ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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155話

「緊張して何も喉が通らなかったずら」

 

花丸がそう言ってパンを食べる

 

「あんたはずっと食べてたでしょ!」

 

「花丸それ以上食べる様なら練習の時に1人だけ皆んなより多めに走って貰う事になるよ」

 

僕がそう言うと花丸の食べる手が止まる

 

「まっ丸だけずら」

 

「そう、食べ過ぎてライブ当日に衣装のサイズが入らないなんて事になっても修正なんて直ぐには出来ない。だから練習の時に走る距離を増やしたり他の人よりもメニューが少しハードにしたりしないといけないんだ。それでも良いなら僕は止めないよ」

 

そう言うと花丸は僕とパンを交互に見る

 

「今日は我慢しておくずら」

 

花丸はそう言ってパンの袋を閉じる

 

「うん、それが良いよ「真君!あれ見て!」どうしたのルビィ?」

 

僕はルビィの視線の先にあるモニターを見るとそこにはAqoursのライブの映像と視聴回数が表示されていた

 

「凄い視聴回数‼︎」

 

「本当…こんなに沢山の人が…」

 

「生徒数もそう考えれば当然ですわ。これだけの人が見てわたくし達を応援してくれた」

 

確かにこれだけの人が見てくれて応援してくれてるなら入学希望者も増えているかも知れない、けど…

 

「じゃあ入学希望者も!」

 

千歌姉の質問に鞠莉は何も返さない

 

「鞠莉?」

 

「ケータイがフリーズしてるだけだよね?昨日だって何人か増えてたし全く変わって無いなんて…」

 

鞠莉はそう言って携帯を握りる力を強める

 

「真君が鞠莉ちゃんのお父さんと約束したのって今夜だよね」

 

「大丈夫、まだ時間はありますわ。学校に行けば正確な数は分かりますわよね」

 

「うん」

 

ダイヤの問いかけに鞠莉はそう返す

 

「よし!帰ろう!」

 

千歌姉の言葉に全員が頷き学校に向かう

 

「ちょっと待ってて」

 

「どう?」

 

学校に着きパソコンで入学希望者の数を確認する鞠莉に果南がそう聞く

 

「変わってない」 

 

「そんな…」

 

「まさか…天界の邪魔が「こんな時にまでふざけない」いった〜い!」

 

僕に叩かれた善子を見て花丸とルビィが苦笑いを浮かべる

 

「後4時間しか無いよ」

 

「Aqoursの再生数は?」

 

「ずっと増え続けてる」

 

「やっぱり入学はまた別の話になるのかな」

 

「そうかもね、パパに電話してくる真也とダイヤ2人も一緒に来て頂戴」

 

僕とダイヤは鞠莉の言葉に頷き一緒に理事長室を出る

 

「どうですか鞠莉さん?」

 

「繋がらない」

 

そう言って鞠莉はもう一度電話を掛ける

 

「向こうは早朝だから仕方ないよ」

 

「パパ!」

 

今度は鞠莉のお父さんに繋がって鞠莉はAqoursがラブライブの決勝に進んだ事やライブの再生数が凄い事になってる事を話した

 

「分かったわ、真也パパが貴方に代わって欲しいって」

 

何で僕が一緒にいる事を知っているか疑問に思いながら僕は頷いて鞠莉の携帯に手を伸ばす

 

「代わりました」

 

『真也君か、君は言って無かったかい?今年の終わりまでに生徒を集めきれなかった時は鞠莉を含めて全員に諦めさせると』

 

「はい、でももう少しだけ時間を伸ばして欲しいんです。もしかしたらAqoursのライブを見て入学してくれる人が裏の星に興味を持ってくれる人が居るかも知れません。なので本当にあと少しで良いので時間を伸ばして貰えないでしょうか」

 

僕がそう言うと鞠莉のお父さんは少し時間を置いてため息を吐く

 

『鞠莉に代わって貰えるかい?』

 

「分かりました」

 

僕はそう言って鞠莉に携帯を返す

 

「パパ…え?ありがとうパパ」

 

鞠莉は一瞬驚いた顔をしてからお礼を言って電話を切る

 

「如何でしたか鞠莉さん?」

 

「…何とか明日の朝まで伸ばしてくれるって」

 

そう言って鞠莉は僕に近づく

 

「ありがとう真也、前から少し思ってたけどパパも貴方には弱いみたいね」

 

「僕は何もしてないよ。それよりも時間が伸びたんだし千歌姉達に伝えて入学希望者を少しでも増やそう」

 

「そうですわね、皆さんも心配している事でしょうし行きましょう」

 

僕と鞠莉はそう言って理事長室に向かうダイヤの後ろを着いて行った




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