五等分の勇者の混沌記   作:藤林 明

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オリジナル展開で詰まる傾向あるのになかなか対策出来ない駄作者でございます。
そんな私でも一言ボヤきたい。
感想欄にわざわざ「読むのやめる」って書く必要あるんかな…?
理由が気になる……


尚文サイド:四葉と卵クジ3

四葉「いらっしゃいませー!」

 

メルロマルクの城下町に、元気な女の子の声が響く。

––そう。何を隠そう武器屋の親父ことエルハルトの店で働く四葉の声だ。

そんな2人は今絶賛冒険者達を相手に接客中である。

 

女冒険者「なんだい、親父の奴ついに嫁でも貰ったのかい?」

 

エルハルト「ちげーよ、この嬢ちゃんは臨時の助っ人だ!あと余計なお世話だっての」

 

四葉「あはは…」

 

男冒険者「にしても随分とまぁ可愛らしい娘だなー…これだけ美人なら仕事にも困らないだろうに、なんだってこんな寂れた店で働いてんのさ?」

 

エルハルト「ほー、店主の前でバカにするたぁいい度胸だな!」

 

四葉「まぁまぁ…落ち着いて下さいエルハルトさん。…えっと、実は私色々と訳ありでして、私の方から無理言ってお願いしてるんですよー…あはは」

 

女冒険者「なるほどねぇ…あぁそういえば、勇者一行に顔の同じ五人の女が居るとか何とか聞いた事あるわねぇ…」

 

男冒険者「お、その噂なら俺も聞いたな!何でも非道な行いをした王族に天誅を下した男女の女の方が同じ顔の三人組だとか、勇者を庇って刺された女と、それを治癒した女が同じ顔してたとかな!」

 

四葉「へ、へぇ〜ソウナンデスネー…フシギデスネー…」

 

冒険者達の噂話を聞いて冷や汗を流し片言で返す四葉。基本嘘を吐いたり誤魔化すのが苦手なので表情や態度に出てしまう。

そんな四葉を見かねた店主は

 

エルハルト「嬢ちゃん……悪りぃけど倉庫にある剣いくつか持って来てくれ。こっちは適当に捌いとくから」

 

四葉「あっはい!わかりましたー…(すみませんありがとうございます)」

 

さらっとこの場から外す様に指示を出した。

…この時ばかりは意図を察した四葉は素直に従い、すれ違い様に小声でお礼を言って倉庫へと向かった。

 

エルハルト「さて、今日は何の用だ?剣のメンテはこの前したばっかりだろ?」

 

〜〜〜〜

 

一方の尚文・ラフタリアコンビはというと––––

 

ラフタリア「な、ナオフミ様…これは一体…」

 

尚文「……犯人はなんとなくわかるがな……」

 

武器屋の前まで来ていた。…のだが

 

ラフタリア「人が並び過ぎてて入れそうにありません……」

 

そう。以前来た時の倍以上の人が居る…というより、列を作って並んでいたのだ。これではそもそも店に入るのに何時間も掛かりそうな雰囲気である。

 

尚文「……仕方ない。出直すか…」

 

ラフタリア「……そうですね……では閉店する頃に来ましょうか」

 

尚文「そうだな……」

 

このままでは入れないと判断した2人は一度出直す事にしたのだった。

 

@@@@@@@

 

四葉「ありがとうございましたー!!」

パタン

 

エルハルト「ふぅ。…やっと終わったか…」

 

四葉「お疲れ様です!エルハルトさん」

 

現在は夕暮れ時、時間にして19時頃。漸く最後の接客を終えた2人はひと息入れる。

 

エルハルト「……嬢ちゃんは元気そうだな…俺なんかめちゃくちゃくたびれたが…まだまだいけそうだな」

 

四葉「あはは……これでも体力だけは自信があるので。それよりすみません、接客ほとんど代わって頂いてしまって…」

 

エルハルト「いいってことよ、それを含めて了承したのはこっちだ。…それより、装備品の運び出しさせちまってすまなかったな。結構重かっただろ」

 

四葉「いえ、そこまで重くはなかったので大丈夫です!むしろお役に立てたなら良かったですよ」

 

エルハルト「そうか。…今日は本当に助かったぜ。ありがとな嬢ちゃん!」

 

四葉「いえいえ、こちらこそ今日一日ありがとうございました。良い経験させて頂きました。感謝です」

 

そう言って満面の笑みを向ける四葉。

 

エルハルト「…さて、今日働いて貰った給金だが…」

 

そんな四葉を直視出来なくなったので別の話題を向けるエルハルトがそう言ってから出したのは、金貨の入った革袋だった。

 

四葉「そんな!私が無理言ってお手伝いさせて頂いて、その上お金まで貰うなんて出来ませんよ!!」

 

エルハルト「嬢ちゃん……でもよ…」

 

四葉「……それでも、というなら私のお願いを聞いて頂けませんか?」

 

エルハルト「…言ってみな」

 

四葉「今日のお給料分で、尚文君かラフタリア…亜人族の女の子の装備を見繕って頂けませんでしょうか?」

 

エルハルト「!嬢ちゃん、何を言って…!!」

 

四葉「お願いします…今の私にはそれくらいしか出来ませんので…」

 

そう言って頭を下げた四葉を見て、エルハルトは腕を組みながら考える。

 

カランカラン

 

そんな時、ふと来客を知らせるベルが鳴って扉が開いた。




次回でこのタイトル終わらせて次いきたい…orz
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