ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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115話

「千歌〜!」

 

「あっ!皆んな!」

 

翌日完成した歌詞を千歌姉に見せる為に十千万に行くと千歌姉は屋根の上に座って居た

 

「曲は出来た?」

 

「ばっちりですわ!」

 

曜の問いかけにダイヤはそう答える

 

「本当!」

 

「じゃあ練習しないとね」

 

「2曲分あるんだから頑張らないと」

 

千歌姉達が話す中鞠莉が鞄の中の携帯を取る

 

「千歌姉!危ないから降りなよ‼︎」

 

「大丈夫大丈夫「え〜⁉︎」鞠莉ちゃん?」

 

鞠莉の大声に全員が鞠莉を見る

 

「でも…分かったわ」

 

「今度は何?」

 

「良い知らせじゃ無いとは思うけど」

 

さっきの鞠莉の反応からして良い知らせじゃ無いのは確かだ

 

「実は学校説明会が1週間延期になるって」

 

「1週間って…」

 

「翌週の日曜って事?」

 

「Yes、雨の影響で道路の復旧に時間がかかるので1週間後にした方が良いと」

 

よりにもよってこの状況で1週間先延ばしになるなんて

 

「どうしたの皆んな?その分もっと良いパフォーマンスになる様頑張れば「千歌姉、ラブライブの予備予選はいつか覚えてるよね?」うん、学校説明会の翌週でしょ?それがどうかしたの真也君?」

 

此処まで言ってまだわからないのかこの姉は

 

「はぁ…さっき鞠莉が言ったのはその学校説明会が1週間先延ばしになるって事、ラブライブの予備予選の日時は変わりません。さて此処で問題です。ラブライブの予備予選と学校説明会この2つが行われるのはいつでしょうか?」

 

「そんなの簡単だよ!ん⁉︎」

 

今頃になってようやく事の重大さを理解したらしい

 

「わあぁああ」

 

「千歌姉!」

 

驚きの余りバランスを崩して屋根から落ちそうになる千歌姉

 

「よっと…何とか間に合った」

 

「ん〜!あれ?ありがとう真也君‼︎」

 

「全くだから言ったじゃん危ないって」

 

そう言って抱えた千歌姉を下ろす

 

「大丈夫?」

 

「うん!真也君が助けてくれたから!」

 

「それで分かったんだよね?何が大変なのか」

 

僕は千歌姉が本当に事の重大さを理解しているのか気になってそう聞く

 

「そうだよ!ラブライブの予備予選と学校説明会の日が同じ日曜になっちゃったんだよ!どうしよう真也君‼︎」

 

「うん、皆んなは最初からそれで困ってるんだよ?」

 

「嘘⁉︎皆んな知ってたの⁉︎」

 

千歌姉の言葉に全員が頷く

 

「今回ラブライブ予備予選の場所は此処なんだけど」

 

数分後、僕達は千歌姉の部屋に地図を広げてラブライブ予備予選の場所の確認をして居る

 

「山の中じゃない」

 

「ええ、今回は此処に特設ステージを作って行われる事になったのですわ」

 

「それで学校は?」

 

「こっちの方角だけどバスも電車も通って無いから」

 

そう山の中だからバスも電車も通って無い、その為ステージまでは徒歩で行かなければならない

 

「じゃあそっちに電車を乗り継いで」

 

「ですが、往復と考えると難しいですわね」

 

「到底間に合いませ〜ん」

 

「空でも飛ばなきゃ無理ずらね」

 

「ふふふ」

 

花丸の呟きに善子が反応する

 

「ならばこの堕天使の翼で‼︎「善子ふざけて無いで真面目に考える」分かってるわよ!冗談よ!」

 

「そうだよ!空だよ‼︎」

 

「何か思いついたの千歌ちゃん?」

 

千歌姉の考えは鞠莉にヘリを準備して貰いそれに乗って会場に向かうと言う案だった

 

「ヘリで移動!」

 

「未来ずら!」

 

「かっこいい…」

 

確かに良い考えだと思うけど

 

「と言う訳で鞠莉ちゃん!「無理だよ千歌姉」え?」

 

「鞠莉のお父さんには自力で入学希望者100人集めるって言ったんだから今更力貸して何て言えないよ」

 

「Yes、真也の言う通りよ。だから…all or nothingだとお考え下さい」

 

鞠莉がそう言うと千歌姉達は残念そうにする

 

「あっ!それがダメなら海は?」

 

「船ですわね」

 

船も良い考えかも知れない

 

「果南の家は日曜も仕事があるから無理だよね?」

 

「そうだね」

 

「じゃあ曜ちゃんは?」

 

「私?」

 

そう言えば曜のお父さんってフェリーの船長だったけ?

 

「行けそう?」

 

「う〜ん、そもそもお父さんの船って千歌ちゃんが考えてる様な船じゃないし」

 

「これもダメか」

 

改めて考えると全部現実的じゃないし

 

「現実的に考えて説明会とラブライブ予備予選2つのステージを間に合わせる方法は1つだけありますわ」

 

「その方法って?」

 

「予備予選出場番号1番で歌った後直ぐであればバスがありますわ。それに乗れればギリギリですが説明会には間に合います。ですがそのバスに乗れなければ次のバスは3時間後」

 

「それってつまり予備予選で1番で歌うしかないって事?」

 

僕の質問にダイヤは頷く

 

「それってどうやって決めるの?」

 

「こう言う時こそ真也君だよ!真也君A-RISEのマネージャーをしてた時にこう言う経験ってあるよね?」

 

「1番多かったのは抽選かな?後はエントリー番号順この2つ以外は見た事ないよ」

 

今回がエントリー番号順だった場合Aqoursは少し遅れてエントリーした為1番に歌う事は無くどちらかを諦めるしかない

 

「えっと今回は…良かったね抽選だよ」

 

「一先ず安心ですわね」

 

そう言ってダイヤは安堵の表情を浮かべる

 

「その抽選って何処でするの?」

 

「来週の木曜日の17時にさっき話した特設ステージで行われるみたい」

 

「つまりそこで1番を引ければ!」

 

「ラブライブ予備予選と学校説明会、両方とも成功させられるかも知れないって事」

 

「よーし!頑張るぞ〜!」

 

まあ、どれだけ頑張ろうと所詮は運なんだけど

 

「さて一先ずこの話は終わりにして練習しようか」

 

『はい!』

 

こうして練習が開始された




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