天下人の内政官   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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歴史を知っているための狂人

 三好政権が確定した1546年の暮れに私は密かに畿内に帰還していました。

 

 所在不明の元大魔王晴元様の逃走先が判明したためです

 

 歴史ではこの後も生き続ける大魔王様ですが、私にとって結構な情報を握ってるから消しに来ました。

 

 というのも畿内に複数箇所ある実験施設のうち複数個大魔王様は知ってるんですよね。

 

 ダミーが殆どですが怪しまれないためにアヘン製造施設だけは本当の場所とアヘンの鎮痛作用等の効能、依存性を知っているのでねぇ……

 

 ゴキゴキ

 

「いやはや、早く殺されてくれませんかね晴元様、私がここに居るのがバレたら三好家にも大内さんとこにも悪いんですから」

 

「ひ、ひぃ……ゆ、優駿なぜ私を殺そうとするのだ」

 

「いや~、正直私の裏面を知っているのでねぇ、あ、安心してください、痛みは無いですから。気持ちよく死ねますよー」

 

 12回に及ぶ私が山口に居る間に増員して大大名クラスが抱えるような忍び衆(数だけで練度はお粗末)達による襲撃で人質だった将軍と散り散りになり、現在だと三重県の四日市市付近で私が追い付いた

 

「ここから何処へ行くつもりだったのですか? あぁ、本当は西に逃げたかったですよね。私により四国と中国は封鎖しましたから無理でしたがね」

 

 多分知ってたから東に逃げたんだろうけど

 

「な、なぁ優駿、私は親子同然ではなかったか。毎晩繋がったではないか」

 

「あ、そう言うのは良いので。あー、痔が痛くなってきた。よーし大魔王これでもくらえ、イケーゾンビ兵」

 

 イケーと私が言った瞬間に家来が薬物中毒で命令に忠実かつ、痛覚が麻痺した者に背負わせた樽から伸びたヒモに火をつけた

 

 ジージジと音と指を指された場所に全力で走るように調教された人は飢えで逃げ足が遅くなっていた大魔王様に樽を背負った状態で直ぐに追い付いた。大魔王様は苦し紛れにそいつの首をはねたがもう遅い

 

「ゾンビって走ったらメチャクチャつよくね?」

 

 何てくだらない独り言を呟いた瞬間に樽が爆発した

 

 火薬と油、それに釘とか木片、小石を詰めた30キロぐらいの爆弾と呼ぶにも烏滸がましいそれはまぁ強烈

 

「おほ~、担いでたヤツと近くにいた大魔王様がぐちゃぐちゃだ。悪臭や衝撃的な光景過ぎて戦場だったら面白くなるね!!」

 

 私は大興奮だが、周りにいた兵はこんな事になるとは思っておらず、一斉に顔を青くして吐き出した。

 

「この光景絵にしておけ、ついでに晴元の遺体は埋めておけ、生きてるかもしれないという幻想が役に立つ」

 

 

 

 

 

 

 優駿以外の兵は畿内にを出るまで食が喉を通らなかったが、優駿はその数時間後にはバクバク飯を食べていたと追記しておく




短くてごめんね~、

主人公の行き先 意味は有るので気軽にどうぞ

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