「卵とタマネギと人参と・・・これで全部かな?」
「ああ、それじゃ帰るか」
「そうだねイチカ」
ある日の一夏とくろめはスーパーのタイムセールという戦場から生還し家路についていた。
両手には戦利品の食材が大量に入った袋を持ち今日の夕食のメニューを考えながら帰っていると不意に何か声が聴こえた気がした。
「アアアアアアアアアアアアアア」
「・・・なあ、うずめ。気のせいじゃなければ聞き覚えのある声が聴こえるんだが」
「奇遇だねイチカ、俺もさ」
「ネプゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!?」
「・・・多分落下位置は」
「この辺りだね」
「退いて退いてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「「やっぱりネプテューヌ(ねぷっち)かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
「あ、一夏!くろめ!おっ久ー!ってそんな事言ってる場合zねぷぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」
「・・・アレ大丈夫かい?」
「ネプテューヌは何回も落ちて無事だったし大丈夫だろ」
「それもそうか」
「少しは心配しろー!私主人公だぞー!」
「いやこの小説の主人公は俺だから」
「メタいよ一夏」
落ちて来たのはプラネテューヌの守護女神、我らが主人公オブ主人公、プリンが大好きな女神「ネプテューヌ」だった。
「ところでさ」
「ん?」
「なんで2人がここにいるの?」
「そりゃまあ、ここ俺が元いた世界だし」
「俺は公園で倒れていた所をイチカに発見されてね。そこからずっと一緒にいるのさ」
「なるほどねー・・・え?ちょっと待って一夏が元いた世界?」
「?そうだけど」
「えええええええええええええ!?」
「いきなり叫ぶなよねぷ子」
「だってクエストしてたらいきなり変な空間に吸い込まれてそしたら空中に放り出されて下には一夏とくろめがいて地面に突撃LOVEハートしてたんだよ!?叫びたくなるよ!」
「まあまあ、とりあえず話は一夏の家で聞こうよ」
ネプテューヌを連れて帰宅した一夏とくろめ。
コーヒーとジュースを出して改めて話を聞いていると円香が帰宅した。
円香はネプテューヌを見て固まったが直ぐにポケットからスマホを取り出そうとした瞬間、一夏とくろめが止めた。
「・・・なるほどねぇ。この人がプラネテューヌの女神様・・・。そうは見えないけど」
「・・・否定出来ないのが辛い」
「右に同じく」
「ねぇ、2人共酷くない?」
「でも、なんだろう・・・雰囲気というかなんというか・・・それっぽいの感じる。お兄ちゃんの女神姿見たからかな?」
「ねぷっちの女神化は一夏以上にギャップgもがもが」
「とりあえずネプテューヌはどうする?行く宛無いだろ?」
「(な、何するんだイチカ!)」
「(まぁまぁ、黙っとこうぜ。その方が面白そうだ)」
「(・・・なるほどね。そういう事なら)」
「うーんそうなんだよねぇ。Nギアが繋がればなぁ・・・(デンワダヨー!デンワダヨー!)アレ?繋がった?」
「ま、マジかネプテューヌ!?それ貸してくれ!」
「ほいほーい!」
『もしもしお姉ちゃん!大丈夫!?』
「その声はネプギアか!良かった・・・コレで連絡が付いた!」
『えぇ!?い、一夏さん!?なんでお姉ちゃんのNギアを!?』
「とりあえず詳しくは後だ!イストワールを呼んでくれ!」
『は、はい!イストワールさーん!』
「ゲイム業界に繋がったのかい!?」
「ああ、ネプギアにイストワールを呼びに行って貰った。帰れる手段が見つかるかも知れない」
「お兄ちゃん・・・帰っちゃうの・・・?」
「円香・・・大丈夫だ。イストワールならこっちと向こうを繋ぐ方法くらい何とかしてくれるさ『一夏さん!イストワールです!ご無事ですか!?』っと、イストワールか!俺は無事さ。なんならくろめもネプテューヌもいる」
『良かったぁ・・・お2人が居なくなってからもう半年が経過してて・・・ご無事で何よりです』
「心配かけたな・・・とりあえず後で改めて連絡する。ノワール達にも俺たちの無事を伝えといてくれ」
『分かりました。ではまた』
Nギアが繋がりようやくゲイム業界に連絡を取ることが出来る様になった。
しかし、この後に待ち受ける運命に一夏達は気付いていなかった。
VⅡしたい今日この頃。