L03地区のわけあり指揮官(凍結)   作:ランパ我聞

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自身の作品がどう思われてるか気になる時もあります。
気にしても仕方ないと考えている自分ですが今日も元気です

Judge(ジャッジ)の詳細を知ったときの作者、『うっそだろお前』状態でした。
なんかメタられた気分に陥るのは気のせいですかねぇ?




罪は法の計りによる話

 「…だいたい、なぜ私まで出向かないといけないのよ!」

 

 Judge(ジャッジ)は激怒した。必ずやかの邪智暴虐の女(エージェント)訴えなければ(要は文句)ならぬと決意した。ジャッジはしがない防衛担当であった。故に自分が前線に赴かねばならぬ事態に憤慨していた。彼女が向かっているのは北部Q-31-E(L09地区)自分達(鉄血)が保持していた湿地帯における橋頭保であった。

 

 ―――ついこの前までは…。

 

 ジャッジは自身が出向かねばならなくなったアルケミスト(諸悪の根源)を思い出す。自分たちの中でも一際捻くれた存在と言うのがアルケミストに対するジャッジの印象であった。他の地域のアルケミスト(・・・・・・・・・・・)に関しては知る所ではないが何かとイントゥルーダーのことを敵視しており、ジャッジ自身もアルケミストが一方的に絡んでいるのを何度も目にしていた。しかしそれでもドリーマーよりはマシだろうとジャッジは思っていた。

 

「そもそもあそこは元々イントゥルーダー(お姉さま)が居た筈じゃない!それを…」

 

「終わったことを話しても無駄だジャッジ。それにあれ(・・)はもう使い物にならない」

 

 エージェントへの怒りとはまた別の理由で怒りの収まらないジャッジに言葉を返したのは、同じく北部Q-31-Eに向かうように言われたGager(ゲーガー)である。窘められたジャッジは渋々と言った表情を隠しもせず、しかし次の瞬間には顔をそらしそっぽを向く。

 

「ふん……それで、本当に北部Q-31-C(L03地区)には私は行かなくていいのね?」

 

「えぇ、エージェントは『北部Q-31-Eは無視しろ』と言っていたが使えるものなら使っておくべきだからな。それに恐らく奴らは立て直しに注力しているはずだからな…そうであれば放置されているRipper(リッパー)Jaeger(イェーガー)がいくらか残っているはずだ」

 

 ゲーガーはそう言うとジャッジの方へと視線を向ける。ジャッジはManticore(マンティコア)の上に腰かけていた。そのマンティコアは通常のものと違い、まるで要塞砲(マルドゥーク)を小型化したような見た目の砲身を装備し背中に無数Tarantula(タランチュラ)を背負った増加装甲型であった。またその後ろにはジャッジが腰かけているマンティコアと同じような姿をした4体ほど確認できた。また、さらにその後ろにはGuard(ガード)とリッパーが隊列を組んでいる。

 

「…参考までに聞くがそのSirrush(シルシュ)は本当に使えるのか?」

 

「当たり前じゃない。そもそもこの仔は本来拠点防衛用(・・・・・)で前線に出すものじゃないのよ、そこを勘違いしないでちょうだいゲーガー」

 

アルケミスト(あれ)のメモリーを見た限りそうは考えていなかったらしいがな…」

 

 ゲーガーのその言葉にジャッジは軽い舌打ちを鳴らした。そもそもあのシルシュは試作品(・・・)でありジャッジはグリフィンの人形どもをあの地域に誘引(・・)するイントゥルーダー(お姉さま)の助けになるように預けていたものである。それをアルケミスト(あれ)イントゥルーダー(お姉さま)を襲った上で独断で侵攻、あろうことか無様に返り討ちにされたのだ。

 

「でも許してあげなくもないわアルケミスト、ヘマしてくれたおかげで私にお姉さまの仇討ち(・・・)の機会が巡ってきたんですもの」

 

 そう口にしたジャッジの眼に一瞬だけ紅い紫電が走る。アルケミストはたしかにイントゥルーダーを襲ったが少なくともその時点ではまだ反応があったのだ(・・・・・・・・)。そのあとの経緯は詳しく聞かされていないが恐らくアルケミストによるものである妨害によりイントゥルーダーの反応消失、その後アルケミストが倒されても一切の反応がなかった(・・・・・・・・・・)のが問題であった。

 反応がないということは何者かに破壊されたことになるためジャッジはイントゥルーダー(お姉さま)はグリフィンの人形にアルケミスト諸共破壊されたのだと結論付けたのである。実際は妨害電波による長時間の通信遮断でメインサーバーが撃破されたと勘違いをして切り捨てた(・・・・・・・・・・・・・・・・・)だけであり、イントゥルーダーはL03地区に身を寄せて(鹵獲されて)いるのだが、少なくともその可能性をエージェントは教えることはなかったのである。

 そうとも知らず仇討ちに意気込んでいるジャッジを、ある程度は知らされているゲーガーは横目で一瞥し小さな溜息を吐いた。例え上司がアーキテクトであろうともエージェントであろうとも苦労を背負い込むことには変わりなかったのだった。




この作品のイントゥルーダーとジャッジはデストロイヤーとドリーマーの関係をかなりマイルドにした安心設計を目指しております(誰も聞いてない)
あと筆者はアルケミストが嫌いなわけではないのだ...ただ書いているうちにこんな状況に為ってしまっただけ...つまりアルケミストは犠牲に為ったのだ...犠牲(作者)の犠牲に......


そしてさほど長くないことが確定した日常編、酷い作者も居たもんだ(盛大な自爆)
ところで倒しても倒しても再配置されるハイエンドって一体全体どこから運ばれているんですかねぇ?それも気づかれずに…まさか徒歩?いやまさか……と言った理由でこの作品では徒歩で行軍させてます
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