八神「よーし、1本とるぞ!!」
八神がボールをキープしているときに
赤木「(ガシィ)!?」
石井がスクリーンをかけ魚住がフリーになりそのタイミングを八神が逃さずパスを送り魚住はそのまま決めた。
魚住「よぉぉし!!」
八神「ナイス石井!!」
石井「おし、ディフェンス!!」
続く湘北のオフェンスを宮城のドリブルに竹中は一度抜かれたが後ろからスティール、ボールがこぼれた。こぼれたボールを木暮がとり返した。その時仙道のマークを外した流川がフリーになり木暮が流川にパス。
ガシャアーーーーン
流川がそのままダンクを決めた。
観客「オオオオ~~~~また流川だ!!!」
三井「全くお前ってやつは…」
流川「うすっ…」
田岡監督「コラァー、仙道!!お前は一体何点とられるつもりだ!!今ので14点とられとるんだぞ!!八神をみてみろ!!三井を相手に4点しかとられとらんのだぞ!!少しは見習え!!」
観客『おお~、陵南の監督おっかねぇなぁ…』
その後の陵南の攻撃、八神は右よりにポジションをとり竹中に渡した。竹中はドリブルで左側を抜きにかかり宮城はちゃんとついていくが、センターの魚住がスクリーンをかけに来ていた。そのおかげで竹中はフリー。スイッチしてきた赤木がマークにきていたが…
竹中「……(シュッ)」
赤木「!?」
赤木のブロックが飛ぶ前に竹中のクイックからのスリーポイントをうち、決めた。
観客『オオオオ~~~~スリー決めやがった!!』『しかも何だよ、メチャクチャ早かったぞ今の!!』
木暮「早い!!赤木がブロックに飛ぶ暇もなかった。」
三井「今のがマグレじゃなかったらそう簡単に止められないぞ!!」
赤木「とられたら取り返す!!いくぞお前ら!!」
桜木「おいオヤジ、俺の出番はまだか?ピンチだぞ。」タプタプタプタプ
宮城がドリブルでまたも竹中を抜きにきた。その先に八神がいた為二人でダブルチームで止めに入った。その瞬間を宮城は狙いマークを外した三井にパスが渡った。
八神「しまった!?」
三井はシュートをうちにいったので八神は急いで戻りブロックに跳んだが間に合わず
スパッ
決められた。
観客『オオオオ~~~~湘北もスリーを決め返したぞ!!』
湘北ベンチ『さすが三井さん!!』『その調子です!!』
宮城「ナイッシュー、三井さん。」
三井「1年坊にいつまでも抑えられてたまっかよ。」
田岡監督「八神!!褒めた直後にスリーを決められるんじゃない!!まったく…」
八神「……ハハハ…」
仙道「あわてるこたーない。落ち着いて攻めよう。…さ…いこうか!!」
魚住「おーし!!」
石井「いくぞ!!」
続く陵南の攻撃は魚住の3秒オーバータイムで止められた。
木暮「よーし、ナイスディフェンス赤木!!」
赤木「ソッコー!!」
陵南ディフェンスは戻りきれず宮城がそのまま決めた。
48対35。
陵南の攻撃八神は仙道さんにボールを預け中に切り込んだ。マークの三井には石井がしっかりスクリーンをしてくれてマークを外した八神は仙道からのパスを受けダンクにいった。赤木がフォローしに動いたが反応が遅れ…
ガシャアーーーーン ピィィィーーー
審判「赤④番ハッキング、バスケットカウントワンスロー!!」
八神「っしゃああああ!!!」
観客『オオオオ~~~~!!』『スゲェ~~!!』『アイツまた決めやがった!!』『⑨番!!』『アイツさっきからすごくねぇか!?』
八神はその後のフリースローも決め51対35。
宮城「気持ちを切り換えろ!!一本取り返そうぜ!」
湘北はエース三井を八神がしっかり抑えているため攻め手にかけている。流川も仙道のマークを振り切れない。
湘北ベンチ「ん~不味いな、三井先輩はあの⑨番に抑えられて流川も仙道に抑えられてるせいで攻めの一手が足りない。」
桜木「そう、そうだろ!!オヤジ、ここはやはり秘密兵器の出番しかねぇ。いいな!」
そう言い残し桜木がコートに入ってきた。
ズン ズン ズン
桜木「さあ、ついに秘密兵器桜木の出番!おいルカワ、交代だ!!」
