《書け、さすれば与えられん》
じゃけん、いい加減話を進めましょうねぇ...
『朗報だランドマッシ指揮官、先日の会議で漸く例の案件が承認された』
ここはL03山岳基地の通信室、画面に映し出されたヘリアントスは開口一番にそう言い放った。因みにヘリアンが言う案件とは、鉄血の
「早かったですね、正直もう少しかかるものかと思ってましたが…」
『クルーガー社長が押し通さなければ実際そうなっていたかもしれんがな…』
ヘリアンが言うには、この案件を会議に通した時の反応は荒れに荒れたものであったという。元々L09地区は蝶事件の際、鉄血が侵攻して来た際に管理していたPMCの支部が壊滅、隣接していたG&Kに救援を求め、G&Kがそれに応じて編入したというのが
「その様子だと復旧にすら資材を回したくなかったんでしょうね、その方々は」
『とにかく、本日をもって《L09地区掃討作戦》の開始が通告された。以降は順を追って各地区に発令されていく予定だ』
「発令に関しては了解しました、つまりL03基地は事前に威力偵察に向かえばよろしいわけですね?」
『それで良い、命令書は直に届く手筈になっている…他に何かあるか?無いな、では健闘を期待している』
その言葉を最後に画面からヘリアントスの姿が消え、それと同時に指揮官は通信室をあとにした。
───L09地区 AM 2:43 ───
L09地区にある廃教会、月から照らされる光が壁の隙間から漏れることにより、光の筋が幾つも差し込む幻想的な光景を造りだしていた。そんな光景が広がる講堂に一つの影が浮き上がる。影の正体はUMP45、彼女の足元にはG&K所属の
「へぇ…これは
UMP45の口元が少し歪むも、しかし目元は全く笑ってはいなかった。彼女がここにいる理由は彼女のボスからの命令である。内容は【上級人形を倒した部隊の実態】である。命令の内容を聞いたUMP45は少なくとも自分たちが動く内容ではないとは思ったが、それ相応の報酬は支払われることがわかれば渋々と、しかし
『どうかしら、何かしら見つかったかしら?』
UMP45の無線に一人の女性が映る。その女性はヘッドセットを付け黒い服を着ており、画面に映る左手は義手であった。その女性こそUMP45の雇い主──
「ねぇ、ここでは戦闘が起こったはずなのよね?」
『えぇそうよ、何か問題でもあったかしら?』
「問題だらけよ、少なくとも戦闘の跡なのに
この教会に入ったUMP45がまず目がいったのはそこであった。ここで上級人形と戦闘が起こったとしては銃撃戦のあとが少なすぎた。無論被害はそれなりに確認できるのだが戦術人形の
「弾種は特定できたわ。お目当ての部隊は随分とマニアックなものを使ってるのね?」
『殆どの弾が
不意を突いて仕留めたのだろうかと思考したUMP45はその考えをすぐさま捨て去る。状況がどうであれ相手はアルケミスト、不意を突いたところで奴の機能を使えば何とでもなってしまう。
「状況からして人数は5-10体ってところかしら?それも特別な処置がされてるわね...でも問題はそこじゃないわ、問題はアルケミストの方よ」
UMP45は当然アルケミストの残骸も調べていた。遺棄された残骸とは言え、大抵のものはある程度の情報が残っているものである。しかし、UMP45は結果的に
「アルケミスト内の
『...それは間違いないのね?』
「さぁ?でも本当ならしばらくはアルケミストを見なくてすむかもね」
ハッキリ言えば異常であった。通常の鉄血人形ならともかく、
『...少し、私も気になることができたわ。404小隊は一度戻って次に備えて頂戴』
UMP45は了解と返答し通信を切り、部屋の隅へ目を向けそこにあった武器の残骸を一瞥した。それは明らかにアルケミストのものではないであろう、大型の武器であった。
「...いいじゃない。今回はお預けだけど、その内正体をハッキリさせてるの悪くないかもしれないわね」
その言葉を最後にUMP45は廃教会を後にする。この後は他の404小隊のメンバーと合流してこの地区からはなれていった。そして、その事を知るものは誰一人として出来るいなかったのであった。
いつもの大風呂敷、作者は回収しきれずに死ぬ
指揮官が鉄血から終われる理由がいつから元従業員だったからだと?(誰も聞いてない)
どれもこれもみーんな特異点イベントが悪い
えぇい!?MP7とThunderはまだ落ちんのか!?
(いつもの通り)感想お待ちしております