幻想郷の再異変 ~Recover peace in Gensokyo~   作:ボーロ。

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異変のカイシ

~博麗神社~

 

 

 

霊夢「はぁ。今日も暇ねぇ。異変の一つや二つ起こらないかしら。」

 

最近は異変の【い】の字もなく平和な毎日だった。

 

 

 

現に今も【博麗霊夢】は【霧雨魔理沙】と神社でお茶を飲みながら会話をしている

 

 

 

魔理沙「本当にそうだよなー。最近は全く何も起こらない」

 

 

 

霊夢「けど、こーゆうときって意外と異変が起きそうな気がしない?」

 

 

 

魔理沙「えぇ、そうかー?」

 

 

 

もうこの時の予想が当たってるとは誰も知らない。

 

 

 

今の時間はお昼ちょっと過ぎ。

 

 

 

もうこの時点で異変が刻一刻と迫っていた。

 

 

 

そのことに【八雲紫】は気づき始めていた。

 

 

 

紫「こ、これは何なの?結界に緩み?そんなはずはないのだけど。」

 

 

 

紫は結界に緩みがあることに気づいた。

 

 

 

少し緩んでいるくらいなら別に大丈夫だが

 

 

 

今回は何かがおかしい気がした。

 

 

 

時間は少し過ぎて夕方。異変は始まった。

 

 

 

異変が始まり真っ先に動いたのはやはり紫だった。

 

 

 

紫「これは不味いわ。早く霊夢の所にいかなきゃ。」

 

 

 

一方その頃。博麗神社でも異変が起きた。

 

 

 

霊夢「これは異変?なのかしら」

 

 

 

魔理沙「い、いやわからないぜ。」

 

 

 

空は真っ黒になり、霊夢と魔理沙の気配以外何も感じないのだ。

 

 

 

そこに紫が到着した。

 

 

 

紫「霊夢!魔理沙!」

 

 

 

紫は霊夢と魔理沙を見つけた瞬間叫んだ。

 

 

 

霊夢「あ、紫。これは異変なの?」

 

 

 

霊夢はまず冷静になり紫に聞いた。

 

 

 

紫「えぇ、恐らくそうね。今幻想郷には、私と霊夢と魔理沙しかいないわ。」

 

 

 

魔理沙「え?わたしたち三人しか居ないってどういうことだぜ?」

 

 

 

思わず魔理沙が紫に聞く。

 

 

 

紫「今の幻想郷には、わたしたち以外全員どこか消えたの。そしてこの神社の外に、謎の扉が16個あるの」

 

 

 

霊夢「え、嘘でしょ?」

 

 

 

ずっと神社の中で話をしていたがそんな音は何一つしなかったのだ

 

 

 

急いで外に出てみると、確かに扉がいくつもあった。

 

それぞれの扉には漢字一文字が書いてあった。

 

【紅】【妖】【永】【花】【風】【地】【星】【神】

 

【輝】【紺】【天】【靈】【封】【夢】【幻】【怪】

 

 

 

という謎の文字だった。

 

 

 

紫「恐らくこの扉は異変に大きく関わってると思うわ。」

 

 

 

魔理沙「あぁ、それは確かだな」

 

 

 

これで関係ない、という方がおかしい。

 

 

 

紫「けど、私は緩まった結界を直しにいかなきゃいけないの。二人で頑張ってくれないかしら」

 

 

 

霊夢「まぁ仕方ないわね。その代わり、ちゃんと結界を強めるのよ。」

 

 

 

紫「わかってるわよ。それじゃあね」

 

 

 

紫はそういうとスキマを出し消えていった。

 

 

 

霊夢「さぁ、魔理沙。異変を解決するわよ。」

 

 

 

魔理沙「あぁ、わかったぜ」

 

 

 

こうして異変解決が始まる

 

 


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