ネメシスの輝き   作:カンパネラ35

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どうも、カンパネラです。
前回出てきたキャラについてですが、まぁ大体の方は察しがついているかもしれませんが作者からは明言しません。設定は現在も考え中ですが、大体は同じような設定でいくつもりです。本格的に出てくるのは先の話ですがどうか楽しみにしていてください。

前回のあらすじ

自称女神(笑)


第七話 別次元

あれからも毎日の仕事としてクエストをこなしていた。オレ自身もクエストになれ初めていた頃のことで大体数日ぐらいが立った頃だった。いつも通りクエストを終え教会に帰ってくると。

 

「あー、つっかれたー!もー、動けない!」

 

「あたしもへろへろ〜…。」

 

「もう、情けないわね。これくらいの仕事、大したことないでしょ。」

 

この光景も見慣れたもので、最近はいつもこんな感じだ。オレにとってはこんななんでもない日常の中にオレがいられることが今は嬉しかった。昔のオレからは想像もつかないことだった。今もねぷっち達がのわっちに小言をもらっているがいつのまにかこの光景が普通のものになっている。そして、それが悪くないと思えているということは、オレも変わったということなのかな?

 

「厳しい!ノワールは厳しすぎるよ!いーすんにだって、こんな厳しく言われたことないのに!」

 

「厳しくされずに一人前になった人なんていないわよ。」

 

「ねぇねぇ。ねぷちゃんが時々言ってる、そのいーすんってだぁれ?」

 

そういえばねぷっちがいーすんいーすん言ってはいたがいーすんこと『イストワール』については全く触れていなかったね。イストワールは『俺』や、ねぷっちの国であるプラネテューヌの教祖だ。オレの記憶にある限りだが、かなり頭は良く真面目な性格だ。しかし、その記録の多さ故に大抵の調べごとには大体三日の時間を要してしまう。そんな初代プラネテューヌの女神が作った少し抜けているところのある人口生命体である。因みに見た目は小さめの人であり、普段は本に座っており宙に浮いている。

 

「えっと、いーすんは、いっつも仕事しなさーい!って怒る人。で、ふわふわ浮いてて少し抜けたところがあるんだー。」

 

「…ああ、うん。なんとなくわかったわ。」

 

「今のでわかったの〜?ノワールちゃんすごーい!」

 

「えええ、むしろぷるるんには伝わらなかったの?軽くショックなんだけど。」

 

逆に今のねぷっちの説明でわかる人の方が稀だと思うよ。何せ分かったことは、浮いてて、若干抜けているところがある、怒る人という、人物像が全く浮かんでこない説明の構成である。何より見た目の要素が皆無である。

 

「私も説明はさっぱりだったけどね。ほらここにも似たようなのがいるじゃない。ふわふわ浮いてて、頭は良いけど少し抜けてて、仕事しろーって怒るのが。」

 

「ほぇ?あ〜!そっかぁ、いすとわ〜るとそっくり〜!」

 

うん?今、ぷるっちはイストワールって言ったのかな?オレの聞き間違いでなければ確かに今そう聞こえたような気がする。ねぷっちもオレと同じ疑問を持ったようで、ぷるっちに聞こうとした時、

 

「プルルートさん。プルルートさん。開けてくださいー(゚∀゚ )」

 

「あ、噂をすればちょうど帰ってきたみたいね。」

 

「えっ?今の声…わたしが知ってるのよりずいぶんロリ声だけど、まさかまさか…」

 

「おかえり〜、いすとわ〜る〜。」

 

これにはオレもかなり驚いた。オレの次元にいたイストワールよりも大分小さくなり、声も幼くなったイストワールがそこにいた。話を聞いているとどうやら街外れまで買い物に出かけていたところ、安くなっていた単三電池をまとめ買いした結果、重くて帰ってくるのに三日もかかってしまったらしい。どうやらこちらの次元でもイストワールはイストワールのようだ。

 

「うう、、面目ありません…おや?知らない方々がいらしっしゃいますけど…そちらは?(°_°>)」

 

「この子は、ねぷちゃんとくろちゃん〜。新しいお友達なの〜。」

 

「あ、そうでしたか。お二人ともどこかでお会いしたことがあるような気がしたんですけどね…(-.-)。あ、ごあいさつが遅れましたね。わたしはこの国の女神を導く役目を負った、イストワールと言いまして…( ´▽`)。」

 

