「ん・・・ここは・・・?」
私はいつの間にか自分のベッドに寝ていた。
確か・・・いつものようにコンビニに行った帰り道、一夏らしき男とすれ違って追いかけて・・・一夏?
「一夏!何処だ!」
そうだ、一夏が、一夏がいたんだ!
確か一夏と会って・・・そこから記憶が・・・何処に行ったんだ!
「呼んだ?千冬姉」
「あっ・・・一夏なんだよな?夢じゃ、無いんだよな?」
「ああ、夢じゃないよ千冬姉」
「本当に本当か?私の妄想じゃないよな?」
「本当に本当。俺はここにいるよ、千冬姉。ただいま」
「い"ぢがあ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」
「うわっとと、ちょっと見ない間に泣き虫になったか?千冬姉」
「誰の"ぜい"だど思っ"でる"ん"だばがも"の"・・・!」
一夏は夢じゃなかった・・・!
私は一夏の胸で泣きじゃくった。
ずっと会えなかったこの気持ちを全てぶちまけた。
今この瞬間は泣き虫でも良い、離してしまったらまた一夏が何処かに行ってしまうような気がしたから・・・。
数分後・・・。
「す、すまない。取り乱した」
「まぁ、気持ちは分かるよ。それより腹減っただろ」
「い、いや私は(ぐぅ〜きゅるる)・・・(カァァァッ)」
「ったく、最近碌な飯食べてなかったんだろ?お粥作ったから食べなよ」
「(い、一夏の手料理・・・もう、我慢出来ん!)い、頂きます・・・はぐっ・・・!(ああっ、久しぶりの一夏の作ってくれたご飯・・・身体に染み渡る・・・!)」
「おいおい、慌てて食べるなよ。誰も獲りゃしないから」
私は夢中になって食べ続けた。
ここ最近ゼリーや酒のツマミくらいしか胃に入れて無かったから全身にお粥の暖かさが染み渡っていく。
あっという間に完食してしまい久しぶりに満たされた気分になった。
「ご馳走様でした」
「んっ、お粗末さん。んじゃ、片付けてくるよ」
「まっ、待ってくれ・・・もう少し、一緒にいてくれ」
「・・・分かった。ゲーム、一緒にするか?」
「・・・すまない、ゲームはよく分からないんだ・・・」
「やり方教えるよ」
<ネップネプニシテヤルヨー!
「なんだこのゲームは」
「気にすんな、知り合いの国が作ったゲームだ」
「知り合いの国?」
「円香が帰ってきたら話すよ。さて、やるか。俺はマイキャラのコイツで」
<セイギノメガミノチカラ、アジアワセテアゲルワ!
「な、なら私はコイツだ」
<サア、ヒレフシナサイナ
「・・・よりによってグリーンハートかよ」
「な、なんだ?何かマズかったか?」
「いや、問題ないよ(ベールの奴、「わたくしより胸が大きいですわ!」とか言ってたからなぁ・・・俺の女神化見て)」
私は一夏と一緒にゲームを楽しんだ。
何故か妙に一夏が使っていたキャラが一夏に雰囲気が似ていたような・・・気のせいか。
こうして2人で過ごすのは何年ぶりだろうか・・・そうして過ごしていると玄関が開き円香が帰って来た。
「ただいま〜。あれ?お客さんいるの?」
「お帰り円香、ちょっとこっちに来なさい」
「お姉ちゃんどうし・・・た・・・の・・・!?」
「よっ、円香」
「お、お兄ちゃん・・・なの?」
「ああ、ただいま」
「お兄ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
「ほらほら、泣くなよ」
次回、新次次元インフィニット・ストラトスVⅡR
「女神」
メガミラにアイリスハート様とプルルート様が来るので皆さんやりましょう。