ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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138話

「それじゃあ行って来るね、千歌姉も早く降りて来なよ!置いて行くよ‼︎」

 

「わ〜、待って真也君‼︎」

 

翌日、僕が玄関でそう言うと上から千歌姉の声と物音が聞こえる

 

「本当に大丈夫なのか千歌も連れてって」

 

「大丈夫だよ美渡姉ちゃん、僕も一緒だから」

 

「まあお前が居るからあんま心配はしてないがあの子の家って名家なんだろ、千歌が何か壊さないように注意しててくれよ」

 

やっぱり美渡姉ちゃんも考える所はそこなんだね

 

「うん、その辺りは1番気を付けるつもりだから、もしもの時は千歌姉を置いて帰って来るよ」

 

「そうか、おいバカ千歌さっさとしろ‼︎」

 

「今行くよ‼︎よし、行こっか真也君」

 

そう言って千歌姉はリュックを背負って降りて来た

 

「昨日も言ったがあんま迷惑かけんなよ」

 

「分かってるよ美渡姉」

 

「お前が1番迷惑掛けそうなんだよ、真也此奴の事本当に頼むぞ」

 

「うん、行って来るよ」

 

「いってきま〜す‼︎」

 

そう言って僕と千歌姉はルビィとダイヤの家に向かった

 

〜ダイヤside〜

 

わたくしが起きるとまだ外も薄暗い時間だと言うのにルビィの部屋の灯りが付いていた

 

「ルビィ入りますわよ、何をしているんですの」

 

わたくしがそう言ってルビィの部屋に入るとルビィの部屋は一面服で埋まっていた

 

「お姉ちゃん、うう…どうしよう服が決まらないよ〜‼︎」

 

ルビィは泣きながらそう言ってわたくしに抱きついて来た

 

「だから昨日の内に準備をする様にとあれ程…」

 

そこまで言ってわたくしはルビィの目の下にクマがある事に気づく

 

「ルビィ、もしかして貴方寝てないのですか?」

 

「うゆ、昨日の夜からずっと選んでるんだけど全然決まらなくて」

 

昨日の夜に聞こえた服の擦れる音と啜り泣く声の正体は服を決められない貴方でしたのね

 

「また随分と出しましたね、わたくしの古着まで」

 

「お姉ちゃんの昔の服今のルビィなら丁度良いから」

 

「全く一度出した服をきちんと畳んで片付ければこうはならなかったでしょうに」

 

「何度か片付けたんだ、でもどれも可愛い服ばっかりで決められなくて」

 

ルビィの姿を見て以前小さくなった真也と遊ぶ前日の夜に服選びに長い時間を掛けた自分の姿を重ねる

 

(わたくしの妹ながら悩む点は同じと言う事ですわね)

 

「ルビィわたくしも手伝いますわ、幸いにも真也と千歌さんが来るまでまだ時間もありますわ」

 

「ありがとうお姉ちゃん」

 

そう言ってわたくしはルビィと服を選び余計な服を片付ける

 

「ありがとうお姉ちゃん、ルビィが1人でしなきゃって思ってたんだけど…やっぱりお姉ちゃんが居なきゃルビィ何も出来ないよ」

 

「そんな事ないですわ、今は少しでも良いので寝なさいルビィ」

 

「うゆ」

 

ルビィは頷きその服を枕元に置いて布団に入って眠りに着く

 

「全く、この子はもう少し自分に自信を持って欲しいですわね」

 

わたくしは眠っているルビィを見ながらそう呟いた後部屋を出た

 

〜ダイヤside out〜




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