L03地区のわけあり指揮官(凍結)   作:ランパ我聞

13 / 29
教えてくれペルシカ、俺はあと何日UMP外骨格を掘ればいい?
教えてくれ、ペルシカ!!

こんなこと書いてるから執筆が進まない…
そしてこんな作品見てくれるやつがいるのかという負サイクルへ…うヴぁ…


流湿咆山 その3

 ───L03地区山岳基地:防衛陣地───

 

『……撃て!』

 

 無線からSV-98の合図と同時に多数の銃声が山岳から響いてくる。当然それは第2部隊が各々の銃座で構えている麓の防衛陣地にも聞こえている。

 

 第2部隊が配置についている防衛陣地は山岳基地への唯一ともいえる山道の入り口にある検問所を拡張したものであり、簡易的なものであるがトーチカも据え付けられていた。とは言え所詮は簡易的なものであるため通常のトーチカよりは脆く壊れやすい、しかし銃弾(・・)を遮る程度であれば問題はない程度には頑丈であった。

 

 さらにこの陣地は山道の端から端を遮るように作られているため、仮にこの防衛陣地以外から山岳基地へ向かおうとするならば山の斜面をよじ登るか獣道に偽装された隠し通路を通るしか手段はない。その斜面も急斜面な上に草木が生い茂っているため視界を取るのも難しいため登れるかも怪しいほどである。

 

 

『……先頭のマンティコアの損傷確認、でも倒せてません!』

 

『……装甲を増加しているみたいだな。関節部に狙ったが仕留め切れていない』

 

『一回り大きく見えた理由はそういうことね……第2部隊は攻撃準備、NTW-20とM99は射撃を継続』

 

「装甲増加型……往生際の悪い奴……」

 

「最初の迫撃(・・)はその新型に集めた方がよさそうね、AEK-999」

 

「言われなくてもわかってるぜネゲヴ、M590は砲撃準備っ、誤差修正の指示頼むぞアストラ!」

 

 

 AEK-999はそう指示を飛ばすとコッキングレバーを操作する。ガチャリと音を立てて弾丸が装填される音を確認したAEK-999は取り付けられているているオプティカルサイトを覗いた。その先にはこちらに向かってくる複数のマンティコアの姿が確認できた。そのうちの1体はSV-98の言った通り一回り大きく見え、流れ弾が当たったのか何体かのイェーガーを落としながらもこちらに向かってくる。さらにその背中に取り付けられていたカーキー色の四角い物体が剥がれ落ちているのも確認したAEK-999、その時M99が疑問の声を上げた。

 

 

『あれ? 他のマンティコアのパーツも外れていきますよ?』

 

「タレットの類かしら? でもそれにしては離れすぎている気がするけれども……あぁ、そういうこと」

 

 

 ネゲヴが覗いているサイトの先では剥がれたパーツが落ちていた。そのパーツに切れ込みが走ると、そこから脚部の形にを展開し立ち上がるタランチュラ(Tarantula)の姿があった。

 

 

「敵の追加よSV-98、あのマンティコアの名称を装甲兵員輸送車(APC)に改めるべきかしら?」

 

『ハイエンドが複数体乗り込んできそうな名称ねネゲヴ、却下よ』

 

「……それで砲撃目標は変えなくてもいいのね?」

 

「マンティコア優先だM590、ついでに群がってるのも狙えるなら最高にクールだ」

 

「簡単に言ってくれますねAEK-999……接続完了、砲撃まであと少し」

 

 

 M590は端末を介して砲術妖精(ドロ―ン)と陣地裏に配置している3体のジャガー(Jaguar)との接続を始める。その間にも鉄血の軍勢は前進してくる。ある程度射程に入ったらしく、マンティコアを遮蔽物にしたイェーガーやヴェスピドから銃弾が飛んでくるようになっていた。

 

 

「……撃ちましたね、斃れなさい」

 

「そうね、やられっぱなしはスペシャリストとして我慢ならないわ」

 

 

 MG4とネゲヴの反撃を合図に陣地内にいる戦術人形が一斉に射撃を開始する。陣地から一斉に火を噴く様はまさしく弾幕といえるものであり、マンティコアを遮蔽物にしているとはいえ隠れ切れていない鉄血人形は1体また1体と倒れていく。しかし・・・

 

 

『NTW-20だ、先頭のマンティコア(ターゲット)が射撃体勢に入っている……他の奴と口径が違う、気を付けろ』

 

 

 NTW-20が注意喚起を促したその時、先頭のマンティコアの銃口が火を噴き陣地のトーチカ下部に着弾し爆発(・・)を起こす。直撃の衝撃と爆発の余波でトーチカの一部が損傷し、運悪く中にいたMG4のダミー(・・・)が衝撃で吹き飛び損傷してしまう。

 

 

『爆発! 機銃弾じゃない!? 大丈夫かMG4!』

 

『わああ、だだだだいじょうぶですかMG4!?』

 

「……気にしないで、ください……ダミーがやられただけです……」

 

「トーチカにひびが……対戦車砲でも搭載してきているっていうのかしら!?」

 

「いや、むしろこんなのでよく壊れなかったって言いたいぐらいだネゲヴ、それよりもまだかM590!」

 

「接続は終わってるわAEK-999、けど今手が……ッ、どきなさい!」

 

 

 M590は弾幕を掻い潜ってきているタランチュラの対処に追われ、砲撃の実行ができずにいた。その間にも再装填が終わったらしく先頭のマンティコアは再び射撃体勢に入っていた。

 

 

「……ッ、第2部隊遮蔽物に隠れて衝撃に備えろ!!」

 

 

 次の瞬間、再びトーチカに砲弾(・・)が飛来し爆発した。当たりどころが悪かったのかトーチカの一部が崩れるように壊れていき、その様子を作りだしたマンティコアのセンサーユニットは排熱の影響か怪しく揺れて光っているように見えた。




今回も短くて本当にすまないと思ってます
モチベーションの維持って大変ですよね…執筆にしても周回にしても
あとキャラの特徴掴めていない気がする、どうなんですかね?


[壁]-゚)ところで誰かここに置いておいたUMP外骨格ダレカシッテル?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。