【本編完結】冥き宿星に光の道標   作:アメリカ兎

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第四回幕間放送局エヌラ☆ピコ!

 

「はい! ポピパのボーカルでギター! 戸山香澄です! こっちは有咲!」

「もっとまともな紹介できねぇのか! 市ヶ谷有咲、キーボード!」

「牛込りみです。えっと、ベース担当してます」

「花園たえ。こっちはオッちゃん。あ、私もギター担当」

「毎度おなじみ、やまぶきベーカリーの看板娘。山吹沙綾です、ドラムやってます」

 

「五人揃ってー、『Poppin`Party』です! いぇい!」

「あとこれはオッちゃん。もふもふだよ」

「オッちゃん推し過ぎじゃない、おたえ?」

 

 

 

 ~第四回幕間放送局エヌラ☆ピコ!~

 

「はい! というわけで今回の第四章、幕間スクールライフ編!」

「いやぁ、平和だったねー。特に何事も……なく……?」

「スプラッタ劇場にはならなかったからいいんじゃないかな? ねー、オッちゃん」

「こっち見て喋れ、おたえ」

「はい、有咲」

「私にパスすんな」

 

「今回のお話しは、前章の怪我の治療も兼ねてエヌラスさんが平和な生活を過ごす章……で、いいんだよね……?」

「うん! 間違いないよ、りみりん。文化祭に来てくれたり、ライブしてくれたり!」

「まぁ、弦巻さんところで世話になってた時が一番元気だった気がするんだけど……」

「んー、なんていうかエヌラスさんはあたし達が見ていないところで元気だよね?」

「ホントはメチャクチャ子供っぽいからな、あの人」

 

「今回の幕間放送局では、お話しの流れを整理しておこうね」

 

 

 

・序章

 

「一番最初のお話だね!」

「もうなんか出だしから地球外で戦闘してるんだけど……」

「すごいね、宇宙規模だよ」

「えっとー……この作品のバンドリ世界は、ガールズバンドブームの影でオカルトブーム再来っていうのが大前提。だからUMAとか幽霊とか、そういうのが当たり前のように出てきます」

「なんならもう『Roselia』なんて狼男に襲われてたしな」

「はい。まぁそれよりちょっと時系列整理するね。ちょっとややこしいかもしんないから」

「おー、流石さーや! ボードにまとめてくれてるなんて気が利くね!」

「やっぱりお姉ちゃんは羨ましいね」

(単に香澄とおたえが勢いで突っ走ったりふわふわしてるだけなんじゃねーかな……)

 

・時系列

 

起:地球外の戦闘により、宇宙軸がズレる。これにより、ごく一部の邪神(ティマイオス&クリティアス)が地球に関心を持ち、飛来。

承:エヌラスがその後を追って地球へ降り立つ。

転:凶星の双子が世界中で怪異を呼び覚まして飛び回る。エヌラスはその火消しをして回った。

結:現在に至る。

 

「――大まかに流れを書くと、こんな感じ」

「全部あのひとが悪いってことでいいのか?」

「うん」

「断言しちゃっていいの、沙綾ちゃん……?」

「いやぁ~、あたしもできれば擁護したいところなんだけどちょっと無理っていうか……」

「次いこっか」

 

・氷川姉妹編:凶星の双子

 

「紗夜先輩と日菜先輩が邪神に絡まれるお話し!」

「読者の中には、キャラ別なことに疑問を感じた人もいるかもしんないし、いないかもしんねーけども一応補足しておくと。この章で一番大事なのは、日菜先輩が邪神に関心を向けられたことな」

「ついでに言うと、天文部ってこともね」

「そこから、こころちゃんとも……」

「どうしたの、りみりん?」

「えっと――エヌラスさんって確か。この次に、日菜先輩とこころちゃんと一緒に天文部の合同企画に顧問として参加するんだよね……?」

「あー、うん。そうだな……」

「大丈夫なの?」

 

「ダメかな(満場一致の同意見)」

「えぇぇぇぇっ!?」

 

「まー、ここからエヌラスさんの波乱の毎日が幕を開けたわけで」

「紗夜先輩にものすごく目の敵にされてるよね」

「ツンデレ同士だから傍から見たら喧嘩にしか見えねーんだけどもな。……なんだ、おたえ?」

「有咲もツンデレだから、相性良さそうだよね」

「はぁ!? 香澄だけで手一杯だっつーの、そうでなくても」

「あーりしゃーー!!!」

「まぁーーーー!!!?」

 

「はーい、おのろけの二人は程々に放置で次行こっか」

 

・Pastel*Palettes編:死閃月華

 

