ラブライブ!サンシャイン!!〜僕とAqoursの物語〜   作:saint shine

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158話

コンビニから戻ってから数時間が経った

 

「94人」

 

「真也君、約束の時間はまでは?」

 

梨子にそう聞かれて僕は時計を確認する

 

「1時間も無い後6人ならもしかするかも、でも」

 

「6人、後もうちょっとなのに…えい!お願い!お願いお願いお願い!増えて」

 

「千歌ちゃん」

 

梨子が少し心配した顔でそう言う

 

「はあ…一度外にでも出て来たら、ずっと此処に居ても直ぐには変わらないし。少しは気分転換になると思うよ」

 

「真也君…うん」

 

僕がそう言うと千歌姉は持ってたパソコンを置く

 

「曜ちゃんあ…流石の曜ちゃんも睡魔には勝てないか」

 

「寝てないよ、けど待ってるのちょっと疲れて来た。一緒に行こう千歌ちゃん」

 

「私もちょっと外の空気吸ってこようかな」

 

「私も」

 

「それじゃあ一緒に行こう」

 

そう言って千歌姉と曜の2人と一緒に果南と梨子も理事長室を出て行く

 

「後3人」

 

「でも時間はもう…」

 

「お願い」

 

あの後20分経っても戻って来ない4人をルビィに呼び戻して貰いパソコンを見る千歌姉に視線が集まる

 

「真君…大丈夫だよね…」

 

「落ち着いてルビィ」

 

僕は不安そうに見つめるルビィの手を握ってそう言う

 

「98!」

 

「時間は?」

 

「大丈夫…大丈夫…絶対に届く…大丈夫…届く」

 

千歌姉は自分に言い聞かせる様に何度も繰り返しパソコンを見つめるそして

 

「募集終了…」

 

募集終了、そう言った

 

「時間切れですわ」

 

「真…君…」

 

「うん、充分頑張ったよルビィ」

 

「ええ、本当に良く頑張りましたわ」

 

今にも泣き出しそうなルビィを僕とダイヤの2人で抱きしめて何とか慰める

 

「後1日あれば…ううん半日で良い、1時間でも良いそれで絶対大丈夫って…」

 

「何度も掛け合いましたわ、真也もそして鞠莉さんも一晩中何度も何度もですが…もう既に2度も期限を引き延ばして貰っているのです」

 

「ええ、いくらパパでも全てを自分1人の権限で決める事は出来ないもう限界だって」

 

「それに皆んなにも千歌姉にも言ったよね、本当は1度目に延ばして貰った時に100人集まらなかったら諦めるって約束だったって」

 

「それは…」

 

僕の言葉に千歌姉だけじゃなく誰も何も言い返せない

 

「本当に鞠莉のお父さんもギリギリまで期限を延ばしてくれたんだと思う。鞠莉、限界って言ってたんだよね?それじゃあ多分今頃はもう向こうで統合の手続きに入ってるんだよね?」

 

「ええ、真也の言う通りよ」

 

鞠莉は残念そうな声で肯定する

 

「ダメだよ…だってまだ私たち足掻いてない、精一杯足掻こうって約束したじゃんやれる事を全部やろうって言ったじゃん」

 

「全部やったよ、そして決勝に進んだ私達はやれる事はやった」

 

「じゃあ何で学校が無くなっちゃうの?学校を守れないの?」

 

(千歌姉…)

 

「すみません真也少しルビィをお願いしますわ」

 

「うん」

 

そう言ってダイヤは何処かに向かおうとする鞠莉を止める

 

「何処へ行くのです」

 

「もう一度だけパパに連絡してみる」

 

「これ以上言ったら鞠莉が理事長を辞める様に言われる」

 

「鞠莉は僕達の中で一番頑張ってくれてたそれこそ僕達が知らない所でも、でもそのせいで鞠莉が理事長を辞めなくちゃいけないかも知れない何て事になるのは僕もそうだしダイヤも果南も皆んなも望んで無い。受け入れるしか無いよ。学校がなくなるのを」

 

こうして裏の星女学院の統廃合が決まった




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