ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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149話

「よっ!うわぁあ⁉︎」

 

数時間後、僕が千歌姉に引っ張られて連れて来られたのは夜の海だった

 

「力み過ぎだよ、もう少し肩の力を抜いて」

 

「うん!もう1回お願い」

 

「何度でも付き合うよ、それに少しずつだけどだんだん形にはなって来てる。後は千歌姉の頑張り次第だから」

 

「うん!やるぞ〜!」

 

そう言って千歌姉は同じ場所から走る

 

「大変だね真也君」

 

「曜もだよね、ごめんね千歌姉が」

 

「ううん、良いよ真也君」

 

そう言って階段に座って曜と千歌姉の練習を見ると後ろから足音が聞こえた

 

「千歌ちゃん」

 

「梨子ちゃんに頼むと止められちゃいそうだからって」

 

「でもこんな夜中まで」

 

「仕方ないと言えば仕方ないのかも、果南にあんな事言われた上に僕も少し言っちゃったし」

 

千歌姉が夜遅くまで練習する理由は夕方果南と僕に言われた事が関係してる

 

「千歌、約束して明日の朝までに出来なかったら諦めるって、良くやったよ千歌、もう限界でしょ?」

 

「果南ちゃん「僕も果南の意見に賛成だよ」え…」

 

千歌姉はそう言った僕を見る

 

「ラブライブの地区大会まで後2週間、そろそろこの練習に時間を割くのも厳しくなって来たから遅かれ早かれ今週中に出来なかったら辞めて貰うつもりで居た。それが少し早くなっただけ、それにこのままじゃ本気で怪我をしかねない。千歌姉が頑張りたいって気持ちも分かるよでもその前にも言ったよね頑張り過ぎて千歌姉が怪我しちゃったら意味がないって」

 

「真也君…」

 

僕がそう言うと果南は千歌姉の答えを聞く前に帰って行った

 

「果南は分かってるんだろうねあのフォーメーションがどれだけ難しいか」

 

「うん、2年前に自分が挑戦してたから尚更分かっちゃうのかな」

 

「真也君から見ても難しそうかしら?」

 

梨子の言葉に僕は頷く

 

「うん、はっきり言って簡単に出来る様になるフォーメーションじゃないのは事実だよ。ノートを見た時は正直千歌姉には少し難し過ぎるんじゃないかなって思った」

 

「それじゃあ「でも止められなかった」え?」

 

「ううん少し違う、止めたく無かった千歌姉がやるって言ってるんだからやらせてあげたかった。1人のマネージャーとしてじゃなくて千歌姉の弟として、勿論怪我しない範囲で」

 

そう言いながら僕は千歌姉の練習を見る

 

「やっぱり真也君って千歌ちゃんの弟かも」

 

「確かに」

 

そう言って曜と梨子は笑う

 

「どうしたのさ2人共突然笑い出して「真也君!今度は上手く行きそうだから近くで見てて‼︎」うん、今行く」

 

僕はそう言って千歌姉の所に向かった

 

「はぁ…はぁ…今度こそ出来るって思ったのに…何処がダメなんだろ私」

 

「「千歌ちゃん」」

 

そこに座って居た梨子と曜が歩いて来る

 

「焦らないで力を抜いて練習通りに」

 

「梨子ちゃん」

 

「出来るよ、千歌ちゃんなら絶対出来る」

 

そう言って梨子と曜は立ち上がる千歌姉を支える

 

「頑張って」

 

「見てるから」

 

「曜と梨子もこう言ってくれてるんだしさもう少し頑張ってみよう千歌姉」

 

「うん!「「「千歌(ちゃん)‼︎ファイト‼︎」」」皆んな」

 

声のする方向にはルビィ達が居た

 

「行くよ真也君」

 

「何時でも良いよ」

 

僕がそう言うと千歌姉は走りだしてジャンプする

 

「惜しかったね千歌姉、今まで見て来た1番上手く出来てたよ」

 

「ありがとう真也君、何でだろ…何で出来ないんだろ、梨子ちゃんも曜ちゃんも真也君も皆んなこんなに応援してくれてるのに、嫌…嫌だよ‼︎私何もしてないのに!何も出来てないのに!」

 

「ピー!ドッカーン‼︎ズビビビビ‼︎普通怪獣ヨーソローだぞー‼︎」

 

「おっと好きにはさせぬりこっぴーも居るぞ!」

 

曜と梨子のやり取りを見ながら千歌姉が立ち上がる

 

(こんな事してたんだ千歌姉…)

 

「まだ自分は普通だって思ってる?」

 

僕が内心引いてると曜が千歌姉にそう書く

 

「え」

 

「普通怪獣ちかちーで、リーダーなのに皆んなに助けられて、此処まで来たのに自分は何も出来てないって違う?」

 

「だってそうでしょ」

 

千歌姉がそう言うと2人は小さく笑う

 

「千歌ちゃん今こうして居られるのは誰のお陰?」

 

「それは学校の皆んなでしょ、街の人達に曜ちゃん梨子ちゃんそれに「1番大切な人を忘れてるよ千歌姉」何?」

 

「真也君の言う通りよ千歌ちゃん、今のAqoursが出来たのは誰のお陰?最初にやろうって言ったのは誰?」

 

「それは…」

 

梨子にそう聞かれて千歌姉は言葉に詰まる

 

「千歌ちゃんが居たから私はスクールアイドルを始めた」

 

「私もそう皆んなだってそう」

 

「他の誰でも今のAqoursは作れなかった、千歌ちゃんが居たから今があるんだよその事は忘れないで」

 

「曜ちゃん梨子ちゃん「2人に此処まで言わせたんだから失敗しましたじゃ済まされないよ」真也君…うん!これまで以上に厳しくお願い‼︎」

 

「僕もそうするつもりだから覚悟してね千歌姉」

 

そう言って千歌姉は練習を再開した




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