主人公に憑依なんて良くある事!   作:バター

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第七話

「じゃ、まずは祐斗行きなさい」

「分りました」

木場がカッコよくバイザーのもとへ歩いていった、てか何時の間に剣なんて持ってたんだ?ここに来るまで手ぶらだったよな?

はっ!もしや木場の将来は手品師か!?それならいきなり剣が出てきた事も納得でるな。うん

(絶対違うだろ)

ですよね~

「祐斗の役割は『騎士』、特性はスピードよ」

部長が何か言ってるが俺は半分位しか聞いてなかった、それよりも俺は木場の戦いを見ていた。木場はどんどん早さを増していきついには、俺の目にも見えない位の速さに成っていた。バイザーも負けじと攻撃するが、全然当たらない。

もしも木場と戦う事になったらあの速さに対応できないな。

(倍加出来たら話は別だが、そんな暇は無さそうだな)

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!???」

俺が考え込んでいると木場が手に持っていた剣で、バイザーの両手を切り飛ばしていた。

 「祐斗の強さは、目では追えないスピード、達人級の剣さばき、この二つが合わさって祐斗は最速のナイトになるのよ」

 あ、痛みで悶えてるバイザーに小猫ちゃんが歩いていった。

「次は小猫、彼女の役割は『戦車』、特性は」

「小虫がぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

バイザーが小猫ちゃんに向かって巨大な足を振り下ろした!

「よし!良いぞ」

「あなたは・・・」

部長が呆れた目で見てくるが仕方ないよね、だが俺の願いは適わずバイザーの足は地から離れていた。

 くっそ!情けない奴め!

 バイザーは必死に踏み潰そうと力を入れるが、小猫ちゃんはバイザーの足を押し返した!

「部長、俺今度から小猫ちゃんを怒らせる時は死を覚悟します」

「まず怒らせない考えは無いのね」

なんか部長のジト目は良いな

 (相棒がどんどん変態に・・・いや元々か)

「はぁ~小猫の説明がまだだったわね、『戦車』の特性は簡単よ、凄まじい力・そして、屈強な防御力、バイザー程度の力では小猫は潰せないわ。やるだけ無駄よ、バイザー」

 「五月蝿い!黙れぇぇぇぇ!!」

 部長の言葉に言い返したバイザーだが、小猫ちゃんは空高くジャンプしいた。これはバイザー死んだな。

 「ふっ飛べ、兵藤一誠」

 「なして!?」

小猫ちゃんの拳を受けたバイザーは後方に大きく吹っ飛んだ! 

「ねぇ、なんで俺の名前呼んだの?」

怖いんだけど、あれ多分俺にも何時かやるよね?

(大丈夫だ、心配するな相棒)

ド、ドライグ!そうだよな俺にはお前がついてるもんな!

 (骨は拾ってやる)

 ドライグぅぅぅぅぅぅ!!!!

「最後は朱乃ね」

「はい、あらあら、どう料理しようかしら?」

はっ!あの目は!俺に紅茶を差し出す時の目だ!Sの目や!

「にっ、逃げるんだ!バイザー!!」

俺は思わず叫んでしまった、あいつは悪い奴だ、そんな事は分ってる、だが!これからあいつに訪れるであろう事を考えると・・・くっ!

「諦めなさい・・・世の中には如何にも成らない事があるのよ・・・」

「ギャァァァァァァァァァァっ!!」

バイザーの断末魔の声が聞こえて来た、すでに全身は黒焦げだ。

「グガァァァァァッァァァ!!」

「ほら!もっと良い声で泣いてみなさいよ!!」

だが朱乃さんはまだ足りないのか三発目の雷を打ち込んだ

「朱乃は魔力を使った攻撃が得意なの、雷や氷、炎などを魔力で起こすことが出来るの、簡単に言うと魔法使いね、それともう分ってると思うけど朱乃は究極のSよ、少し可哀想だけどバイザーには彼女の遊びに付き合って貰うわ。あっ!でも仲間には優しいわよ?」

部長が最後にフォローを入れてるが、俺は小さいいじめを毎回受けているのですが?

(嫌じゃないんだろ?)

うん!

(はぁ~)

ドライグが溜め息を吐くが俺は悪くないぞ?朱乃さんが美人なのが悪いんだ!!俺は悪くない!

「まだ生きてます?止めは部長がしますから。もう少し生きてくださいね?」

朱乃さんは満足したのか戦意を失ったバイザーに質問してる、

「うわぁ~木場君!見て朱乃さんすごく良い笑顔だよ!」

「怖いからって僕に振らないで貰えるかい?」

木場が苦笑いで返してくるが仕方なによね。

「最後に言い残す事はあるかしら?」

俺達がバカやって間に部長様はバイザーの元へ行っていた。

「殺せ」

バイザーはその一言を残して、バイザーはこの世から消えていった。

「部長、一つ聞いて良いですか?」

「なにかしら?」

俺は帰り道に聞くべき事があったので聞いてみた。

「俺の駒はなんですか?」

「あら?わざわざ聞きたいの?」

部長様は少し意外そうな顔で聞いてきた。いやね、正直聞かなくても分るんですよ?俺が『僧侶』なわないって事ぐらい、でもね、やっぱりそお言う事ははっきりさせておいた方がこの先に良いかな~、見たいな感じでね、聞きたいんだよ!