「い、い…いーすんだぁー!!ちっちゃいいーすんだぁー!!」

 

ねぷっちがこの次元の小さなイストワールを抱きしめにいってしまった。どうやら自分の次元のイストワールと比べて小さくてかわいいのが心に響いたようだ。しかし、かなり強く抱きしめているようで、イストワールは、かなり苦しそうである。しかし、のわっちとぷるっちは…

 

「いーすんって、いすとわ〜るの事だったの〜?」

 

「そうみたいね。ちっちゃいとかなんとか言ってるけど。」

 

「そっか〜。かわいい呼び方だね〜。私もそう呼ぶことにしよーっと。」

 

などとかなり呑気に話している。オレが助け舟を出した方がいいだろうか?などと考えているうちに

 

「ちょ、くるし…。お二人とも、助けて…(>Д<;)。」

 

その前にイストワール自身が二人に助けを求めた。今も、ねぷっちがかなり強く抱きしめているようで本当に苦しそうである。久しぶりにイストワールに会えたことが嬉しいという事もあるのだろう。流石にのわっちとぷるっちが止めに入りイストワールは事なきを得た。

 

「はうぅ、ひどい目に遭いましたー…。もう!いきなり人を全力で抱きしめたりしたらいけないんですよ!?(゚´Д`゚)゚」

 

「あはは、ごめんごめん。いーすんがあんまりかわいかったから、つい。」

 

「多分、ねぷっちはペットとかは飼うのはよした方がいいタイプだろうね。」

 

「ねーねー、このいーすん持って帰っちゃダメかな?おっきいいーすんと並べたら、なかなかファンシーな絵面になると思うんだけど。」

 

「おっきいいーすんもいるの〜?だったらぁ、とりかえっこがいいな〜。」

 

ぷるっちやねぷっちがそんなことを言っているが、本人の意思が全く無視されている状況に流石にイストワールも声を上げる。

 

「勝手にわたしをやりとりしないでください!それで、ええと…ネプテューヌさんと、くろめさん、とおっしゃいましたよね?( ´ ▽`)」

 

「うん。やっぱりいーすんも、わたしのことは知らなかったり?」

 

「オレも、そこは気になるよ。ねぷっちやオレの事を見たことがあるような事を言っていたような気がするからね。」

 

ねぷっちがイストワールに抱きつく前にオレたちに会ったことがあるような事を言っていた。もしかしたら何か知っている可能性もある。

 

「はい、知りません。(=_=)いえ、知らないはずなんですけど…何かこう、胸に引っかかるものがあるような…。」

 

どうやら少し引っかかる部分があるようだ。別次元とはいえ同じイストワールだからだろうか?

 

「とりあえず詳しい事情をおうかがいしてもよろしいですか?

(ーー〆)」

 

「うん!」

 

「あぁ。もちろん。」

 

———

 

「…なるほど。ネプテューヌさんとくろめさんがいた所では、ネプテューヌさんは女神で、ノワールさんやわたしもいて…(ーー〆)」

 

今は、あれから少しの時間が経ちオレやねぷっちの次元の説明が終わったところである。オレはここが別次元である事を知っているが、ねぷっちやこの次元の女神であるぷるっちも別次元については知らなかった。後は、イストワールが別の次元の存在に気付くかどうか、いや、そもそも知っているかどうかだ。

 

「ふむふむ…だとしたら…(–_–)。でも、そんなことが?いえ、その可能性も否定できませんし…」

 

ぷすぷす…

 

考えすぎて処理能力が限界を迎えたのか、イストワールの頭から煙が立ち始める。

 

「わぁ〜!いーすん、頭から煙出てる〜!」

 

「ちょっと大丈夫!?処理能力超えてるんじゃないの?」

 

「ええっ、ちっちゃいいーすんって、スペック低いの?性能より利便性を追求しちゃった感じ?」

 

「真面目な考えがしてるんですから、チャチャを入れないでください!♪(´ ・ω・`)」

 

どうやらただ真剣に考え事をしていた結果煙が出てしまっただけのようだ。

 

「ですから、つまり…ええ。やはり、そう結論づけるしかなさそうですね。(ー_ー)」

 

どうやら、イストワールの中で結論が出たようだ。さぁ、イストワールは一体どういう結論を出すのかな?ねぷっちもかなりそわそわしている所を見るとかなり気になっているようだ。

 

「これは、あくまでわたしの推測ですが…。(−_−;)ネプテューヌさん達は…別の次元の世界からやってきたのかもしれません!(−_−)/~」

 

