陵南を全国一のチームに   作:無理やー

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練習試合後半③

後半残り4分、90対81。湘北ボール。

この試合は宮城のドリブルが特に冴え渡るが流石に試合終盤ではこれまでのようなキレがなくディフェンスもついていっている。

 

宮城「ちっ!!」

 

他にも三井には陵南一のディフェンス力のある池上が交代で入ってきたため体力は十分、流川は体力がつきかけている上にマークは陵南のエース仙道がついているため八方塞がり。

 

本来なら宮城がドリブルでディフェンスを切り崩し赤木へとパスして決めるというのが湘北の必勝パターン。だがその赤木は今いない。

 

桜木「リョーちんパスくれ!!パス!!」

 

宮城「もっと中だ!中にはいれ花道!」

 

他に攻撃手段がないため桜木にパスを出すが相手のマークは魚住。

 

桜木「くらえボス猿!!天才による庶民シュー!!」

 

バチン

 

魚住が桜木のシュートをブロックした。

 

桜木「ああ!!」

 

こぼれたボールを越野が奪い陵南ボールかと思いきや、宮城がスティール、ボールを奪い開始その一瞬の隙を逃さず宮城がゴール下へ走っていた流川へパス。

 

宮城「決めろ流川!!」

 

魚住「うおおおお!!」

 

田岡監督「よせ!!魚住!!」

 

ガシャァァァァン ピィィィィーーーー 審判「ファール白④番、バスケットカウントワンスロー!!」

 

流川がダンクを決めた。

 

観客『オオオオ~~~~』『また決めたぞ⑪番!!』『あれで本当にまだ1年なのか!!』『これで7点差だ!!』

 

しかもそれだけではなく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚住、5ファール退場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田岡監督「くっ、あのバカ者が…石井、準備しろ!!」

 

石井「うっす。」

 

八神「監督、俺も出ていいっすか?」

 

田岡監督「何?」

 

八神「ラスト4分、アイツとやってみたいっす。」

 

八神は流川に視線を向けた。

 

八神「誰が本当のナンバーワンルーキーなのか教えてやりますよ。」

 

田岡監督「…いいだろう。お前は流川、仙道は三井につかせろ。」

 

八神「ありがとうございます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピィィィィーーーー 審判「メンバーチェンジ、陵南。」

 

観客『八神だ!!』『それに石井もだ!!』『また、あの二人が出てきた!!』

 

湘北ベンチ『あの⑨番八神がまた出てきた。』『せっかく追い上げムードなのに。』『でもキャプテンの魚住が退場したんだ、流れはこっちに来てるはず。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神「仙道さん、残り4分流川には俺がつきますね。」

 

仙道「何?」

 

八神「どっちが上か残り4分で分からせてやります。」

 

仙道「フッ、なるほど…」

 

八神「越野さん、そういうわけで俺がフォワードに仙道さんがガードになります。ボール運びは仙道さんとお願いします。どんどんボール回してください」

 

越野「おう!」

 

八神は忘れがちだが二年前まで点取り屋のフォワードだった。それがアメリカに行きガードに転向したのだ。だから未だにフォワードの動きは出来る。

 

仙道も2年になり1年のときと比べ、ゲームメイク、視野の広さ、そしてパスセンス、ポイントガードに必要な要素を兼ね備えている。

 

この二人は似た者同士なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、流川はボーナススローを決め90対84。6点差になった。そして陵南ボール。八神のマークは三井。

 

三井「お前、ガードじゃないのか?」

 

八神「…フッ…」

 

八神は越野からボールをもらい、ドリブルを始めた。右に抜こうとしたが三井はしっかりついてきている、だが次の緩急をつかれたクロスオーバードリブルで完全に逆をつかれた。そして八神のストップ&ジャンプシュート。

 

三井「!?」

 

三井は八神の動きについていけずフリーでうたせてしまい決められた。

 

仙道「ナイス八神。」

 

八神「うっす。」

 

陵南ベンチ『いいぞいいぞ八神!!いいぞいいぞ八神!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の湘北の攻撃に陵南のマークが代わった。三井に仙道、流川に八神、宮城に越野、木暮に池上がついたのだ。

 

流川はボールをもらい八神と目線があった。

 

流川「…………」

 

八神「残り時間で俺とお前の実力差を見せつけてやる。」

 

八神はスティールをし流川からボールを奪った。

 

八神はそのままワンマン速攻を決め、94対84。

 

 

 

 

その後の湘北の攻撃宮城がパスを出したボールを八神がカットした。流川はディフェンスに切り替え八神を止めようとしたが、八神にドリブルで抜かれてしまった。

 

桜木「コラー流川!!抜かすなバカ者!!」

 

流川「ちっ。」

 

流川を抜いた八神は桜木と一対一となった。

 

桜木「ヤガミ…テメーは俺が倒す!!」

 

だが何の苦もなく八神は桜木を抜き八神はフリー。

 

八神はジャンプし、体を反転そのままダンクをした。

 

観客『オオオオ~~~~』『何だよ今の!!』『バックダンク!!』『本当にこの前まで中学生だったのか?アイツ!!』『アイツは高校生じゃね~!!』

 

彦一「アンビリ〰️バブルや!」

 

 

 

 

八神「お前たちじゃ俺には勝てねぇぜ。」

 

桜木「あんだと!!この天才に向かってえらそうに。」

 

流川「………………」ゴオオオオオ

 

 

 

 

 

ピィィィィーーーー 審判「メンバーチェンジ湘北!!」

 

桜木「ぬ?」

 

木暮「あれは?」

 

三井「赤木!!」

 

宮城「ダンナ!!」

 

