L03地区のわけあり指揮官(凍結)   作:ランパ我聞

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ついにイベントが始まりましたね、取り敢えず皆さん頑張りましょう(製造による弾薬不足で動けない奴)

そして更新が滞りまくってるこの作品ですが、取り敢えず文にすることから改めて始めますのでご意見ご感想お待ちしております

あと捕捉程度ですが(誠に勝手ながら)ゲストがいます


うちの基地のキャラが空気だなぁ…


チキチキ、雪中サバイバルゲーム!! ~ゲストもいるよ~ 前編

 L区画は主に湿地帯が大半を占めるエリアであるが、L03地区が内包するほとんどの地域はが山岳であった。その地形のために、他の地区のように民間人を許容する余裕はないも同然だったが、言ってしまえば民間人の安全を考慮した地区運営は考えなくてもいいとも言えるのである。

 

 その日、L03地区の山岳からは途切れ途切れであったが朝から銃声が木霊していた。

 

 未だに雪が残っている山の斜面を一体の人形が滑るようにして駆け下りていた。自身の分身とも言える銃にはまだ弾が残っているのは見ずとも感じてはいるが、同時に撃とうと構えればその瞬間撃たれるであろうことも理解していた。実際一緒にいた部隊の一人がそうやってやられたのを間近で見たばかりだった。

 

「(止まってはいけない...動き続けなければ...)」

 

 人形──ウェルロッドMkⅡは移動を続ける。彼女の部隊が接敵したのはつい10分前のことであった。

 

 最初に撃たれたのはウェルロッドのすぐ後ろにいたM14であった。側頭部に一発、肩と脚に数発貰いそのまま倒れていった。サプレッサーでも付けていたのか音は無く、M14が倒れた音でようやく気づいた程だ。ウェルロッドはM14が倒れた音が聞こえた時点で散開を指示したが時既に遅く、すぐさま銃声が鳴りMP7がその場に蹲るように倒れこんだ。どうやらMP7は右脚を撃ち抜かれたらしい。

 

「MP7が撃たれました、スナイパーの可能性大。部隊員点呼ッ!」

 

『こちらAR70、現状損傷無し』

 

『FF F2000、同じく損傷ありません』

 

『MP7...ッ、右脚を撃たれちゃったわ...それと銃声からして近くっぽい......何処に居たのよ』

 

 ダミーを引き連れていなかったとは言え瞬く間に二人を無力化されたウェルロッド達、しかし状況は彼女らに関係なく悪化していき...。

 

『ッ、なにか動きました!迎げkあぁっ!?』

 

 視界端に動く影を見つけたF2000、しかしその銃を構える前にその方向から撃たれてしまう。しかしウェルロッドは辛うじてではあるがその下手人を確認することが出来た。下手人は冬季迷彩が施された戦闘服を纏いフードも目深に被っていたがその手に持っていたが何かを認識し、同時にウェルロッドは現状の不味さを理解した。

 

「敵視認!!SR-3MP(ヴィーフリー)ですAR7...

 

  『チャンスですわウェルロッド、援護を!!』

 

        ...ッ、無闇に出ないでくだアヅッ!?」

 

 攻撃に移ろうとしているAR70を制止のためにウェルロッドは思わず手を伸ばしてしまう。その一瞬の隙を狙われウェルロッドは伸ばした手を撃たれ損傷──そうプログラムが認識しペイント弾塗れた腕は感覚を失った。

 

 ウェルロッドの悲鳴を拾ったAR70であったがそれでも視線と銃口はSR-3MPの方へと向いていた。今自分が居るのが木々が点在する地域である為に、接近してくるSMGさえなんとかしてしまえばスナイパーは何とかなると言った考えもあったが、AR70としてはここまで一方的にやられたことに多少腹が立っていたのだ。

 

「(せめて相手の一人、腕一本くらい貰わないと割に合わないのよ...)」

 

 偶然かどうかはわからないが、AR70は絶好の機会を得ようとしている。SR-3MPがAR70に接近していることもそうだがF2000の距離が然程離れていなかったことも幸いしAR70はSR-3MPを射線に捉えていた。そう、完全に捉えていた…はずだった。

