(…他の部屋も確認しなければ…もしかしたら…生存者も…)
コンテナの中身を確認した少女達はすぐに行動に移る
「M16姉さんはこの上の階を、AR15は、左のドアを、SOPは右のドアを!」
「「「了解(わかった)」」」
部屋を出て各所に設けられた踊り場・その先にある部屋に向かう為に…
(…駄目…駄目…駄目だ…)
階段を下りて扉を確認する
コンテナの中を覗き込み確認次第次の部屋へ
その一連の行動を延々と繰り返す
だんだんと焦りが見えてきた。
どのくらい時間が経っただろうか?
もう残された部屋が一つしかなかった
部屋までの道のりに足を引きずった跡が残っていた
(・・・・・!)
最後の部屋はこれまでとは違っていた
部屋の中から発せられる低い音が踊り場まで聞こえてくる
この部屋の中にもあるであろうコンテナはまだ生きている可能性がある!
生体反応も微弱だからはやく。
(・・・・・・ッ)
少女はやや緊張した面持ちでドアノブに手をかけゆっくりと回し
中へと誘われる
(・・・・・・あぁ・・・)
少女は悲しみにも喜びにも似た感情が自身を満たすのを自覚するとともに
自身の瞳から零れ落ちるソレを拭った
部屋の環境は他の部屋と大差は無い
部屋の中央に設置されている2つのコンテナ
それだけが他の部屋とは明らかに違っていた
天井から吊るされた用途が解らない沢山のケーブルは中継地点で赤い発光色を放ち
…ピッ…ピッ…ピッ…と規則正しい音を告げる沢山のモニター
青く光る液体の中に収められているソレは
間違いなく少女の知識の中にある人間の子供
そして一体の戦術人形が中にいた。
____________________________
「ペルシカさん!」
「うぉっ!、どうしたのM4?」
「目標物発見しました。」
「よかったわ、でさ、どんなものが見つかったの?」
「機材が少々、データおよび紙媒体の記録です…あと人間の男の子が1人…人形が一体」
「機材が少々、データおよび紙媒体があるそして、男の子,人形っと……え?」
「どうしました?」
「エッ、M4?最後なんて言ってた?…もう一度言ってみて?」
ありえないという目で、ホログラム越しに見てくる。
「だから男の子と人形ですっ!」(๑`^´๑)
「エーーーーーーーーッ」∑(゚Д゚)
ペルシカありえない声で驚く、
「それで、その子の状態は?」
「はい、特にありません。しかし、彼と彼女を格納しているコンテナが大きく、またそこからケーブルなどがあり、私達では、どうにもできません。」
M4は、どこかそわそわしている。
「わかったわ。私もそちらに行くわ、4時間後にそちらにつくように手配する。いちおうクルーガーにも聞いてみるね。あの人の知り合いならいいのに…」
「わかりました。」
通信はそこで切れた。
--しばらく--
「M4ーなんか見つかったかー?」
他の人形達が戻ってくる。
「これよ…」
他のみんなが驚く、無理もない、このような状態で保存されているからだ。
「こいつはッ………生きていたのか………………フォン!」グスッ
「どうしたの!M16!」
「え、どうしたのお姉ちゃん」
唐突に泣き出すM16
そしてAR小隊全員が彼のことに興味を持っていた。
ーーside??????
……システム再起動確認
機体システム異常なし…………………
……システムスキャン…………………異常なし
……対象者の凍結解除および、意識の解除………準備………
起動準備……
「こ…………………こ…………………は………」
/4時間後/
二台の装甲車と一台のトレーラーがやってきた。
ーーsideクルーガー
彼の研究所をの情報を探しているとまさか人がいるとはな…
私は、そのことをペルシカに聞き急いで護衛部隊および、移動手段の確保をしていた。
「緊急だか、これだけ集まったか」
集まったのは404小隊、WA2000,G17,Kar98か…
「これより作戦の詳細を伝える」
「「「「「「はい」」」」」」
「今回の作戦は、トレーラーの護衛および、研究所のデータの収集だ、
今回は、私とペルシカが同行することになっている。目標地点までは、装甲車で行くことになる、何が質問はあるか?」
「はい」
404小隊長UMP45が不思議そうにしていた。
「なぜそんなところに多くの部隊が?一小隊で充分な気がするのですが?」
「確かに、だかな今回のデータは生命体も確認されているからだ。」
その瞬間、周りから音が消えたかのように、なった。
「え、つまりデータは、その生命体ということですか?」
「いや、普通のデータもあるが一番の目当てはそれだ。」
「わかりました。」
「よし!これより作戦準備および、作戦行動に移す」
「「「「「「了解」」」」」」
ー目的地ー
sideAR小隊
「あっ、来たみたいだよ、M4!」
見張りのSOPMODⅡが元気に言う。
「やっと来たか、行くぞ!周辺警戒怠るなよ。」
そして、私達は、G&Kが集合しているところに合流した。
side??????
