大臣に案内されて移動している道中・・・
一花「みんな、抑えてくれてありがとうね」
三玖「あの王様嫌い」
二乃「あら、珍しく同意見ね。あたしは一花が居なかったらキレてたわ」
風太郎「お前らなぁ…」
大臣「申し訳ありません。実は…………」
大臣は話す。王の過去を。そして盾の勇者についてを。
――――そして、1人の少女は決意した。
大臣「という訳なのです。皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません」
風太郎「…………」
四葉「……決めました」
五月「え?」
一花「まさか……」
二乃「はぁ…」
四葉「私は――」
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大臣「着きました。こちらです」
城の一室をノックした大臣は、そう言って一行を勇者達が会議をしている来客室へと誘った。
???A「誰だ?」
???B「ヒューゥ♪」
剣を腰に挿した風太郎達と歳の近そうな少年がこちらへと懐疑的な質問をし、槍を持った年上の男が五つ子を見て口笛を鳴らず。
大臣「こちらの皆さんは、本日勇者様同様に召喚された者達でございます」
???A「なるほど…サポートキャラみたいなものか…」
???C「そういうことなら、自己紹介でもしましょうか」
???D「…………」
大臣「それでは失礼致します」
大臣はそう言って退室した。
???C「じゃあまずは僕から。僕の名前は川澄樹。年齢は17歳、高校生です」
大臣が退出した後、最初に自己紹介したのは、弓を持った若干パーマが掛かったウェーブヘアーが特徴の大人しそうな少年樹【いつき】。
???B「じゃあ次は俺だな。俺の名前は北村元康、年齢は21歳、大学生だ」
次に自己紹介したのは軽い感じのお兄さんと言った印象だがその実面倒見の良いお兄さんのようにも感じる槍を持った男元康。
???A「俺は天木錬だ。年齢は16歳、高校生だ」
次に自己紹介したのは剣を持った少年錬。外見は、美少年と表現するのが一番しっくり来る感じで、切れ長の瞳と白い肌がいかにもクールという印象を与える。
???D「……岩谷尚文。年齢は20歳、大学生だ」
最後に自己紹介したのは盾を着けた青年。……だが、ついさっきまで勇者同士で話し合った内容のショックが抜けてないのか若干放心状態での挨拶となってしまった。
風太郎「じゃあ今度はこっちだな。俺は上杉風太郎。歳は川澄と同じ17歳で高校生だ」
一花「私は中野一花。歳は川澄君と同じ17歳で高校生だよ。ヨロシク~♪」
二乃「あたしは中野二乃。…色々面倒だから言っちゃうけど、アイツ以外は姉妹で五つ子よ」
三玖「中野三玖。五つ子の三女。よろしく」
五月「私は中野五月【いつき】です。そちらの樹【いつき】さんとは名前が同じなので呼びやすい様に呼んで下さい。…で最後が…あれ?四葉?」
それまでずっと黙っていた四葉に五月が声をかける。
四葉「……はっ!す、すいません!私は、中野四葉です。宜しくお願いします」
声を掛けられた四葉は慌てて自己紹介をした。
…実は四葉、少々緊張していたので反応が遅れたのである。
元康「さて。自己紹介も済んだし早速意見交換をしようか!」