ネメシスの輝き   作:カンパネラ35

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どうもカンパネラです。
書きたい話は頭に浮かんでいるのにいざそれを文字に起こそうとするとどうしても難しいです。今、色々と書き方を模索しながら書いているので文章におかしな箇所が絶対に存在します。読みづらいかもしれませんがどうか流していただけるとありがたいです。

前回のあらすじ

女神の意味


第六話 八賢人

とある場所に八人の者達が集まっていた。

 

「え、ええと…ほほ、本日もお集まりいただき、えと、ありがとうございます…それで、その…」

 

『キセイジョウ・レイ』はしどろもどろになりながらも挨拶をするが周りの短気な仲間達から「声が小さい」だのといつものように野次が飛んでくる。

 

「ひっ!ごご、ごめんなさい!」

 

レイはいつものように反射的に謝ってしまう。しかしなんとか深呼吸をして、

 

「しょ、しょれでは!本日の八賢人の会合を始めたいと思います!」

 

しかし、それでも噛んでしまい、

 

「噛みまくりっちゅね。年増がドジっ子アピールしたって、痛々しいだけっちゅ」

 

とまで言われてしまう。確かにレイ自身も若いつもりはなかったが流石にストレートに言われると傷つくというものである。

 

「そんなことより、早う始めてくれんかう。わしはこれでも忙しいんじゃ。立場上頻繁に本職を抜け出すのも美味しくないしのう。」

 

「今日は誰の招集なんだ?この私がわざわざ足を運んでやったんだ。くだらない話だったら容赦せんぞ。」

 

今回、この会合に招集をかけたのはレイだった。レイ自身から招集をかけることはかなり稀だが、今回は一大事の為珍しくレイから招集をかけたのである。

 

「珍しいね!レイが◯◯◯達に招集をかけるなんて。」

 

「そうねぇ、レイちゃんがアタシ達を呼び出すなんて。よっぽどのことがあったの?」

 

今回、レイが全員を呼び出したのはプラネテューヌに女神が生まれてしまった可能性があるからである。まぁ、生まれたというよりは来てしまったという方が正しいかもしれないが。それをこの場にいる6人に伝えると、やはり全員信じられないようで、かなり疑われている。

 

「まっ、なんにせよまずは事実確認よね。…本当だったら、ショックだけど。このアタシが情報に関して誰かに出し抜かれるなんて。」

 

事実確認については、もうこの会合が始まる前に一番適任である『彼女』に話してしまっていた。すると彼女はすぐにプラネテューヌに向かっていった事を伝え。今回は彼女に任せて会合はお開きになった。

 

———

 

「ほー、はちけんじん…つまりそいつらが、今回の悪役ってことでいいんだね?」

 

一方その頃、プラネテューヌの教会では八賢人についてノワールからネプテューヌとくろめが説明を受けていた。

 

「本当に理解したの?ちゃんと人の話聞いてた?」

 

「あ、なにその疑いの眼差し。ちゃんと聞いてたってば。」

 

くろめとしてもこれまでのネプテューヌの行動を見ていると本当に覚えているかは心配なところである。なのでくろめはネプテューヌに説明できるかどうかを聞いてみる。

 

「当たり前じゃん!よゆーよゆー。」

 

「本当でしょうね…?」

 

ノワールがかなり懐疑の目をネプテューヌに向けている。普段の行動の結果である。

 

「えっと…そのはちけんじんってのは、女神が国を治めるのに反対で、あーだこーだ文句つけてきてるんだよね?」

 

かなり簡単な説明ではあるがここまでは合っている。くろめがネプテューヌを疑ってしまったことの罪悪感と、理解していたことに安堵したその時、

 

「結論、はちけんじんは悪いやつら。証明完了!」

 

先程までのくろめの気持ちはどこかへと飛んで行ってしまった。やはり、ネプテューヌは完全には理解していなかったようである。それどころか、

 

「あれ〜?ねぷちゃんの言ったこと、おかしかった〜?」

 

プラネテューヌの女神であるぷるっちですらこの認識だったようで、のわっちも流石に呆れているようだ。ぷるっちもこれまでずっとのわっちの説明をスルーしてきたんだね…。というわけで八賢人について少しまとめると、八賢人とはその名の通り8人のトップからなる組織の名称である。その理念は正しい規制をしき女神の統治を必要としない国家を造ることであり、女神の存在そのものに否定的である。活動開始は恐らく10年ほど前であると言われているがその全貌は謎に包まれている。悪い噂なども流れているが全て確証はなく、100%悪だと今のところ断定はできないという。先程、ネプテューヌがこの次元にあるもう一つの国家ルウィーについての説明を受けた時に、ノワールが言ったルウィーが八賢人と繋がっているという話もどうやらそんな噂の一つのようである。そんな説明をノワールがすると…

