陵南を全国一のチームに   作:無理やー

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練習試合後半④

残り時間1分、104対97。

 

流川のスリーポイントで湘北はいいムードになっていた。

 

湘北ベンチ「いいぞ流川!!」「このまま終わる湘北じゃないぞ!!」「ディフェンス!!あたれあたれ!!」

 

 

 

八神「越野さん、仙道さん、ボール回してください。」

 

越野「?おう!」

 

仙道「………………」

 

陵南の攻撃、越野はすかさず八神に渡した。流川、桜木はあたりを強くしてボールを奪おうとするが奪うことができない。

 

桜木「くそっ!!」

 

流川「…………………」

 

八神「お前たちにいいことを教えてやる。」

 

流川、桜木「?」

 

八神「ダブルチームはかけ算。いかに優秀な相方がいたところで0が一人いると…」

 

八神の今日一番の鋭いドリブルで桜木の横を抜いていった。

 

八神「0になる。」

 

そのまま八神はジャンプをし赤木がブロックに跳んでいる。しかし八神のジャンプはその上をいっていた。

 

赤木「くっ!!(高い!)」

 

ガシャァァァァン

 

ピィィィィーーーー 審判「赤④番ハッキング バスケットカウントワンスロー」

 

陵南ベンチ「よーし!!」「ナイッシュー八神!!」「いいぞいいぞ八神!!いいぞいいぞ八神!!」

 

八神はボーナススローも決め107対97。

 

湘北はまたも宮城のドリブル突破を図ろうとしたが途中池上がカバーに入り宮城は抜くことができない。宮城は流川へパスをだし、マークは八神。流川はドリブルで八神を抜きシュートにいったが…

 

バァン!!

 

流川「!!」

 

八神が追い付きシュートブロック。こぼれ球を仙道が拾い

 

仙道「ソッコー!!」

 

仙道から越野へボールがわたった。湘北は宮城がいち早く戻りソッコーを食い止めたが走っていた八神へパス。八神はシュートへいき、マークしていた流川もブロックへ跳んでいたが間に合わず

 

ガシャァァァァン

 

八神がダンクを決めた。

 

観客「オオオオ~~~~!!」「これで2本連続!!」「アイツ後半に入ってからメチャメチャ入れてるぞ!!」「スゲー!!」

 

彦一「アンビリーバブルや!!」

 

田岡監督「(おそらく、あの⑩番桜木に自分のシュートをブロックされたことが気にさわったんだろう。アイツは普段は少し残念な性格だが、バスケットに関しては誰よりも貪欲で、厳しく、負けず嫌いだからな。プライドをへし折る気だろう。…叩き潰されているのは流川だが…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神「どうした?もう終わりかい?」

 

流川「まだだ…。」

 

流川が一つフェイクを入れるが

 

パァン!!

 

流川「!?」

 

八神「フェイクをいれるときボールが無防備だぞ!!」

 

八神はまたも流川からスティールボールを奪った。そのままワンマンソッコー。

 

赤木「止めろ!!諦めずに止めろ!!」

 

そのまま八神はレイアップにいこうとしたが後ろから流川が跳びこみブロックに跳ぶが

 

ピィィィィーーーー パサッ 審判「バスケットカウントワンスロー!!赤⑪番プッシング!!」

 

観客「オオオオ~~~~!!」「3連続得点!!」「これでだめ押しだ!!」

 

陵南ベンチ「さすが八神!!」「みたか流川!!」「格が違うんだ!!格が!!」

 

竹中「あれが本来のアイツのスタイルなんです。」

 

陵南ベンチ「?」

 

竹中「俺とアイツは小学生の時チームメイトでしたが同じフォワードを争ってました。アイツは俺とは違い相手にぶつかってもあたり負けしないパワーで相手からファールをもらい3点プレイが得意でした。ですがここ最近そんなプレイをみていなかった。俺としては違和感がありましたね」

 

彦一「なんでプレイスタイルが変わっとったんですか?」

 

竹中「アメリカにいってたからだろうな。アメリカではアイツよりパワーがあるやつが一杯いて高さでも勝てない。そのスタイルでは生き残れなかったんだろ。だからやつはポイントガードに転職してパスやゲームメイクを覚えた。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな会話をしている間に八神がボーナススローを決めた瞬間。

 

ピィィィィーーーー 審判「タイムアップ!!」

 

結果。112対97

 

陵南メンバー「っしゃああああ!!」「おおおっし!!」

「勝ったー!!」

 

陵南が15点差で勝った。目標の20点差には届かなかったが、まぁ上々だろう。向こうの方で桜木が整列せずに赤木となにか騒いでいるが、負けたことに納得できないのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

練習試合が終わり日も暮れて来た。湘北メンバーが帰るため体育館外にみんなが集まっていた。

 

赤木「ありがとうございました。田岡先生。」

 

田岡監督「赤木君。この一年でさらにすごいチームになったな、湘北は。このチームなら決勝リーグで当たるかもしれん。それから……いや、インターハイ予選で会おう。」

 

赤木「はい。」

 

二人が会話をしているときに間から、

 

魚住「赤木、今日のところは俺の敗けだ。だが、インターハイ予選では俺が勝つ。覚えとけよ。」

 

赤木「…生意気な。」

 

二人は握手をした。

 

 

 

 

 

 

八神「おう…」

 

八神は流川に声をかけた。

 

八神「今のお前じゃ俺に勝てねぇ。絶対にな。」

 

流川「……………」

 

それだけ言い二人は目線を合わさなかった。

 

そして、八神は三井を見つけ声をかけた。

 

八神「三井さん。」

 

三井「お前…」

 

八神「今日はいろいろ楽しかったです。ありがとうございました。」

 

三井「…俺は全然楽しくねぇよ。」

 

二人は握手をした。

 

安西先生「それじゃ、行きますか。」

 

田岡監督「安西先生、ありがとうございました。」

 

田岡監督は頭を下げた。

 

湘北メンバーは帰っていった。

 

 

 

 

 

 

田岡監督「さて、…ん…八神と仙道はどうした!?」

 

越野「あいつらならもう走りにいきましたけど…」

 

田岡監督「そうか、フフッ(アイツは常に上を目指す。どんなに実力を身に付けてもそこでとまるやつじゃない。仙道もそんな八神の姿に対抗意識が芽生えてるからな。チーム内に競争あいてがいることはいいことだ。)よし、お前らもあいつらに負けるなよ。走ってこい!!特に植草、越野、池上はやつらの倍走れ。お前たちが入って点差を縮められたんだからな!!そして魚住!!お前は退場した罰として3倍だ!!」

 

陵南メンバー『『『ええええ~~~~』』』

 

田岡監督「そら、いけ!!終わるまで帰らせんぞ!!」

 

因みに八神はみんなが走り始めたため誰にも負けたくなかったため試合後にも関わらず20㎞走った。

 

その事でみんなに恨まれることになるのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神と仙道が一緒に走っている途中…

 

八神「ところで仙道さん、その手どうしたんですか?」

 

仙道の手が真っ赤に腫れていた。

 

仙道「くっ、あのバカ力め…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、湘北との練習試合は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陵南メンバー

 

八神→40点(後半27点)

石井→22点(後半6点)

仙道→22点(後半11点)

竹中→14点(後半6点)

魚住→12点(後半6点)

植草→2点(後半0点)

越野→0点

池上→0点

 

 

 

湘北メンバー

 

赤木→30点(18点)

流川→25点(8点)

三井→23点(後半16点)

宮城→13点(後半6点)

木暮→6点(後半6点)

桜木→0点

 

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