湘北ベンチメンバー『待て待て待て!!』
彩子「何がついによ!!交代してまだ2分しか経ってないじゃないのよ!!座ってなさい!!」『駄目だよ桜木君!!』
桜木「放せ~俺が出る~。」
その頃陵南は宮城のドリブルを殆ど止められなかった。去年以上にドリブルスピードに磨きがかかり、テクニックも半端じゃない。陵南の失点は宮城を止められずディフェンスを欠き乱されて失点するパターンが多い。特に宮城と赤木のコンビプレイが止められない。
案の定、またも宮城のドリブルで中に切り込まれ魚住が止めにはいるが
ピィィィーーー パサッ
審判「ハッキング、白④番!!バスケットカウントワンスロー!!」
観客『オオオオ~~~~今度は湘北が決め返したぞ!!』『湘北も負けてねぇぞ!!』
陵南ベンチ『大丈夫、大丈夫!!宮城はフリースロー苦手だぞ!!』『そうだ、リバウンドしっかりとっていこう!!』
事実去年までの宮城のフリースローの成功率は2割程しかなかった。
魚住「おっし、リバウンドとるぞ!!」
石井「おう!!」
しかし、その後のフリースローもしっかり決め
51対38。
魚住「なっ!?」
宮城「いつの話をしてんだ?俺にとってもう苦手でもなんでもないんすよ!?」
宮城はフリースローが苦手という欠点を克服していた。これで陵南は迂闊にファールができなくなった。今出ている湘北メンバーにフリースローが苦手という選手が一人もいないからだ。
八神「魚住さん、フリースローが入るからといってミドルが入るとは限りません。これからはファール気をつけていきましょう!!」
魚住「おう!!」
前半も残り1分陵南ボール、後1本は確実にとりたい。そう思い竹中にボールを渡し、陵南メンバーは竹中以外全員右によっていった。
アイソレーション。一対一で勝負できるようにするオフェンスフォーメーションのことだ。
竹中のマークは宮城。竹中は宮城を抜こうとしたが宮城はちゃんとついていっているが竹中はここでバックステップ。竹中はスリーポイントをうった。クイックだったので宮城はブロックに飛ぶこともできない。それが見事に入り54対38。
観客『オオオオ~~~~!!』『また決めたぞ、スリーポイント!!』『しかも早すぎだって!!』『ブロック跳ぶこともできなかったぞ!!』
陵南ベンチ『いいぞ、いいぞ、た・け・な・か!!いいぞ、いいぞ、た・け・な・か!!』
田岡監督「(フッフッフッ、竹中のスリーはほぼ同時に跳んでやっとブロックできるかどうかだ。しかも竹中177㎝、宮城168㎝、この身長差では同時に跳ばなければ宮城の手は届かないだろう。しかもやつはスリーポイントだけじゃない。)」
スパッ
木暮「ナイッシュー、赤木!」
田岡監督が物思いに耽ってる間湘北は点を決めた。
赤木「さあ、この一本きっちり止めるぞ!!」
宮城、三井、流川、木暮『オウ!!』
陵南の攻撃はまたも竹中のアイソレーション。竹中はシュートフェイクをやり宮城は見事に引っ掛かりジャンプしている。竹中はドリブルで中に切り込みレイアップにいったが、赤木がシュートブロックにきた。竹中は赤木のブロックをかわしダブルクラッチリバースを決めた。
観客『オオ~~ダブルクラッチリバース!!』『また、⑪番だ!!』『あれでなんでベンチなんだ!!』『交代してまだ3分もたってないのにもう8点も決めてるぞ!!』『この精度はエースだろ!!』
田岡監督「(そうだ、奴は元々フォワードからガードになったためドリブルもインサイドもかなりの強さをもっている。アイソレーションなら味方のフォローも期待出来まい。どうですか?安西先生、何か策がありますか?)」
その後湘北は流川がスリーポイントを決め前半が終了した。
得点は56対43。陵南リード。
田岡監督が宣言した20点差まであと7点。
陵南の得点
仙道11点
石井16点
八神13点
竹中8点
魚住6点
植草2点
湘北の得点
流川17点
三井7点
赤木12点
宮城7点
桜木、木暮0点