決闘者のハイスクール   作:豆肉

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更新遅くなってすいません。短めです
ルーンファクトリー面白いですね。いえ、てんかいに悩んでたってのもあるんです本当です。



第十六話

ゼノヴィア達との戦いの後、いろいろあったのでということで悪魔の仕事は休みになり直帰していいことになった。

まぁそれはいいんだが佑斗の様子がおかしいので声をかけてみる。

 

「Hey!佑斗、どこへ行く気だ?」

「どこって、家に帰るだけだよ」

 

どう見ても御家に帰るやつの顔じゃないんだがな。

どうせ聖剣を追って破壊するつもりだろう。無謀にもほどがあるっての。

 

「たまには一緒に帰らないか?」

「ごめん、よるところがあるから……今度さそってくれ」

「その『今度』ってのは来る見込みはあるのか?」

「・・・」

 

自分の命に引き換えてでも、とか思ってるのか。

まぁ佑斗にとっては命を懸ける意味があるのだろう。そんなことさせてたまるかってんだよ。

 

「遠まわしな言い方は止めだ。エクスカリバーを追うっていうなら俺もついてくぞ」

 

それを聞くと佑斗は驚いたように目を見開いた。

 

「……君には関係ないことだ」

「そうかもな。でも俺はついていくぞ、このままお前を放っておくわけにはいかない」

 

あの二人、カード効果で弱体化してたから勝てたが佑斗一人だったら確実に負ける。

佑斗にとっては邪魔にしか感じないかもしれないが友人を見殺しにするほど薄情じゃない。

 

「教会と問題になるよ」

「誰が教会の連中と戦うって言った?」

 

佑斗の言うとおりあの二人を襲えば教会と問題になり先輩たちに迷惑をかけるどころじゃ済まなくなる。

だが、つまりはあの二人じゃなければいいのだ。

 

「今この街には危険人物が紛れ込んでる。見回りをしなくちゃならないな。」

 

佑斗も俺が何をいいたいのか察したようだ。

 

「もしその危険人物に出会ったら俺たちは『たまたま見回りの途中、聖剣を所持する敵と出くわし戦闘中にその聖剣を破壊してしまう』かもしれないな」

 

それを聞くと佑斗は一瞬笑みを浮かべたがすぐに真顔になる。

 

「それでも、『見回り』は僕一人でやるよ」

 

まだいうかこの野郎。

意地を張りやがって、自分で成し遂げたいのかそれとも俺を巻き込みたくないのか、あるいはどちらもか。

 

「俺が友達を見殺しにするような薄情者に見えるか?」

 

そういうと佑斗は寂しそうな笑みを浮かべた。

 

「僕も自分の―」

「だぁあ!うっせぇ!何が何でもついていくからな!ハイ決定!」

 

まだ何か言おうとする佑斗の言葉を遮る。

俺にはこいつを説得するだけの語学力はない。だからこっちの言いたいことだけ言って無理やりにでも着いていってやる。

邪魔? 知ったことか。

 

「どうしてそこまでしてくれるんだい?」

「お前にいなくなってほしくないからだよ。ほら早く見回りにいこうぜ」

 

今度は何も言わず佑斗は俺の後ろをついてくる。

まぁなんとか一人で突っ込むようなことは阻止できたようだ。

 

 

 

その翌日、休日ということで朝から俺は一人で街を見回りをしていた。

佑斗の奴は途中イッセーたちから呼び出しをされ、そこで別れた。

まぁ佑斗に気を付けるようにと言われたが簡単に目的の相手が見つかるわけないしね。

と思っていた時代が僕にもありました。

人気のない倉庫を調べていたところいきなりきな臭い爺さんに声をかけられた。

しかもエクスカリバー盗難事件にかかわってると自白しやがった。最悪だクソッたれ。

そんで何の用かと聞いたらさ

 

「こちら側につけ。悪いようにはしない」

 

勧誘だった。答えは考えるまでもない。

 

「お断りだってんだ、お前の仲間になるくらいだったら烏の仲間になった方がましだね」

「そうか……ならばお前の神器だけをもらおう」

 

神器?こいつら俺の神器を狙ってきたのか。

さてどうする……距離はないし迂闊には動けないか。相手の手の内もわからない。

背を向けて逃げるのは好ましくないな。戦うにしても慎重にいくべきだ。

とりあえず情報だけでも聞き出せないかなぁ……

 

「一つ聞きたいんだが、あんたらが盗んだ聖剣。どこにあるか教えてくれたりしない?」

「それは―」

「ココだよぉおおおお!!」

 

物陰から男が飛び出してきた!しかも斬りかかろうとしてきてるし!避けれるか!?

鼻先を剣が掠める。が、直後2撃目が頭に向かって振り下ろされる。何とか身を引き直撃は避けたが左目を斬られた。

 

「クソがッ……!」

 

超絶いてぇぞクソが!なんだこれ力が抜けるッ……!クソッたれ誰だ!?

