L03地区のわけあり指揮官(凍結)   作:ランパ我聞

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ゲスト回二つ目ですぞ

ゲスト元からもっとやれと言われたのと気が向いたので続きをば

ここで期待に答えなくちゃ指揮官じゃない(深夜テンション)

そしてゲストがこっちに来ることになった詳しい理由は多分向こうが書いてくれる...筈(ぶん投げ事案)

(どうしてこうなった・・・・)



チキチキ、雪中サバイバルゲーム!! ~ゲストもいるよ~ 中編

 周囲一帯が雪化粧に染まった山の斜面、そこに溶け込むように存在するかまくら──MDR曰く『極地諜報用仮拠点フレーム 仮称"かまくら丸"』──の中にウェルロッドはお邪魔していた。

 

「へぇ~、寒いのによくやるねぇ~」(ズルズル)

 

「...全く興味なさそうですねあなた...」

 

「だってその訓練...て言うかサバゲーだよね?そこまで真剣になる必要ってある?」(ズルズル)

 

 ウェルロッドと対面しているMDRは先程出来上がったカップ麺を食べながら話を聞き流すかのように相づちを打っていた。 その対応にウェルロッドは少しだけイラッときたが、こちらが転がり込んだ手前強く言い出すことも出来ないためスルーすることにした。

 

「それで、他の区画の人形が何故こんなところにいるのでしょうか?」

 

「ご馳走さま......あれ?私そんなこと言ったっけ...?」

 

「この区画の人形ならばこの訓練の趣旨が理解できていますよ...この地域の環境を考えたら私のようなHGや貴女のようなARだと鉄血と交戦する機会が中々ありませんから...」

 

 ウェルロッドが困ったように苦笑いするのに対しMDRはと言うとやらかしたと一目でわかるくらいに顔がひきつっていた。

 

「(彼女、こういった諜報活動に向いていないのでは...)」

 

 ウェルロッドはMDRの表情の変化にこの任務を任せた指揮官の判断に疑問を抱くが、今のウェルロッドは彼女の慈悲で休ませて貰っている身であるので見ない振りをすることにした。しかしウェルロッドは知らない、MDRが所属するのはあの『早期警戒管制基地』(個人的印象は最早魔境)だと言うことを...。

 

「...貴女がここにいる理由は聞きません。休ませて貰いましたから......」

 

「お...おぉ!?ありがとうウェルロッド君、これで私の休暇が無くならなくてすむ!!」

 

「本音が漏れてますよ...あと一つだけ言っておきますけど、L03(ここ)の第一部隊には見つからないようにすることをおすすめします」

 

 ウェルロッドの忠告にMDRは首を傾げた。なにかおかしな所があっただろうかとウェルロッドは自身の発言を振り返ってみたがおかしな所はない筈だ。そうこう考えている内に答えは向こうから帰ってきた。

 

 

「第一部隊?L03地区の第一部隊は偵察部隊だって話だけど?」

 

「...とにかく絶対に見つからないようにすることをおすすめします。それでは私はそろそろ指定地点に向かいますので......」

 

「ぇ?ちょ...私変なこと言った!?」

 

 この件に関してはMDRに落ち度はない。彼女は彼女でL03地区の戦力については調査をしていたのである。ただ肝心の情報の精査が間に合わなかっただけ(裏取りを忘れていただけ)なのである。故にMDRが第一部隊がただの偵察部隊と認識していてもおかしくなかった。もっとも、相対したウェルロッドにとっては笑えない話であっただけだった。

 

 

 ウェルロッドがかまくら丸から出る瞬間を見ていた影があった。この訓練で配布されている冬季迷彩の制服を着ているがその腕には腕章――仮想敵役を務めるL03地区の人形であることを現わす――をしており、その腕章に雪をかぶせ斜面の雪と同化するように伏せて銃を構えていた。

 

「…こちらコンデンター(05)、03の方にウェルロッド("L02-4")が行ったわ」

 

『ほいほーい、見つけたらちょっかい(勢子)をかけておくね』

 

『…狙わなかったのね、何か見つけたの…?』

 

「…すぐ終わるわ、少なくとも私と3MPで十分」

 

『ファ…任せるわ、私は早く寝たいから早めに終わらしてね』

 

 それを最後に通信のやり取りが終わる。コンデンターは伏せていた身体を起き上がらせてかまくららしきものへと歩を進める。歩きながらも銃身を折り曲げ銃弾を排莢しゴム弾を装填しなおす。これは念のためにと持たされていた暴徒鎮圧用であり、無論コンデンターも本気で撃つつもりはないが暴れられても困るのだ。

 

『…いやいや、いまさらそんな情報送られても困るんですけど!?』

 

 かまくらの近くまで歩を進めたコンデンターが聞いたのはそんな悲鳴に近い声だった。しかしコンデンターは気にせず入り口にあたる部分にかけられた服に手をかけた。

 

『ぁ、ちょっと…うっわぁ、どうしよう逃げられないかなぁ…』

 

「…動かないでもらいましょうか、麗しのレディ(諜報員さん)?」

 

「ひゅい!?」

 

 いきなり声をかけられたMDRは奇声を上げ、その首がきしむ音が聞こえてきそうなほどゆっくりとこちらに振り返った。その手には先ほどまで話していたのか通信器が握られていた。確認したコンデンターは銃口を向けたままMDRに語り掛ける。

 

「…大人しくついてきてもらえれば悪いようには報告しませんよ?」

 

「……大人しくついていきますんでどうかご内密に…」

 

「話次第です、あとは指揮官に上訴してもらいたいですね」

 

 コンデンターの言葉にMDRは肩を落として着いていくことを了承するのであった。




(どうしてこうなった・・・)(二回目)

 言い訳させてほしい←

 別にゲスト元の作品が嫌いなわけでもMDRが嫌いなわけでもないんです…なのにこうなってしまうのです…だが私は謝らない





『極地諜報用仮拠点フレーム 仮称"かまくら丸"』

MDR(S地区P基地所属)が今回持ち込んだ道具。
今回の派遣に合わせてP基地在住のA氏が急遽組み立てた試作品で半球状のフレームには簡易重力ユニットが付与されている。雪を被せればフレーム間に発生する重力が勝手に雪を固め壁を形成する優れもの。収納時はワンタッチで小型の折り畳み傘並の大きさにフレームが折り畳まれるため携帯性も抜群。しかし急造の試作品なので今後の登場はMDRの運用試験の結果次第である。
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