「なっ、なんだってー!?」

 

ねぷっちはかなりオーバーリアクションをしているが、他の二人、特にのわっちはかなり冷めた目でねぷっちを見ている。どうやら、これまでのねぷっちの話も含めて最初からホラ話と決めつけているようだ。

 

「ホラ話で片付けるのは簡単ですけど、それにしては妙にリアリティのある話でしたし…。(ーー;)。なにより、それではわたしがネプテューヌさん達に感じる、不思議な親近感の説明がつきません。

( ̄^ ̄) 」

 

「イストワール…あなた、疲れてるのよ。どこか故障でもしたんじゃないの?」

 

「いや、イストワールの言ってることは多分正しいと思うよ。」

 

その言葉で全員の視線がオレに向く。

 

「…一斉にそんな目で見ないでくれないか。確かにオレも胡散臭い自覚はある。それに、言わなかったことについても悪かったとは思ってるよ。」

 

だが、くろめとしてもまわりの全員の反応から言うべきではないと判断したのだ。下手な事を言っても怪しまれるだけである。だからこそだれかがその可能性に気付くまで黙っていることに決めていたのだ。

 

「くろめさんは、ここがくろめさんのいる次元とは別の次元だと知っていたのですか?」

 

「あぁ、目覚めてすぐに気がついたよ。ここが別次元だってね。元々別の次元の存在は知っていたから気付くことが出来たんだ。」

 

「…そうですか。それなら、まずはくろめさん達のいた次元がどこの次元なのか確認する必要がありますね。」

 

そう言って、早速作業に取り掛かろうとするイストワールにくろめは少し付け足す。

 

「そうだ。一応言っておくんだが、ねぷっちとオレのいた次元は別の次元だと思うよ。」

 

「ええっ!?そうなの!?」

 

「どうしてそう思ったのですか?」

 

どうやら、完全にねぷっちは今の話から同じ次元から来たと思っていたようだ。まぁ、オレがそうなるように話をしたのもあるわけだが。

とりあえずはイストワールの疑問に答えようかな。

 

「もし、ねぷっちがオレの次元のねぷっちだったらオレを知らないわけがないからね。なにせオレはこの次元に来る直前までねぷっちと話していたんだ。」

 

しかし、オレが言いたいことの本質はではなかった。さらに言葉を付け足す。

 

「あと、オレの次元は探さなくても大丈夫だよイストワール。」

 

その言葉にイストワールは動揺する。イストワールは「もしかして、くろめさんは自分の次元に帰りたくないのでしょうか?」という考えがよぎる。しかし、

 

「あぁ、別にオレは元いた次元に帰りたくないわけじゃないんだ。…ただ、オレは帰る前にどうしてもこの次元でやりたいことがあるんだ。」

 

くろめのやりたいこととは、自分を変えること。これまでのくろめのままではネプテューヌと一緒に並び立つことができない。今の憧れをただの憧れのままで終わらせたくなかった。確かにくろめはネプテューヌに救われ、心の在り方は大きく変わった。だが、心が変わってもその変わったものを行動に移さなければ変わっていないのと同じだ。

だから、別にねぷっちのようになれるとは思っていないが、オレはオレなりに何かを掴んでから元の次元に帰ると決めた。オレにできる何かを。それに…元の次元にオレが連絡を取ってもねぷっち以外には警戒されるだけだからね。

 

「だから、まだオレのいた次元には連絡を取らないで欲しいんだ。」

 

「そういうことなら分かりました。」

 

そして、イストワールは作業に取り掛かる。肝心の連絡はどうするのかと聞いてみると、どうやら次元を超えてもイストワール同士なら連絡が可能なんだそうだ。しかし、どうやら三日かかる上にその間はイストワールは動けないそうだ。別の次元についてはどうやらのわっちだけはまだ半信半疑なようだ。だがそれも三日後には分かることなので今は置いておくとしよう。




どうも、第七話です。
今回からいーすんが登場して途中までは色々参考にしながら顔文字を使ってたんですが、正直スマホで書いているため顔文字は難しいと判断し途中からやめました。なにせリアルでも顔文字とか全然使わないのでよく分からないのです。多分次回からは顔文字はありません。申し訳ないですがご了承をお願いします。
次回なんですが、この話が作者が序盤で一番書きたいお話なのです。ここについてはめちゃくちゃいっぱい考えました。これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします。
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