 

「おっ久しぶりぃクソ悪魔ちゃん!あの時はごうもお世話になりやしたァ!!」

 

現れたのはアーシアちゃんの時いたキチガイ神父だった。

しかも手には2本の聖剣と思われる剣がにぎられている。恐らく聖剣エクスカリバーだろう。

というかこんなクソッたれ野郎にも使えるのかよ。

とんだ聖剣だな。

 

「クソッたれ神父いいもの持ってるじゃねェか!」

「羨ましいかい!?なんたって伝説のエクスカリバーでございますからねェ!!」

 

やっぱりエクスカリバーか。

さて、どうするか……絶体絶命だぞ。神器を発動したいがそんな暇はくれないだろうし逃げることもできない。

クソッたれ、なんでこんな無駄に戦闘力が高い奴がこんなところに来てやがるんだ。

潜伏先にするならもっと他にあるだろうに。

 

「テメェらこんなところに何のようだ!?まさか戦争でも吹っかけようってか!?」

「ご名答!!凄いねェ!そうさその通り!俺たちは戦争をしに来たのさ!!」

 

こいつ今なんて言った・・・『戦争をしに来た』だと?

この土地はリアス先輩が管理している。つまりここに来たってことは戦争の相手はリアス先輩ということだろう。

しかし何故?リアス先輩と戦うにはリスクが多すぎる。

それにリアス先輩に何かあれば先輩の兄である魔王が黙ってないだろう。

それほどまでして何かしたいことでもあるのだろうか。もしかしてこの土地には何かがあるとか・・・

いや、もしかして魔王が狙いか?今回の主犯は堕天使だ。魔王を狙う理由なんていくらでもあるだろう。

リアス先輩を襲い、出てきた魔王を殺すというのが目的ならあり得なくもない。

 

「さて、最後に一つ答えてもらおう。お前が神を従えたというのは本当か?」

 

いつの間にか爺さんが俺の脇に立っていた。まじで絶体絶命だ。

と言うか神?おそらくラーのことを言ってるんだろうが何でこいつがそんなこと知ってるんだ。

こんなことを聞いてくるってことは恐らくこいつらの目的は『神』だ。馬鹿め。神器を奪ったところで『神』はお前らなんかに従うかってんだ。

その時頭に声が響いた。

 

『浩次!大丈夫か!?』

 

凄い人の声だ。神器を介さなくても声を伝えることができたのか。それもと最近できるようになったのだろうか。

 

『一つだけこのこの状況から逃げ延びる方法がある』

 

そんな方法があるなら早く教えてくれ。というかどうやったら凄い人に言葉が伝わるんだ?

念じればいいのか?声に出せなんて言われたら無理だぞ。

 

『大丈夫だ、念じればお前の意志は届く』

 

どうやら声に出さなくてもよかったようだ。

それで何とかできる方法ってのはなんなのだろう。

 

『そっちに相手の心を読むことができるアイテムを送る』

 

それなら相手の心を読んで逃げることも可能かもしれない。

あくまで可能性の話だが……

 

『ただし、これには大きなリスクがある。』

 

リスク?燃費がめちゃくちゃ悪いとか、痛みを伴うとかだろうか。

 

『浩次の眼を一つ,代価に捧げなければこれを使うことはできない』

 

眼一つが代価って……おもいなぁ。もしかして一回きりしか使えないとかないですよね?

 

『そこは問題ない』

 

それならいいや。ちょうど左目が潰されてるしね。眼球一つで命が助かるならやってやるさ。

分かったと凄い人の声が聞こえたと同時に左目に激しい痛みが走る。

 

「グッ……ガァアッ……」

「オイオイィ!いきなりうずくまっちゃって腹でも壊しちゃいましたかァ?」

 

ゲラゲラと笑いながら神父が煽ってくる。腹壊した方が100倍マシの痛さだっての。

ペチャッ 何かが落ちる音がした。眼だ。恐る恐る左目に触ってみるとなにか硬い金属っぽいものに触れた。

眼を代価にって、見えなくなるとかじゃなくて眼をアイテムと取り換えるって事かよ。というかこれからどうすればいいんだ?

 

『相手の心を読みたい、そう念じればいいんだ』

 

また凄い人の声が聞こえた。なんかずいぶんと簡単だな。まぁそっちの方がありがたいけど。

さて、ここから逃げるとしたらどこに逃げればいい?

いくら相手の心が読めるからって適当に走って逃げれるわけがない。

カードをつかえれさえすれば何とかなるのだが、問題はその時間をどうやって稼ぐかだ。

 

「さぁ答えを聞こうか」

 

痺れを切らしたようで爺さんが返答を急かしてくる。

も少し待ってくれないと困るんだがな。堪え性ののないやつだ。

 

『浩次、ビームだ』

 

……まるで意味が分からんぞ。

何いきなりわけのわからんことを言ってくれてるんだこの人は。

ビームって俺にはそんな機能ついてませんよ?