???『おおおっ湘北の怪物が帰ってきたぞ!!ゴリ復活!ゴーリ!!ゴーリ!!ゴーリ!!ゴーリ!!ゴーリ!!ゴーリ!!ゴーリ!!ゴーリ!!ゴーリ!!ゴ…』ゴンゴンゴンゴン

 

赤木「やめんか。」

 

後半ラスト3分なんとケガで離脱していた赤木が帰ってきた。交代されたのは流川。バテバテでは仕方がない。

 

流川が抜けたため仙道には三井、八神には桜木がついた。だが陵南も魚住がいないため赤木には石井がついた。その赤木が交代早々点を決める。だが陵南も八神にボールを回し

 

桜木「フッフッフッ、覚えてるかヤガミ!!テメーは俺が倒す!!」

 

八神は桜木を簡単に抜き去りシュートを決める。

 

ここから先は八神と赤木が一歩も譲らずゴールを決めていった。

 

残り時間2分となり湘北は木暮に代わり、流川を入れてきた。

 

陵南ベンチ「流川だ!!」「流川」「流川君や!!」「流川が出てきた!!」

 

湘北の安西先生が立ち上がった。

 

安西先生「流川君。桜木君。」チョイチョイ

 

桜木「ぬ!?」

 

流川「!!」

 

安西先生が二人を呼び出し何か指示を出していた。何か騒いでいたがすぐにコートに戻ってきた。

 

田岡監督「(一体あの二人にどんな作戦を…読め~ん!!全っっ然読めん!!)」

 

越野「八神!!」

 

八神「おう!!」

 

越野からのパスを八神が受け取った。すると

 

マークが三井ではなく流川、桜木のダブルチームになっていた。

 

田岡監督「ダブルチーム!!八神封じか!!」

 

桜木「俺の足を引っ張るんじゃねーぞルカワ!!」

 

流川「よそ見してんじゃねぇ初心者!!」

 

八神「…………フッ、おもしれえっ!!」

 

八神はドリブルで抜こうとした。だがダブルチームでは簡単には抜けない。

 

そこでフリーになった越野がフォローに来た。

 

越野「八神!!」

 

八神「!フーッ…」

 

桜木「フーッ…」

 

八神は桜木の一瞬の隙をつき抜いた。赤木がフォローに入ったが、すかさず石井へパス。石井がそのまま決めた。

 

八神「おーし!!」

 

 

 

流川「気を抜きやがってどあほうが。」

 

桜木「ぬ!!なんだと!!」

 

流川「どう考えてもこの作戦は失敗だ。こんなどあほうとコンビとは…」

 

桜木「うるせールカワ!!テメーこそさっきまでセンドーにやられてバテバテで泣いてたくせにえらそーに!!」

 

八神「さあ、かかってこい。まぁ無駄だろうけどな。」

 

桜木、流川「………」ギロ

 

桜木「上等だヤガミてめえ!!!俺が倒すつったら倒す!!!」

 

流川「上等だ。」

 

八神「フッ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湘北ボールになったが、湘北の必勝パターンである宮城のドリブルから赤木へのキラーパスが通りゴールを決めた。

 

田岡「(…やはり魚住がいなくなってせいで石井一人では湘北のゴール下の攻撃をとめられん。やはりゾーンにすべきではないのか?)」

 

赤木「さあ、この一本止めるぞ!!」

 

残り1分ちょい、104対94。

残り時間を考えれば湘北が逆転するのは不可能だろう。だが陵南も宣言した20点差にするのは不可能だろう。ならば最後の攻めを任されるのはエースとしての使命。

 

陵南は仙道ではなく、八神にボールを渡された。

 

八神「さぁて、いくぜ!!」

 

八神のこの試合で一番の鋭いドリブルを見せ桜木が抜かれた。そのあとを流川が追い、八神がシュートに入り、流川とフォローに入った赤木がブロックに跳ぶが届かなかった。八神はシュートをうったが、抜いたはずの桜木がブロックに跳び八神のシュートをとめた。

 

八神「なっ!?」

 

流川、赤木「!!」

 

会場全体『『『オオオオ~~~~、止めたーっ!!』』』

 

陵南ベンチ「八神がブロックされた!!」「信じられねえっ!!あの打点の高いシュートをっ!!」

 

彦一「アンビリ〰️バブルや!!ヒー・イズ・アンビリ〰️バブル!!!」

 

湘北ベンチ「おおおお、信じられん!!あの初心者花道が天才を止めた!!」「あの単純王が!!」「あの万年フラれ男が!!」「スゴイスゴイスゴイスゴイ桜木君!!」

 

こぼれたボールを桜木がとった。

 

桜木「とり!!ハッハッハッみたか天才の実力!!俺の勝ちだヤガミ!!」

 

八神「あめー!!」

 

八神が桜木のドリブルをカットした。だが桜木がまたも拾った。

 

桜木「ぬおっ!!」

 

八神「この程度で俺に勝てると思うな!」

 

八神のディフェンスで桜木は徐々に追い込まれていった。

 

???「うしろ!!パス!!」

 

桜木「フン!…ハッ!」

 

桜木は後ろへパスを出した。ボールをもらったのは…

 

桜木「ルカワ!!!」

 

流川はそのままシュートをうった。

 

 

スパッ

 

 

観客「決まった~!!スリーポイント!!」「これで7点差だ!!」

 

残り時間1分を切り現在104対97。

 

この流川のスリーポイントで一気に湘北に流れが変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神「……………」ゴオオオオオ

 

自分のシュートをブロックされ、ボールを奪えなかったことによりかなりプライドを傷つけられた男がいることを誰も知らない。




諸事情のため次の話からペースを下げます。よろしくお願いします。
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