 

「えっと…。」

 

「ええっとぉ〜…。」

 

どうやらまだ二人は理解できていないようだ。というより理解する気があるのかすら謎である。

 

「あぁ、こういうのを徒労っていうのね。…もういいわ。すっごく疲れた…。」

 

どうやらのわっちの心も折れてしまったようだった。そんなのわっちに二人は…

 

「もー、ノワールの説明って、いまいち回りくどくて、分かりづらいんだよ。」

 

「そぉだそぉだ〜。」

 

…結構分かりやすかったと思うんだけどね。これは本当にのわっちも報われないね…。

 

「ノワールはもっと単純に悪いやつって決めつけちゃえばいいんだよ!その方が簡単だもん。…えっとなんだっけ?けんちんじる?」

 

「けんちんじるは悪いやつらだ〜。」

 

「八賢人でしょ!どうして名前まで忘れるのよ!」

 

と、八賢人について話していると…

 

ガラッ!

 

突然、部屋の扉が勢いよく開き、ピンクの服を着た幼女が入ってくる。

 

「…見つけたわ!」

 

その幼女はズカズカと中に入り込んでくる。他の三人の反応を伺うと、ねぷっちは「誰?」という感じで首を傾げている。そして、のわっちとぷるっちは露骨に嫌そうな顔をしている。

 

「噂をすれば、ね。」

 

「いじわるな人だぁ〜!」

 

そんな言葉を聞こえないとばかりに無視してその子はオレとねぷっちの元にやってきてじろじろと見てくる。

 

「ふうん。貴方達がそうなのね…。」

 

「な、なになに?この子?つま先から頭のてっぺんまで舐め回すようにみられてるんですけど!」

 

ねぷっちと二人でのわっち達の方を振り返るが…

 

「どうやら、目的はネプテューヌ達みたいね…。それなら私はあんまり関わりたくないから…。」

 

「あたしも〜。頑張ってねぇ〜、二人とも〜。」

 

どうやら、二人とも関わりたくないようで、かなり遠くまで離れていってしまっている。オレ達は本格的に見捨てられたようだ。

 

「ふむふむ、…外見的に少女と、言えないこともないけど…でも、体が未発達だわ!あなたは幼女!幼女認定よ!」

 

そして、じろじろと見たかと思ったらいきなりのねぷっち幼女認定。一体何者なのかなこの子は。そして、ねぷっちに幼女認定をすると、今度はオレの方をじろじろと見てくる。

 

「あなたは…幼女って感じじゃないわね。」

 

それだけ言うとすぐにねぷっちの方を向いてしまった。本当になんなんだいこれは。少し頭が痛くなるよ。少し周りを見渡してみるとのわっち達が手招きしているのが見えた。くろめはノワール達の元へ向かい早速疑問をぶつける。

 

「一体、何者なのかなあの子は?」

 

「あいつが、さっき話してた八賢人のトップの一人、『アブネス』よ。」

 

あれが、八賢人?予想していたのとまるで違うね。

 

「あの子はね、プルルートが女神になってプラネテューヌが出来てから、邪魔をしに来るの。」

 

「あたし〜、あの子苦手かもぉ〜。いっつも幼女幼女って〜、いじわるしに来るの〜。幼女じゃないのに〜。」

 

さっきもねぷっちに言っていたがどうやらあのアブネスとやらは、幼女について何か思うところがあるみたいだね。

 

「のわっち。あの子は何故あんなに幼女がどうだの言っているんだい?」

 

「あの子は、幼女が女神になる事に反対みたいなの。だから見た目が幼いからってプルルートの所に邪魔をしに来るのよ。」

 

だから、オレには標的が向かなかったんだね。まぁ確かに幼女には見えないだろうね。そして、気がつくとアブネスがねぷっちに言い負かされさらに物理的にも負けて泣いていた。やはり、口での戦いではねぷっちは強かった。そして、どうやらアブネスの戦闘力は高くないようだ。それに気づいたのわっちがアブネスに近づいていき、ねぷっちにぶたれた箇所を治療しようとするが…

 

ばしんっ!

