L03地区のわけあり指揮官(凍結)   作:ランパ我聞

25 / 29
ぶんさい・・・ほしぃ・・・かゆ、うま

てな訳で(何が)今回から他の作者様のネタを(勝手に)拾って行くことに

ぇ、ジャッジとゲーガー?そのうちやるよ多分...

ところでタグって今のままでいいんですかね?(今更)


対岸の火事が飛び火しそうな話

「ねぇ指揮官、面白い話と呆れる話と胡散臭い話があるのだけれどどれから聞きたいかしら?」

 

ノックをせず執務室の扉を開けて入ってきたレイアは開口一番にそう問いかけてきた。普段は顔を合わせても軽い会話しかしていなかった指揮官は驚くが、恐らく自身の機能を使って他所様(他の基地)の噂話でも拾ったのだろうと考えた。

 

「…ほどほどにしてくれよ?とり敢えず『呆れる話』から聞くことにしよう」

 

「他の区画の後方基地でテロがあったらしくてその対処に複数の基地所属の部隊が派遣されたみたいよ。ついでに覗き見(ハッキング)してみたけれどその基地、相当真っ黒だったわ。それが原因かはわからないけど航空支援まで出張ってるみたいね」

 

「…基地を攻撃するには随分と過剰じゃないか?」

 

航空支援(この)程度はまだ序の口よ?派遣された部隊の中には寝返ったと思われる鉄血の上級人形も見受けられたわ」

 

「…それで『胡散臭い話』ってのは?」

 

「L09地区の残党を掃討してるL06所属の人形達の会話を盗聴したのだけど、偶に見慣れない影を目撃しているようね」

 

「見慣れない?人が迷い混んだとか?」

 

「そう思ったらしくて追いかけたらしいけど撒かれたみたいね」

 

「…留意しておいた方が良さそうかな、それで最後の『面白い話』は?」

 

 

 そう言って最後の話を促した指揮官はその時、僅かにレイアの口角が上がったようにに見えた気がした。そしてそれを見た時にとても嫌な予感を覚えた指揮官であったがレイアの言葉でそれが確信に変わったのであった。

 

 

「最初の話で侵入した基地の情報収集部隊に感づかれたわ。幾つかの基地を撒き餌に逃げてきたから早々バレないとは思うけど、久々に本気を出せる相手だったわね」

 

「ちょと待て!?見つかった!?それに撒き餌!?」

 

「もちろん、撒き餌には元々問題があった基地を選んでるわ。そこは安心してちょうだい」

 

 

 レイアのなんて事のなさそうな発言に指揮官は頭を抱えた。なにしろイントゥルーダー(レイア)の侵入に気付ける次点で普通の施設でないのは確定であるし、そんなことができる基地は指揮官の知っている限りでは片手で足りる程度であった。しかしもしかしたらという可能性もあるので一応指揮官はレイアにどの区画で捕捉されたのかを聞くことにしたのだった。

 

 

「たしかS地区だったかしら?警備用の施設がやけに多かったからそれらを利用させてもらったけど中枢まで入り込めなかったわね」

 

 

 レイアのその言葉を聞いた指揮官は深いため息とともに席を立った。レイアは訝しげに指揮官を見てどこに行くのかを聞いたが…。

 

 

「9A-91達が帰ってくる頃合いだ。少し行ってくる」

 

 

 ものすごくいい笑顔をした指揮官にレイアはそれ以上声をかけることはなかった。結局指揮官は現実逃避をすることにしたのであった。

 

 

「...関係のない(民間の)回線を使ったって言うのを忘れてたわね」

 

 

 執務室に残されたレイアはただ一言そう呟いていたのであった。

 

 

 




仕事疲れと眠気と動画の視聴でついに初期の文章数にまで落ち込むL指揮官。(気落ち)
毎日投稿する人って大変ですね。(白眼)
この作品は不定期投稿を語っていますが何故か作者の心労は増えるばかりです。(主に焦燥感)

そしてこんな稚拙にネタを拾われてしまった作者の皆様、本当に申し訳ない(メタルマン博士並感)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。