 

「早く答えてよクソ悪魔ちゃん!」

 

クソッ!神父の方も我慢の限界っぽいしやってやるよ!

つまりあれだろ?凄い人がビームって言ってるんだからやれるんだろ!たぶん

 

「くらえ!!」

 

爺さんの方を向き眼を見開いてみる。ビームよ出ろ!

 

「なにっ・・・ッ!」

 

なんか出た赤い光線みたいなのが目から出てきた!

まぁいいや、とにかく隙ができた!

 

「させるわけないだろがああああああああ!!」

 

爺さんがひるんだ隙に神器を展開するが神父が襲いかかってきた。

だが遅い!はるかに遅いぜ!

 

「ハァ!?何にコレなにしてくれちゃったわけ!?」

 

神父は剣をふりかぶった体勢のまま固まっている。

いつまでも弱点を克服しないままのわけないだろ。

 

「『一時休戦』このカードが発動されたとき相手および自分は1分間戦闘行動を行うことができない」

 

これが俺の必殺技『発動していた』だ!

一部の魔法・罠を宣言なしで発動できる最強技!ただし発動後にカード名とそのカードの大まかな説明をしなくちゃならないし5時間に1回が限界だ。

それ以上使うとぶっ倒れる。

 

「まぁしばらくそこで固まってな。」

 

さてと、今のうちにモンスターを召喚して体勢を整えないとな。

―ッ!

感に従って後ろに飛び退く。直後俺がいたところに光の槍が突き刺さる。

 

「何をやっている?」

 

声をした方を見ると黒い羽根を生やした堕天使のオッサンがいた。

強い。一目見て強いとわかるほどの実力だ。これは戦わない方が得策だな。

そうと決まればすたこらさっさだぜ!

 

「『強制脱出装置』!」

 

強制脱出装置を使い一時撤退。

とりあえずは部室に行こう。さっき得た情報をできるだけ早く先輩たちに伝えるべきだ。

 

 

 

 

部室につき、左目を隠すため包帯を巻いていると小猫ちゃんから電話がかかってきた。

そんで何処にいるかって聞かれて部室にいるって言ったら小猫ちゃんだけじゃなくてイッセーや佑斗、なぜか生徒会の匙までついてきた。

なんでもイッセーや小猫ちゃん、さらになぜか匙までエクスカリバー破壊に協力することになったとのこと。

しかもあの教会の2人組から破壊許可までもらったらしい。凄いなこいつら。

そういうことなので、俺もさっきあったことを話したわけよ。

 

「いだだだっだだだ!腕はそっぢにまがらないから!折れる!」

 

小猫ちゃんがなんでか知らんけど怒って俺の腕が極められてます。

 

「……今回ばかりは許しません。絶対に」

 

どうやらものすごく怒っている様子だ。なんでなん?

不意に小猫ちゃんの力が弱まった。

 

「……無茶しすぎです」

 

ものすごく悲しそうな顔をされた。いや、確かに無茶したかもしれないけどさ。

それでもこうやって無事なわけだし……そういうことじゃないんだよね。

 

「すまん」

「謝った程度では許しません」

「いだだだアアアアアアアアア!!」

 

ちょっといい雰囲気だったのに再び腕に力がこめられる。

これはあれか?またしても伝家の宝刀の出番なのか?そういえば何でもしますって言っておきながら結局何もしてないなぁ。

まぁ小猫ちゃんから何も言ってきてないしね。それでいいのかと思うけど、とりあえずは今この状況をどうにかしないといけない。

 

「OK分かった!小猫ちゃんの言うことを一つ何でも聞くから!離して!」

「……それなら、もう無茶はしないと誓ってください」

 

真剣な顔で俺を見てくる小猫ちゃん。こんな顔されたら嘘はつけないな。

 

「無理」

 

ミシィ! 腕からでちゃいけない音が出た。

ゴキッ! 続いて関節あたりから鈍い音が響く。

 

「……許しません」

 

死刑宣告いただきました。

小猫ちゃんの目から光が消えてる。これはもう駄目かもしれんね。




『一時休戦』
通常魔法(制限カード)
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。
《本作では敵をおよび自分も1分間戦闘行動ができなくなる。ただ直接的な攻撃等ができないだけであって戦闘準備とか仕掛けをするかとかなら可能》

『強制脱出装置』
通常罠
フィールド上のモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。
《本作では効果対象が本陣と認識している場所に強制的に転移させる》

[ミレニアム・アイ(千年眼)]
人の心を読み取るができる。アニメだとペガサスが謎ビームを出していた。主人公も出せる。人間を怯ませることができる程度。
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