのが現状でございます
幕府、宮、三好本家と政治の中枢が複数有るため混乱が治まる気配がありません
話が逸れたね
私がここに来た理由は畿内から四国に施設を転移させる為ですが、どうしましょうかね……薬は伊予でも作られ始めていますが量が足りませんし
「ある程度間引く必要があるかもしれませんね」
次に主人公の子供アンケート 子供は転生者ありかどうか
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転生者はなし
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ありありのあり
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前世が人でないもの限定よ
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(現代人は)いかんでしょ(昭和までの人)
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逆に未来から呼べよJK