 

「貰いましたわ、SR…いない!?」

 

「残念だったわね、また挑戦しにきなさい」

 

 AR70がSR-3MPを撃とうとした瞬間、SR-3MPがAR70の視界から消えた。AR70が認識できたのはそこまでであり彼女は横からかけられた声の方向に振り向く暇を与えてもらえず首元を刃を潰したナイフで一閃されキル判定となりその場に崩れ落ちたのだった。

 

 今回ウェルロッド達が参加していたのはL03地区で定期的に行われているL区画合同訓練であり、山岳地域を使用したサバイバルゲームとなっている。これは主にARやHG、SMG人形の練度不足を補うためにL03地区指揮官から提案されたものである意味L区画各基地の戦術人形にとって通らなくてはならない道のようなものとなっている。使用される弾薬はペイント弾ではあるが管制を介することで被弾時に想定される損傷を反映できるようになっており、致命箇所に弾が当たってもしばらく意識がシャットダウンするだけでしばらくすれば目を覚ます設定にされている。(その時点で失格にはなるが)

 

 そして視点を今現在のウェルロッドに戻す。ウェルロッドの部隊はつい10分前に彼女を残し全滅した訳だが、それでもウェルロッドは動きを止めない。これはこのサバイバルゲームが実戦も想定しているためであり、例え部隊員が1人になってもその場合は指定された地点にたどり着くかその1人が倒されるまで続くからである。

 故にウェルロッドは周囲を最大限に警戒して移動する。参加者は全員冬季迷彩の施された制服を見に付けているため雪が積もっているならばいくらでも隠れられる。奇襲されれば片腕が使えないウェルロッドは為す術無くやられてしまうだろう。

 

「(地形に注意して、ゆっくり、でも確実に前に)…うん、あれは…?」

 

 そうやって周囲に注意を回していただろうか、ウェルロッドは奇妙なものを見つけた。

 

 ウェルロッドが見たもの、それは――かまくらであった。

 

 周囲にばれない様に、目を凝らさなければわからないように偽装されたかまくらがそこに存在していた。何故そんなものがそこにあるのかわからないが身を休めるにはもってこいだと思ったウェルロッドが近づけばだれかいるのかかまくらの中から声がした。

 

『――そも――でわた―――人―使いが荒―――』

 

「(誰かいる…)」

 

『あーちゃんやアリババがここからだっていうから来てみたけど、どこも怪しいところはないっしょ』

 

『ぁ、でも運動不足解消と観光には良さそうだね…この寒さがなければだけど』

 

 どうやら中にいる何者かは一人愚痴を言いつつ寒さを凌いでいるらしく、そのまま立ち去ろうかとも思ったがこのかまくら以上に隠れる場所はなさそうだと確信したウェルロッドは意を決してかまくらに声をかけた。

 

「…ごめんください、少しよろしいでしょうか?」

 

『はいはーい…えーっと、どちら様でしょうか」

 

 入り口と思われる場所に置かれた冬季迷彩の制服が退けられ中の何者かと目を合わせたウェルロッド。

 

 かまくらの中にいたのはランタンを置き、シングルガスバーナーでお湯を沸かして手に何かしらの容器を持った髪に紫のメッシュが入っているのが特徴的なAR――(秘密裏に派遣されている某基地の)MDRであった。




MDRが言うあーちゃんやアリババ…イッタイダレナンダロウナー

と言うわけで(誠に勝手ながら)焔薙様の「それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!」のMDRがゲストでいます…やっちゃったなぁ……(若干不安)
(別に弄r…ゲフン、動かしやすかったからとかじゃないんだからね!!)



翳る曇る、遂には失踪だ!なんて思われていますが、自分がそんなことをするわけがないじゃないですか。だって、始めたのに途中でやめたら恥ずかしいし...なんか嫌だと思いません?。

ところで皆さん、哲学兵装ってご存じですか?(パロディ)
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