…周辺に、生命体反応アリ……
対象者のバイタルチェック……
異常なし。
………敵性反応認められず………
対象者への装甲化接続異常なし。
プロテクトおよび、コンピュータウォール作動。
………………………
sideクルーガー
「ペルシカは、私とAR小隊ともに、他は周辺警戒を頼む。」
そして私は、目標の一つ、生命体の確認に行った…
sideペルシカ
私達は、AR小隊の見つけた少年の入ったコンテナの前にいる。
これほどの技術は見たことない。クルーガーも驚いていた。彼が言うには、彼の友人の子供らしい。
「まさか……………生きてたとはな……………」
それにしても複雑なシステムなの…この私がここまでてこづるとは…
「どうだ、できそうか?」
「無理ね、一度この機械ごと運ぶわ。」
「わかった。運ぶぞ。」
「私達も行きましょうM4」
「わかり…ました…あの…その子は…?」
「大丈夫だと思うよ」
「よかっ…た…」
そうして私達は、必要なデータを集め装甲車、コンテナは、トレーラーにつなぎ、研究所を去っていった。
side??????
生体反応、クルーガー、確認、ロック解除
sideクルーガー
「ロックが開いただと!彼を車に!」
M16が彼を運び車に乗せる。どこか愛おしそうに
「ヘリアン、こちらクルーガー今から帰投する。医者を用意してくれ」
「わかりました、しかしなぜ医者を?負傷しましたか?」
「いや、例の生命体だ」
「わかりました。準備しておきます。」
「助かる」
車の中で眠ってた少年が目を覚ました。
「ここは……………一体?」
どうやら目覚めたようだ。
「久しぶりだな……………フォン」
「あれ?おじさん?」
その時だ,激しい爆発が起きたのは
sideAR小隊
激しい爆破音と共に、敵性反応が出てきた。間違いない、鉄血の奴らだ。
「M4状況は?」
ペルシカからの通信
「はい敵は、Ripper6体、Prowler7体、Vspid7体、Dragoon6体、Guard6体、Jaguar6台、エッ嘘でしょ……
その後方にAegis9機およびManticore4機確認…」
「なんで、装甲兵が…こんなところに…まさかッ」
突如通信がくる、クルーガーさんからだ
「バレてたみたいだな」
「バレてた…とは…」
「ああ、入り口のところに、散乱していた鉄クズがあるからまさかとは思ったが」
「じゃあ、目的は…sh「少年だな」やっぱり…」
「状況は」
「トレーラーが損傷、行動不能です。他は…異常ありません…」
「404小隊は後方に、AR小隊は前方に、他は、側面で防衛だ。」
「「「「「了解」」」」」
そして私達は、防衛ラインを張った。
side404小隊
「数は聞いたけど厄介ね。敵が来るわ。行きましょ。」
「ターゲット発見、突撃。」「指示を!」「待った?」
「いいから行きますよ。」
そこから私達の銃撃戦が始まる。
ーー銃撃戦中いくつもの声.爆破音が聞こえたと共に、戦闘は膠着状態となっていた。ーー
「うぬぼれないで!」「諦めろ、お前たちに勝算はない!」「もっと…もっと大きな声を出せぇ!アッハハハハハハ!」「ごめんなさい、あなたにチャンスは無いわ…!」「来るな…気持ち悪い…。」「消えちまえ!」「私は完璧よ。」「私は、殺しの為だけに生まれてきたの!」「いいこと?あなたの罪は死に値しますわ。」「おびえろ!」「己の運命を受け入れなさい!」
だが、物事は、そう解決しなかった…損傷していく仲間達、
「いったい……どこが足りないの!完璧なはずなのに!」「しつこいなぁ…死んでもらうよ。」「え、どこからの流れ弾……?く、不覚……!」「随分とひどいことをしてくれますね…」「邪魔しないで!」「ひっ…くぅっ…うっ…」「ふぇぇ…結構、やるじゃん…」
「消えちまえ!」
あと少しで、敵は全て倒せる、だが装甲兵に対しての攻撃方法が少なく、前線は、持たなかった。
ペルシカもクルーガーも対鉄血装備をし応戦している…
そして少年は……………
だが崩壊は、時間の問題だった。
side??????
「おじさん!僕を保管していた。コンテナは!」
「後ろのトレーラだ」
「わかった!僕も出ます!」
「おまえはまだ復活したばっかりだ……行くのはいいが無理はするなよ……………」
まだ混乱している脳を無理やり起こしトレーラーに向かう。
トレーラーの上にあるコンテナのシステムを解除をし機体を装備する。
「久しぶり……………
エクシア
」
体に接続すると同時に視野が拡張され,機体データが来る。
『敵、6体を確認、味方の損傷アリ、危険、』
「わかった…コンテナのロック解除、システムオンライン」
と同時に網膜に映る。
「ベース起動、システムオンライン、」
と同時に、コンテナのロックが解除され、開くと同時にベースが稼働し、自立した
少年が見たのはまさに戦争の中だった。
激しく飛び交う銃撃戦、人の声、無機質な機械の音
「また………………………また戦争がしたいのか……………」
『ベースロック解除、出撃可能』
「フォン・ヴィオレント,エクシア目標を駆逐する!」
GNドライブに光が灯る。
今再びの大地へ
次回予告
敵、それは自らを脅かす物
銃声を境に向き合う心に浮かぶのは、恐れか憎しみか
敵である人形の自我の感情
そして彼を待つ新たな世界。