 

治療しようとしたぷるっちの手を叩き

 

「あいたぁ〜!」

 

「あ、こら。せっかく人が治療をしてあげようと…」

 

「うるさい!うるさい!…ふん。ついに本性を現したわね、プラネテューヌは!」

 

先程まで泣いていたはずなのに今度は怒り始めた。どうやらかなり感情豊かなタイプらしい。そしてうるさい。

 

「幼女を女神として働かせるだけでもアウトなのに追い詰められたら暴力を振るうなんて…最低だわ!幼年幼女に悪影響を与えるわ!」

 

「先に手を出して来たのはそっちだよ!」

 

「あたし、幼女じゃないのにぃ〜。」

 

「全く、毎度毎度言いがかりつけてきて大騒ぎして…。」

 

やはり、八賢人はかなり迷惑な存在のようである。今回の事でそれが良くわかったよ。

 

「黙りなさい!ワタシは世界中の幼年幼女を守る為に活動しているんだから!だからワタシが正義なの!ワタシに逆らうやつは、みんな異常性嗜好者なの!」

 

何という暴論だろうか。あまりにも無茶苦茶過ぎではないだろうか。

 

「それにしても、あいつの情報は正しかったみたいね。まさか、このワタシと互角に戦えるだなんて…。」

 

「互角どころか、あなた泣かされてたじゃない。」

 

「あぁ、号泣だったね。」

 

「だからうるさいってば!」

 

どうやら認めるつもりはないらしい。

 

「もう、調べはついてるのよ。あなたがこの国の、新しい女神だってことはね!…もう一人いたことは予想外だったけど、幼女じゃないなら問題はないわ!」

 

どうやら、どこかからねぷっちが女神だという情報が漏れていたらしい。しかし、今のねぷっちは女神ではないけどね。

 

「いやー、まさか見ず知らずの幼女にまでわたしのことが知れ渡ってるなんて。いやー、人気者はつらいねー。」

 

どうやら、ねぷっち自身は訂正する気は無いようである。そうなるといつも通り…

 

「この子達、女神じゃないわよ。」

 

のわっちがツッコミを入れる。

 

「…えっ?」

 

どうやら、アブネスも理解が追いついていないようである。

 

「ちょ、ノワール。せっかく信じてるんだから、そんなにぶっちゃけなくても…。」

 

「だよね〜。ねぷちゃん、変身できないし〜。」

 

「えっ、えっ?」

 

▶︎アブネスは混乱している。

 

「あー、ぷるるんまでー。ダメだって。子供の夢を壊すような事言っちゃ…。」

 

「今のねぷっちは、自称女神(笑)だからね。」

 

「あぁ、ついにくろめまでそんなこと言うー。」

 

「女神じゃ…ない?じゃあ、どうして私が負けたのよ!?」

 

やっと、混乱が解除されたのかアブネスが聞くが、

 

「弱いからじゃない?」

 

「弱いからだねぇ〜。」

 

「スライヌより弱かったね。」

 

「一般人にすら負けるかもしれないね。」

 

「……。」

 

どうやらアブネスは言葉も出ないようである。

 

「あ、ああ、あなたたち!名前は!?」

 

「わたし?ネプテューヌだけど…。」

 

「オレは、暗黒星くろめだよ。」

 

「ネプテューヌにくろめね。その名前、絶対に忘れないんだから。特にネプテューヌ!」

 

そうして、帰ろうとするが

 

「あ、待って待って。人の名前だけ聞いて自分は名乗らないのはどうかと思うよ?」

 

ねぷっちにそう言われてアブネスは止まる。

 

「…ふふん。いいわ、特別に教えてあげる。」

 

そう言って、こちらを向く。

 

「ワタシは八賢人の一人!八賢人のアイドルにして広報担当!アブネスちゃんよ!」

 

アブネスちゃん

 

 

と謎のロゴが空間に浮かび上がる。敵とは思えない程派手な演出である。

 

「ねぷっ!?な、何今の演出?わたしの初登場の時、あんな演出なかったよ?」

 

ねぷっちは自分の登場よりも派手な演出に驚きを隠せないようだ。

 

「今日の事は、じっくりと八賢人の会議にかけさせてもらうわ。ワタシたちが本気になったら、こんな国あっという間に規制でがんじがらめよ!覚悟しておきなさい!」

 

そんな捨て台詞と共に嵐は過ぎ去っていった。

 

———

 

もー、何なのよあのバカ幼女は!まさかこのワタシが負けるなんて。まぁ、いいわ。今度は絶対に負けないんだから!帰ったらたっぷりと話し合って次回こそはコテンパンにしてあげるんだから!…それよりも、なーんかあのくろめってやつ見たことある気がするんだけど…。あぁ、◯◯◯に似てるのね。まぁ、他人の空似ってやつでしょ。とりあえずは、あのバカ幼女の事を考えなきゃ。




どうも、第六話です。
今回の八賢人の会合の部分名前が出せるのがこの段階だとまだレイしかいなくてめちゃくちゃ書きづらかったです。早く、八賢人が正式に出てくるところまで行きたいですね。
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