ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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132話

「拾った?」

 

「違う出会ったの邂逅、Destinyが2人を引き合わせたの」

 

「昨日結構強めに雨降ったでしょ善子の所に向かう途中で拾ったんだ。多分迷い犬じゃないかって善子とは話したんだけど」

 

善子の言ってる意味がわからなそうにする梨子に僕はわかりやすく説明する

 

「そうだったの、それで善子ちゃんが飼う事にしたのね…違うの?」

 

「私の家、動物は禁止で」

 

「よくよく考えたらマンションて殆どの所がペット禁止だったのを思い出したんだ」

 

「そっそう」

 

「ねえ梨子、お願いがあるんだけど「聞かない‼︎」まだ何も言ってない!」

 

梨子は話の流れでお願いの内容を理解したのか即座に拒否する

 

「ほんの少しだけで良いの、この子の生きて行く場所は私が見つけるから「良い加減にしなよ善子」痛ぁ、何するのよ‼︎」

 

「そんな無理矢理するのは良くないから止めただけだよ」

 

僕は犬を抱えて梨子に詰め寄って行く善子を止める

 

「そうだ、花丸ちゃんかルビィちゃんに頼んだら2人なら」

 

「ダメずら丸の家もルビィの家も許可取るの面倒みたいだし」

 

「鞠莉の家はホテル、果南の家はお店があるし僕と千歌姉の家にはしいたけが居るから飼うのは少し難しいんだ」

 

「じゃあ曜ちゃんとか…」

 

「そんなに嫌なの?」

 

「嫌って言うか…「行け‼︎」うわぁぁ‼︎」

 

善子がそう言うとまた子犬は梨子を追いかけて行く

 

「梨子前見て!前‼︎」

 

「いやぁあ‼︎」ドン‼︎

 

「ちょっと2人共大丈夫⁉︎」

 

子犬から逃げる事に必死で前を見て居なかった梨子は僕にぶつかって2人共階段から落ちる

 

「痛た、ごっごめんなさい真也君」

 

「気にしないで梨子、元はと言えば子犬に梨子を追いかけさせた善子が悪いんだから」

 

「ねえ、あんた達今どう言う状況か分かってるの?」

 

善子がそう言うと途端に梨子の顔が赤くなる。善子の言う状況とは多分だけど梨子が僕を押し倒して居る事だろう

 

「ほっ本当にごめんなさい真也君」

 

「ううん、梨子が怪我してなくて良かったよ」

 

「とにかくお願い梨子、この子は堕天使ヨハネにとって神々の黄昏に匹敵する重大可決事項なの」

 

「はぁはぁ、わっわかったわ」

 

梨子が息を切らせながら渋々了承する

 

「ありがとう梨子、それじゃあ今日は遅いし私は帰るわ」

 

「明日からちゃんとこの子犬の住む場所探しなよ」

 

「分かってるわ‼︎」

 

善子はそう言って走って帰って行った

 

「はぁ、思わず引き受けちゃったどうしよう」

 

梨子はため息を吐きながらそう言う

 

「困った事があったらいつでも呼んで、家も隣なんだし直ぐに迎えるだろうから」

 

「ありがとう真也君、それで早速お願い良いかしら?」

 

「どうかしたの?」

 

僕は梨子と子犬のケージを梨子の家まで運ぶ

 

「わんわん‼︎」

 

「静かにして、まだお母さんにも言ってないんだから」

 

梨子の家について梨子のお母さんに子犬の事を話そうとしたが夕飯を作って居る最中だった為後で話す事になった

 

「もしかしてお腹空いてるのかな?善子ちゃんはこれが1番好きだって言ってたけど…ケージを開けないと食べられないし、ちょっと待って真也君私は外に出てるからその子がケージに入ったら呼んで頂戴」

 

そう言って梨子はそう言って部屋を出た所で僕も犬のケージの扉を開ける

 

「梨子は少し怖がり過ぎじゃないかな?しいたけみたいな大型犬が怖いのはまあ分からなくもないけどこの子は小型犬だし可愛いと思うけど」

 

「そっそう言う問題じゃないの…私小学生の頃に犬に追いかけられた事があってそれが物凄く怖くてそれ以来犬が苦手なの」

 

つまりその時のトラウマが原因で犬が苦手なんだ

 

「もう大丈夫だよ梨子、子犬はケージの中に入れたから」

 

「そっそう」

 

梨子はそう言って恐る恐る部屋の中に入って来る

 

「ふぅ、こんな調子で大丈夫かしら」

 

「梨子もう直ぐご飯よ、来てたのね真也君いらっしゃい」

 

「お邪魔してます」

 

そこに梨子のお母さんが入って来る

 

「あら?梨子いつの間に犬を克服したの?」

 

「違うの、この子は友達の犬で少しの間預かって欲しいって頼まれちゃったの」

 

「そうだったの、そうだ真也君夕飯食べて行かない」

 

「いえ、あまり長居しても迷惑でしょうし」

 

「良いのよ、今日はお父さんも遅いみたいだし。それに偶には私も若い男の子と話したいのよ」

 

そう言うと梨子は苦笑いを浮かべる

 

「まっまあ、お母さんの事は置いておいて私も真也君と次の作曲の話とかもしたいし」

 

「それじゃあお言葉に甘えて」

 

「千歌ちゃんには私から話しておくわ」

 

そう言って梨子は千歌姉に電話をかけ始めた




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