俺の気持ちを察してか部長様は見とれと仕舞うぐらいの笑顔ではっきと言いやがっがりました。

 「イッセーは『兵士』」

 ですよね~。

と、そんなこんなで悪魔に成って始めての悪魔同士の戦闘を見た、俺は少しだけテンション低めで床に就きました。めでたしめでたし。

 

 

 

 悪魔の戦闘をみた次の日の夕方俺は一人ボケ~としながら考え事をしております。

 (相棒の言った通り『兵士』だったな)

 まあ、ここに来て『僧侶』なんて言われる事は無いと思いたかったから、『兵士』で良かったよ。うん。俺が憑依した事によって話の流れが変わらないでいて良かったよ。俺が原作の兵藤君より優れてる、点なんて先のことが分ってる事位だもん。

 (ふむ、次は神父だったか?)

 あんな奴神父じゃねぇ!!たんなるちょっと強くて頭の可笑しい馬鹿だ!!俺があいつに会った日には血の雨が降るぜ!!

 (今の相棒の強さなら人間相手に後れを取る事は無いと思うが、怒りで冷静さを欠いてやられました。みたいなことにはなるなよ?)

 保障は出来ない!

 (自信満々意言える事じゃないだろ・・・)

ドライグと愉快な話をしているといつの間にか時刻はすっかり悪魔の時間。俺は依頼者の下へ少し早めに行く事にした。

 

 

 

時刻はすっかり深夜タイム、俺はある一軒家の前でうな垂れていた。

「なんでもう少し早く来れなかったかな・・・」

一軒家の玄関、外から見る分には何も変わらない普通の家、だけど中はすでに地獄絵図、あいつが何時に来るか正確な人間が分らなかった俺は夕方からここに来て様子を伺っていた。その時には以上が無かった。だからだろうか少しだけ公園で一息入れた、その間に・・・

 「本当に・・・なんで俺はこうなんだ・・・」

 夕方には確かに感じた人の気配は今の家の中からは感じない。

 (相棒、落ち込むのは何時でも出来るぞ)

 ああ、そうだな。今はあのクソ野郎をボコボコにしてやる。開いてる玄関から家の中に入っていく、その瞬間空気が変わった。これを俺知ってる、あの堕天使どもと戦った時も感じた。空気だ。

 一歩一歩ゆっくりと進んでいく、もうすでに倍加はしている、暫く廊下を進むとリビングのドアに着いた。ドアは少し開いていて中の様子を伺う事が出来た。

 中ではロウソクのが燃えていて、部屋の中を照らしていた。

 (相棒?)

 分ってるよ。

 俺は覚悟を決めて部屋の中へ入っていった。

 リビングの中には、テレビ、ソファーとどこの家にもある至って普通の風景だ。唯一つを除いては。リビングの壁にはある物意外は・・・

「ほんとに・・・いい趣味してるよな」

(ああ、此処まで気分が悪くなったのは何時振りか)

壁に逆十字で吊るされているのは、ここに住んでいた人だ、手足を釘で打ち付けられている。おまけに腹にもぶち込まれてる。

 

「なぁ、悪魔に契約を持ち掛けるのは此処までされる位悪い事なのか?」

 「当たり前だろぉ~「悪い事をする人は“死”」って誰かも言ってたし」

部屋の中に金属同士のぶつかり合う音が響いた。

「行き成り撃ってくるか普通」

「悪魔の分際で俺様にお説教ですかぁ~、うざいんだよ、悪魔なんだからさっさとこの世から消えてくれた方が世の為人の為ですよ」

俺の目の前には神父の格好をした奴は、ニンマリと気持ち悪い顔をしながら銃を構えていた。俺がこの死体を見てる間に後ろから撃ってきたのだ

 「俺が悪魔だって気付くの偉く早いな」

「俺はフリード・セルゼン。悪魔祓い専門の組織に属してる、末端でございます。このたび此処の奴らは悪魔を呼び出す常連犯だったから殺すしかないっしょ?」

 「誰もお前の名前なんて聞いてねぇんだよ、俺の脳にお前の名前なんて残す場所無いんだよ、黙って死ねよ」

 俺が正直に自分の気持ちを答えると、悪魔の俺に侮辱されたのがよっぽど気に障ったのか、光の剣を出して来た。

 「俺的におまえがアレなんで、斬っちゃっても良いですか?撃っちゃっても良いですか?てか答えはいいよ?お前のその汚い心臓に俺の神聖な剣を突き立てて、このカッコイイ銃で頭をズッキュンしちゃいます!」

 「ああ、ほんとに五月蝿いな、お前がガタガタ何か喚いてる間にこっちはお前を殺す準備出来てんだよ、早く来いよ」

 悪魔にとって『悪魔祓い』と光は天敵だ。部長も言ってたが関わらない事に越した事はない。でもそんなこと如何でも良い。

 神父野郎が俺に向かって走ってきた、人間にしては確かに早い。でも今の俺の敵じゃない!剣を横薙ぎに振るってくるが、俺もあいつに向かって走った。

 「取り合えず吹っ飛べ」

光の剣を片手でで受け止め、もう片方の手であいつの顔面を力いっぱい殴りつけた!

 

 「グギャャッ!!」

汚い悲鳴をリビングの壁に激突する神父。とりあえず少しだけ気が晴れた。でもまだ足りない。もっとだ!もっと痛めつけてやる。

「ほら、こいよ、悪魔に負けて恥ずかしくないのか?あ?」

「このクソ悪魔ガァァァァ!!!」

銃を乱射して来る神父。俺は自分に当たりそうな物だけを避けながら神父の下に歩いて行く。

「一発入れたからって調子に乗ってんじゃネェェェェぇ!!!」

俺を真っ二つにしたいのか、上段切りをして来るのを剣を受け止めて今度は光の剣を砕く!

「なっ!?」

「死ねよ」

今度の一撃は龍の力も加えた一撃だ。普通の人間が食らったら間違いなく死ぬ

「イッセイさん?」

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