戦姫絶唱シンフォギアと魔神皇帝   作:桐野 ユウ

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魔神対魔神

S.O.N.G基地にある格納庫。甲児は自身の体をチェックをしている。コンサート会場にて現れたアルカ・ノイズたちを倒す為にカイザーノヴァを使用をしたため体がオーバーヒートを起こしてしまいマリアとセレナが近づいてきた。

 

「カイザーどう?」

 

「駄目だな、まだオーバーヒートプラスパーツ消耗が激しいこともあり修理だな・・・・・・カイザーノヴァを使ったのが影響だな」

 

「そこまででしたか・・・・・・」

 

「これで敵が現れたら・・・・・・っておいおい」

 

甲児は警報が鳴ったので何事かと司令室の方へと向かう。そこにはアルカ・ノイズたちに襲われている男性の姿がある。甲児は出動はできないのだった。

 

「すでに響君、クリス君、アリス君、ウィンダム、セレス、レイア―スが出動をしてくれている。」

 

「そうか・・・・・・なら俺は今のうちに体の調整をしておかないとな」

 

一方でレイアース達は先に先行をしてアルカ・ノイズたちを切り裂いて着地をする。

 

「ちぃ!!まさか魔神が出てくるとはな」

 

『そこまでだ。さぁ逃げるんだ!!』

 

「おーーーー魔神さまーーーーー」

 

『はやく逃げろ!!』

 

そこに響達も着地をしてミラアルクは舌打ちをする。

 

「ちぃこいつらまで来たのかよ・・・・・・」

 

「悪いが今のあたしは最初からクライマックスなんだよ!!」

 

電王ギアを装着をしてクリスはイチイバルのギアをガトリングに変えて攻撃をする。ミラアルクは回避をするとそこにセレスが剣を構えて切りかかる。

 

「くそ!!」

 

『そこだ!!戒めの風!!』

 

ウィンダムが放った戒めの風が命中をしてミラアルクの動きを止める。

 

「か、体が動かない!?」

 

『これでとどめだ!!紅』

 

『そうはさせないぞ?』

 

突然としてレイア―スが蹴られて吹き飛ばされる。

 

『ぐあ!!』

 

『『レイア―ス!!』』

 

セレス達も剣を構えて姿を現した敵を見て驚いている。

 

『お、お前は!!』

 

『久しぶりだな魔神たちよ・・・・・・』

 

『まさかお前もこちらに来ていたとはな・・・・・・レガリア・・・・・・』

 

レイア―ズも立ちあがりレガリアの姿を見て驚いている。

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

『大丈夫かミラアルクよ』

 

「お前・・・・・・なんでここに」

 

『お前とエルザを迎えに来た。ここは俺が引きうける二人は撤退をしろ』

 

レガリアは駒を出してそれを発射させて全員に命中をする。

 

「うわ!!」

 

「ぐ!!」

 

「が!!」

 

『くそ!!』

 

『どあ!!』

 

『く!!』

 

「ミラアルクここは撤退をするであります!!」

 

「ちぃ・・・・・・」

 

二人はレガリアに任せて撤退をする。響達は逃がさないために攻撃をしようとしたがそこにレガリアが現れて三人は回避をする。

 

『お前たちの相手は俺だ!!紅い稲妻!!』

 

「「「きゃあああああああああああああ!!」」」

 

レガリアが放った紅い稲津が命中をして三人はダメージを受けてしまう。レイア―スたちも攻撃をするがレガリアは二刀流で三体の魔人の攻撃をふさいでいる。

 

『こいつ、以前よりも強くなっている!?』

 

『くらうがいい!!水の龍!!』

 

『『『ぐああああああああああああ!!』』』

 

水の龍を受けて三体の魔人も吹き飛ばされてダメージを受けてしまう。レガリアはとどめを刺すために剣を構えていると右手に何かが絡まりその相手の方を見る。

 

『どうやら間に合ったみたいだね?』

 

『貴様は・・・・・・』

 

『世のため人のため!お前たちのような奴を倒すダイターン3さ』

 

ダイターンはダイターンスナッパ―を使いレガリアの右手に絡ませてそのまま着地をして右手にもう一つダイターンスナッパ―を出して攻撃をする。

 

『ちぃ・・・・・・』

 

『そーれ!!ダイターンミサイル!』

 

ダイターンミサイルが命中をしてレガリアはダメージを受ける。ダイターンはスナッパ―を戻した後ダイターンジャベリンを出して構える。

 

『さーてどうする?』

 

『俺の任務は完了をした撤退をする。』

 

レガリアは駒を出してそれを投げてダイターンはダイターンファンでガードをして爆発が起こる。

 

『・・・・・・逃げられたか大丈夫かい君達?』

 

「ダイターンさん」

 

「悪い・・・・・・」

 

『気にすることはないよ。しかしあの魔人はレイアース達に似ているが気のせいかい?』

 

『いや似ているのは間違っていないな』

 

『そうだな、あいつは俺達をベースに作られたものだからな・・・・・・』

 

『私たちに似ているのはそれが原因さ』

 

ダイターン達は基地の方へと撤退をしてミラアルク達は隠れ家へと戻ってきた。

 

「なんとか戻ってこれたのであります」

 

「だな無事にトランクの中身も無事だしな」

 

すると魔法陣が現れてレガリアが現れる。

 

「レガリア殿大丈夫でありますか?」

 

『問題ない。奴らを翻弄させておいた』

 

「ならいいさ。目的の物は手に入ったしな」

 

「あらどうやらそっちも終わったみたいね?」

 

「「ヴァネッサ」」

 

『そっちは手に入れたみたいだな?』

 

「えぇアメリカにあるシェム・ハの腕輪簡単だったわ」

 

ふふと笑いながらヴァネッサは腕輪を持ちながら見ている。




次回 甲児は調整が終わったカイザーに入りこんで警報が鳴りサンジェルマンたちがシンフォギア装者たちと出動をしてカイザーも出る。

そこにヴァネッサ達とレガリアが現れて交戦をする。

次回「激突」

カイザーのヒロインは?

  • クリス
  • マリア
  • アリス
  • ハーレム

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