「これは双子の邪神による“悪戯”が日本で発現した結果のお話しでもあるね」

「でも実際は次に出てくる“つまんない”邪神が命令されて行ったことでもあるんだよね? だから日本刀の付喪神が大量に出てくるんだし」

「おたえの言う通り。そして兼定さんの登場回!」

「退場回でもあるけどな。いい人だったのに」

「こうして見ると意外と早くから狙われてたんだね、エヌラスさん。全部“おっかない”邪神の計画なんでしょ?」

「ほんとこえーな、殺意しか感じねー……」

 

「北は東北、南は近畿までが付喪神の顕現範囲。全部本州の出来事なんだね」

「そ。だから九州や四国で付喪神の出現はなかったみたい。本編に出てないけど他にも沢山いたみたい」

「結局今でも生き残ってる付喪神っているの?」

「…………えー、と。みんな顔合わせるなり殺し合い始めてたからいないみたい」

「兼定さん達が西を目指していたのも、夜行童子の策略だったんだって。でも集めて何をする気だったんだろう?」

「百鬼夜行って知ってるか、香澄」

「ううん、知らない」

「……おたえ、わかるか?」

「わかんない」

「オッちゃんからいい加減離れろよ……いつまで撫でてんだ」

 

「邪神の眷属である夜行童子が、ミカヅキ達を一斉にけしかけようとしてたんだけど。一部の付喪神が人間側の味方しちゃったから計画が破綻しちゃったみたい」

「それが兼定さんだね。あと新選組縁の付喪神」

「なんなら外伝で、虎徹さんや髭切膝丸兄弟の死闘編とか!」

「それもうガールズバンド関係ないよね?」

「あっ」

 

・ハロハピ編:アビス☆パラダイス!

 

「出たな私達のトラウマ第三章。あれからちょっと焼き魚食いたくなくなった」

「テレビの水産特集とか、落ち着かないよね」

「海って怖い場所だなって思うようになったよ」

「でも夏は海に行きたい! スイカ割りしたーい!」

「香澄ちゃんは変わんないね。私は結構ドキドキできたけどなぁ」

「そりゃ、りみはああいうの好きだもんね」

「うん! めっちゃ好き~。迫力満点だったからもう一回体験してみたいなぁ」

「あはは……あたし達の中で一番度胸あるかもね……」

 

「でも、この章でエヌラスさんも使っている武器ほとんど壊しちゃったんだよね」

「中でも切り札だった「天雷」と「混沌騎士(ナイトカオス)」失っちゃったから」

「んでもってこれも“おっかない”邪神の策略なんだろ? どんだけ殺してーんだよ。というか此処まで恨まれるようなことしてきたのか、あの人」

(無言で全員顔を逸らす)

「マジで何してきたんだ!?」

 

・幕間スクールライフ編

 

「とまぁ色々あって、ようやく得られた一時の安息」

「それも全部日菜先輩とか弦巻さんにぶち壊しにされてるけどな。あと香澄」

「えっ、私そこまで酷いことしてないよ!? ただエヌラスさんがリラックスできるように頑張ってただけで」

「あの人は今怒っていいと思う」

「まぁまぁ。それが香澄のいいところでもあるんだからさ、有咲。それになんだかんだエヌラスさんも悪い気はしてなかったみたいだし」

「あれで!? あんだけ香澄を雑にあしらっておいて!? マジでか!?」

「あれがエヌラスさんなりのコミュニケーションの仕方なんだって」

「言われてみれば確かに、香澄ちゃんと話してる時はちょっと気が緩んでたよね」

「逆におたえの時は警戒してたけどな」

「? そう?」

「べたべたくっつき過ぎだっての。トラブルに巻き込まれても知らね―かんな」

「エヌラスさんが?」

「もういい、次の予告して帰る……」

 

 

 

・次回予告のお時間とされました。泣きそう

 

「有咲がスタッフさん泣かせた!」

「私のせいかよぉぉ!!」

 

「一時の平和を満喫したオカルトハンター、エヌラスさん。しかし、次から次へと舞い込んでくるのは羽丘の非常勤講師だけでなく天文部顧問としての仕事」

「さらには『Afterglow』のマネージャーも引き受けることになってしまい大忙し」

「畳み掛けるように、蘭ちゃんと友希那さんが喧嘩!?」

「いつものことじゃねーか。それはともかく、普通に喧嘩するんじゃなくてライブで対決」

「――というだけじゃなく、まさか“おっかないの”と“つまんないの”の二人が日本へ!?」

 

「え、えっと! 次回、Afterglow編:鏖魔翔星(おうましょうせい)!」

「その烈光は残酷に全てを暴く――あ、それと猫ちゃんも大活躍するよ」

「それにまさかのあの人がゲスト出演。お楽しみに」

「楽しみ以前に不安しかねぇよ!!!」

「おつかれ、有咲。それじゃあまた次章もよろしく!」

 

「以上、Poppin'Partyでしたー!」

「それとオッちゃん」

「おたえはブレねぇな!」

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