ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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ハロウィン特別編

「トリックオアトリート!!」

 

「はぁ、これあげるからもう少しだから我慢して」

 

僕がそう言ってまたあめ玉を渡すと千歌姉は喜んでから厨房を出て行った。今日あった内浦のハロウィンイベントでのAqoursのライブを終え各自色々な仮装して鞠莉が貸し切りにしたホテルに集まって居る

 

「果南、ダイヤそっちは終わった?」

 

「もう少しで完成って所かな」

 

「わたくしもこれが最後の仕上げですわ」

 

果南もダイヤももう直ぐって事は大丈夫そうかな

 

「シーンヤ!」

 

「はいはい」

 

後ろから抱きついて来る鞠莉にチョコレートを渡す

 

「NOマリーは真也のお菓子を希望するわ」

 

「そう言われても」

 

僕の作ってるお菓子はまだ出来てない

 

「鞠莉さん、真也をあまり困らせてはいけません。わたくしと果南さんは作り終えたのでそちらを食べて下さい」

 

「もー、ダイヤってばそんなに怖い顔してるとまたシワが増えるわよ」

 

怒らせて居る張本人の言う言葉じゃ無い気がする。

 

「誰のせいですの!!」

 

「これ以上はダイヤも本気で怒りかね無いわね、それじゃあ楽しみにしてるわ真也」

 

ダイヤが強めに怒鳴ると鞠莉はそう言って厨房を出て行った

 

「全く、鞠莉さんには困ったものですわ」

 

「それじゃあ私達も先に行ってるから、真也君も早く来ないとお菓子無くなっちゃうよ」

 

「わかった」

 

僕は果南にそう言ってオーブンの中を見る

 

「後はこれで、よし出来た」

 

お菓子が完成したのでそれを台車に乗せて千歌姉達の所に向かう

 

「みんな出来たよ!」

 

『おー!!』

 

僕の作って来た大きなカボチャのケーキを見た千歌姉達が驚く

 

「美味しそうずら」ジュルリッ

 

「そっそうね」ゴクリッ

 

「ねえ皆んな!ケーキに乗ってるチョコレート千歌達だよ!!」

 

「本当だ!ルビィも居る!」

 

「これは一年くらい真也君にイタズラは出来ないなぁ」

 

「そうね、でも体重が…」

 

「そうですわね、これは果南さんのように朝早くから走った方が良いかもしれませんわね」

 

「なら一緒に走るダイヤ?」

 

「期待通りよ真也!さ!食べましょう!」

 

そう言って鞠莉がケーキを切り分ける

 

「そう言えば真也は仮装しないのね」

 

鞠莉がそう呟くと同時に全員が僕を見た

 

「何?」

 

「嫌、何で仮装しないのかなって」

 

「ハロウィンだから仮装しなきゃいけない何て決まりは無いからね。そもそも仮装する気も無いしね」

 

去年は確かことりさんに無理矢理仮装させられたっけ

 

「あ!そう言えば!」

 

曜が何かを思い出したのか鞄を探る。ことりさん?嫌な予感がするので僕はそっと部屋の外に避難しようとするが

 

「あった!これだよ!あれ?真也君何処行くの?」

 

僕が出るよりも先に曜が目当ての物を見つける

 

「えっと…部屋の甘い空気で少し気分が悪くなって来たので外の空気を吸いに行こうと思って」

 

「そうなんだ、それじゃあついでにこれに着替えて来てよ。ことりちゃんにその仮装の真也君の写真送って欲しいって言われてるんだ」

 

そう言って曜に渡された紙袋には丁寧に畳まれた服が入って居た

 

「これをですか?」

 

「うん!私は何か知ってるけど千歌ちゃん達は知らないしさ、ほら早く早く!」

 

曜が満面の笑みでそう言って僕を部屋の外に追い出す

 

「仕方ない諦めよう」

 

抵抗した所で曜か鞠莉に着せられる未来が見えるので諦めて自分で着る事にした

 

〜曜side〜

 

「曜ちゃん!真也君の仮装ってどんなのなの!?曜ちゃん知ってるんだよね!?」

 

「うん、でも今言ったら楽しみが無くなっちゃうよ?」

 

「うーん、それじゃあ辞めとくよ」

 

私がそう言うと千歌ちゃんは聞くのを辞めて真也君の帰りを楽しみに待つ事にした

 

「それで曜さん、一体どんな仮装なんですの?」

 

「気になるんですかダイヤさん?」

 

「ええ、少しばかり興味がありますわ」

 

興味があるんだダイヤさん

 

「これですよ」

 

「……本当に真也はこれを着てくるのでしょうか?」

 

まあ相手に私と鞠莉ちゃんが居ないなら多分着て来ないだろうけど今回は私も鞠莉ちゃんも居るから着てくると思う

 

「ただいま…」

 

そう言って入って来たのはメイドさん(真也君)だった

 

〜曜side out〜

 

「ただいま…」

 

僕がそう言って中に入ると事情を知ってる曜以外が驚いた顔をする

 

「鞠莉ちゃん貸し切りじゃなかったの?」

 

「ええ、その筈よおかしいわね、それにあんな可愛い子マリーも見た事無いわ」

 

そりゃ見た事無いよ今日だけなんだから、それと可愛いって言葉は冗談であって欲しい

 

「…苦労して居ますのね真也…」

 

僕のそばに来てダイヤがそう耳打ちする

 

「…何で知ってるのダイヤ…」

 

「…曜さんから聞きましたわ…それでは皆さんそろそろ終わりにしましょう。真也は先に帰るとわたくしに今連絡が来ました」

 

ダイヤが僕だとバレない内に終わらせようとそう言ってくれた事でここに居るメイドが僕だとバレないで終わった。次の日から1週間の間曜の練習を誰よりも厳しく見て、ことりさんとは1ヶ月連絡を取らなかった




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