L03地区のわけあり指揮官(凍結)   作:ランパ我聞

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期間が開いてしまったので収拾がつかなくなる前に独自設定と独自設定とで纏めてたたみました。(手遅れ)

どうせこの先は読んでくれる人しか居ないのでごゆっくり(ゆっくりするほどの量はない)


こんなずぼらな小説でホントウニモウシワケナイ


流湿咆山 その8

 アルケミストが振るう凶刃はOTs-14(グローザ)から割り込むように撃ち込まれた弾丸によって軌道が逸れて指揮官の頬に傷を一筋付けるのみとなった。

 

 結局はそれがアルケミストの最後の攻撃となった。

 

 グローザの援護射撃により辛くも危機を脱し、アルケミストの近接攻撃の範囲外への後退に成功した指揮官に対し、当てられた筈の攻撃を逸らされたアルケミストはその結果に一瞬反応が遅れつつも逃すものかと言わんばかりに再度攻撃に移ろうとする。しかしその直後に第1部隊の面々によりアルケミストは集中砲火をあびることとなる。

 グローザのあと動いたのは上にいたコンテンダーであった。コンデンターは指揮官が後退をするのを確認した後、アルケミストの損傷している方(・・・・・・・)の脚部を狙った。指揮官への攻撃に躍起になっていたアルケミストが銃声に気付くも既に遅く、脚部を撃ち抜かれその損傷による機能不全により行動がさらに一瞬遅れ、体勢を崩してしまう。結局それが致命となり、アルケミストはその瞬間グローザ、OTs-12(ティス)、9A91、SR-3MP(ヴィーフリ)による銃撃を全身に受けることとなった。

 

「がっ…ク…ソが…!?」

 

 四方向から銃撃を受けたアルケミストの身体各部は無事な部分を見つけられないほどに破壊され膝から崩れるように前へと倒れ伏していた。倒れ伏したアルケミストの視界は各部の損傷報告(Error)機能停止(Error)が映し出されていくが、今のアルケミストには見えていなかった(・・・・・・・・)。自身より格下と思っていた『人間』と『戦術人形』に良いように翻弄された屈辱、こうして地面に倒れ伏している事実に対する怒りから正常な判断をアルケミストから奪っていたからだ。

 

 そんな動くことすらままならないアルケミストに対して警戒をしつつも指揮官はゆっくりと距離を縮めていく。その手には予備として持ち込んでいた『M1895』と持ちこんでいたのであろう手持ちタイプの端末を構えており、その両脇には銃をアルケミストに向けているグローザとティスの姿もあった。

 

 鉄血によるL03地区侵攻から始まった一連の戦闘の終結はもうすぐそこまで近づいていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――鉄血・????――

 

 荒れ果てた都市があった。第三次大戦によって被害を被り、もはや人類が済める場所ではなくなった都市が。かつて天を突かんと言わんばかりに上を目指していたビル群はその半ばから焼け落ちるか大質量弾頭によって抉り抜かれたかのような大穴をさらし、道路はその瓦礫によって埋まっているか、ビルと同じように大穴を刻まれていた。

 そんな戦渦を残している廃墟のひとつ、だれもいないはずの廃墟の一角に人影があった。その人影はいくつもの機材が設置されている場所の前でどこからか持ち込んだのであろう、アンティークな見た目の安楽椅子に腰をかけて何かを思案するように目を閉じていた。

 

「――――北部Q-31-E(G&K呼称L09地区)からの連絡が途絶えましたか…」

 

 閉じていた目を少し持ち上げそう言葉にした人物――エージェント(Agent)――は安楽椅子から立ち上がると通信機材の前へとむかい回線を通して相手を呼び出す。コールが数回もしないうちに呼び出しに応じた相手はゲーガー(Gager)と呼ばれる人形であった。

 

『何か用かエージェント、愚痴を聞かされるだけなら他を当たって欲しいのだが』

 

「それは私ではなく『代理人』の方に言うべきですよゲーガー、手短にお伝えします、少し前からQ-31-Eからの連絡が途絶えています」

 

『…それは私に獲り返して来いと言う意味で捉えたらいいのかエージェント?』

 

「いえ、Q-31-Eは無視していただいて(・・・・・・・・・)構いません。あなたにはこの人物の処理を」

 

 エージェントはそう言うとゲーガーにデータを送り、ゲーガーはそのデータを閲覧する。データに乗っていた人物はつい最近1体のイントゥルーダーによってもたらされた情報と一致していたがゲーガーそこで怪訝な顔を浮かべた。

 

『…エージェント、この男の情報に差異があるのだが間違いではないだろうな?』

 

「ご安心を、そのデータは私が先程調査し終えたものです(・・・・・・・・・・・・)。間違いはないかと」

 

『…そうか、それならいいのだが……』

 

「それと今回は実地試験を兼ねてジャッジ(Judge)と向かっていただきます、よろしいですね?」

 

『…命令なら仕方があるまい。了解した、準備が済み次第向かうこととする』

 

 そう言ってゲーガーは回線を閉じ、エージェントのいる場所に再び静寂が訪れる。エージェントはおもむろに機材のデータバンクを開き先程ゲーガーに渡したデータを閲覧する。そこに映っているのは北部Q-31-Eに配置されていたイントゥルーダーから知らされた北部Q-32-C(G&K呼称L03地区)の指揮官であったが、なぜかそのデータを閲覧しているエージェントの目は僅かに細められておりそこから覗く瞳はどこまでも無機質であった。

 そしてそのデータには『トリースタ・ソルディティ(Триста Солдаты)』『AI技術部署』といった文字が記されていた。




アルケミストの行動や言動が三下っぽくなってしまうのは一体なんなのだろうか…


《これで戦闘は終了…やっとって感じですね…》
《実は自分、社内報を書こうと思ってるんですよ》
《それでコラボ(予定)もやろうかと》
《キャラの派遣(未定)も考えてまして…》

《未確認反応、急速接近!!》
《ブレイク!ブレイク!》


《ウワラバッ!?》



《よう作者…連載続行する理由は見つかったか?》
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