L03地区のわけあり指揮官(凍結)   作:ランパ我聞

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ゲスト先のキャラを取っ捕まえて捕虜にする作品があるらしいですね、何て卑劣な指揮官なんだ(白目)




チキチキ、雪中サバイバルゲーム!! ~ゲストもいるよ~ 後編

「それじゃあ自己紹介しようか、私がこのL03地区の指揮官をしているツニーティス・ランドマッシだ」

 

「アッハイ、S09地区P基地所属のMDRです…」

 

 L03を預かる指揮官──ツニーティス・ランドマッシは今現在、執務室でコンデンターが山中から連れて帰ってきた戦術人形、MDRと対面している。現在この部屋にはMDRの後ろにいるコンデンター、指揮官の横に笑っているのに目元が笑っていない9A-91、部屋の隅の専用の安楽椅子座っている(だいたいの元凶である)イントゥルーダー(レイア)が陣取っている。(罰ゲームかな?)

 

「それで、S09地区所属のMDRはいったいこんな辺鄙な(一応)最前線まで?もしかして観光(・・)かな?」

 

「あっはい、実はそうなんです!いやぁ私の地区じゃ滅多にみられない地域帯だったから行ったことをスレに書いたら自慢になるかなぁってにぇあ!?」

 

 指揮官の発言に救いを見出だしたのか、MDRは自身は観光(・・)目的で来たと取り繕うとした。しかしその瞬間9A-91は自身の銃を取り出すとレバーを引いて装弾し、MDRに銃口を向けていた。

 

「なんで!?私おかしなこと言っちゃったかなぁ!?」

 

「あれぇ、シラを切るんですか?貴女言いましたよね?観光(・・)に来たって...言いましたよね?」

 

「違うよ!?そう言う意味じゃないからね!?」

 

 9A-91の言い回しを理解したMDRに電流走る。『観光』と言う言葉、普通に捉えるならばその土地の名所や風景と言った、その地域の特徴を巡っていくことを指す言葉である。しかし裏の世界では違う、『観光』もとい『観光客』とは『諜報員』『スパイ』と言った意味を含んでいるのでいるのだ。(※諸説あり)

 しかしMDRは上司の命令でここに諜報(・・)に来ている。そして諜報なんてしたことの無いズブの素人であるのでポーカーフェイス何て出来るわけもなく...。

 

「顔が青いし視線がウロウロしているな」

「声も大きいので報告内容が外に漏れてそうですね」

「潜伏中に匂いが強いものを食すのは露見しやすいので減点です」

「通信端末も個人所有の方は対策が全くだったから入りたい放題だったわ。安心して、上司の方に悪戯メールを送っておいただけだから」

 

「まさかのダメ出し!?あと最後の貴女、何してくれてるんですかってアイエェ!?イントゥルーダー!?」

 

 NRSになりかけたMDRであった。

 

「えぇ、損傷して長時間ジャミングで信号を封じられた結果メインサーバーから切り離されて(KIAされて)独立起動(指示なんてしらん)状態になった元鉄血のイントゥルーダー、今はレイアと名乗っているわ。」

 

「いやいやいや!?突っ込みどころ多すぎるんですけど!?」

 

「指揮官、後で書簡に纏めといて貰える?対価は...」

 

「それくらいなら対価は必要ない。それとMDR、取り敢えずそちらの基地には今晩はこちらに滞在させると言っておくのでゆっくりしていくと良い」

 

「はえ?どういう...」

 

「でしたら指揮官、その間に少しだけMDRさんに簡易的な拷問体験をして貰いましょう。もちろん物理は無しの方向で」

 

「その辺は任せたよ、コンデンター」

 

「ちょっ...!?」

 

 とんとん拍子で決まっていく物事に、MDRは完全に置いて行かれていた。何故ここまで迅速に話が進むのか。

 実はMDRがL03地区に到着する前辺りで、ある程度の情報がP基地から流れてきていたのである。

 しかもこの指揮官、それを知っていてMDRで遊んでいたのである。

 

 哀れMDR、なにも知らないのは彼女だけなのであった

 

 因みに、コンデンターの計らいで迎えが来るまでの間、プチ拷問体験をすることになってしまったMDR。

 

 目隠しをされ軽く手足を縛られた彼女が体験した内容は以下のとおりである。

 

「...シャリ...シャリ...」

「いやぁ!?耳元でナイフを研いで何する気!?」

 コンデンターがMDRの耳元で林檎を剥いてみたり...

 

「はい、あーん...」

「ぁ、あーん......あれぇ?美味しい...」

「本当に食べてしまったのかい?」

「...ピィッ!?」

 Ots-12が夕食にと香草で焼いた合成肉を食べさせ、MDRが油断したところで意味深な発言をしてみたり...

 

「.........」

「ナニッ!?何が巻き付いてるのぉ!?」

 就寝時に触手状の手袋(革製品)と靴下(毛糸製品)をつけたOts-14に抱き枕にされたり...

 

「...ジー、パチン...ジー、パチン」

「待って!?無言で始めないで!?」

 9A-91が弾倉が空のリボルバーでロシアンルーレットを始め...一人だけガチやん......

 

 そんなこんなしているうちに翌朝を迎え、MDRの前に無事迎えが到着。

 

「おう、待たせた...なんでそんなにやつれてるんだ?」

 

「......諜報怖い...」

 

「ぉ、おう?」

 

 MDRはやつれた顔を心配されつつも、渡された書簡を持って所属基地へと戻っていったとさ。




取り敢えず突発的に思い付いたサバイバルゲーム編は終了です。
戦闘描写が一回しかなかった上にほぼゲストにしか焦点当ててないけどサバイバルゲーム編と言ったらサバイバルゲーム編なのです(圧力)

なお書簡には情報部宛とP基地指揮官宛の二枚が入っており、情報部宛にはレイア自身の情報と以前鹵獲した鉄血の改良型の情報と引き渡したS区画の研究機関の名前が、指揮官宛は普通の社交辞令とMDRを成り行きでこちらに引き留めてしまったことへの謝罪となっております

そして焔薙様の方で今回のゲスト回の前日譚が上がった模様。いやぁ、書いてもらえるって…うれしいなぁ…
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